滑り込みの夏は新生姜
夜、スーパーへ行ったら新生姜がまだ売っていた。
というよりも目に飛び込んできた。
ここ数年、夏に新生姜を使ってジンジャーシロップを作っていたのに、今年はなぜか気持ちが乗らず作っていなかった。
厳しい残暑に終わりが見え、一気に秋めいてきたここ数日。
酷暑にはうんざりしていたので、待ち望んでいた秋がやってきたことに心は踊っている。
しかし一方で、夏との急なお別れに少し戸惑っていた。
自分の中で今年の夏とのお別れをしよう。
新生姜でシロップを作らなければ夏は終われない。
まだ滑り込みで夏に間に合う気がする。
そのようなことを思いつつ新生姜を買って家に帰った。
そしてご飯を食べたりお風呂に入ったり。
それと平行しながらシロップ作りをした。
実はシロップの他にもう1つできるものがある。
生姜の佃煮だ。
ご存知の方も多いのではないか。
シロップを出し切った後の生姜本体。
これを醤油などで味付けして、ゴマと鰹節を加えればあっという間にできる。
この生姜の佃煮が本当に美味しいのだ。
副産物としてできるものだけれど、こちらがメインなのではと思うくらいに大好きな存在だ。
甘辛い味と共に舌にピリリと刺激が走るあの感じ。
たまらなく美味しい。
生姜好きの方はぜひ作ってみてほしい。
今回は思いつきと勢いで夜に作った。
けれど夜に作ったのは少し失敗だった。
あまりにも良い香りでご飯に乗せて食べたくなってしまうから。
ぐっと堪えて明日の楽しみにした自分を褒めたい。
以下は自分用メモ。
毎年作ってから、あれ?と思って調べているので書いておく。
シロップをピンク色にしたい場合は白砂糖を使う!
レモン汁を入れてもピンク色にならない原因は、生姜自体が少し古いから、または茶色の砂糖を使うから。
家に常備してある砂糖は大抵茶色の砂糖なので毎回こうなる。
確かに白砂糖で作った時はピンク色になっていた。
来年の自分が覚えていることを願う。頼むよ自分!
【追記】2024.9.25(水)
①翌朝、大喜びで食べたご飯の画像とジンジャエールの画像も追加。
幸せの味がした。
②ふと気になって調べてみた新生姜の旬の時期。
なんと9〜10月の秋。つまりこれから。
今までずっと夏だと思っていたのでびっくり。
どうやら夏に出回っているものは、ハウス栽培のものらしい。
この事実に慣れるまでしばらくかかりそうな気がする。