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見え方

こんばんは。季節はすっかり秋ですね。

外を歩いているときに吹いてくる風、金木犀の香り、虫の声、などなど、秋って素敵な季節だなあとしみじみと感じる今日この頃です。

今回は宮田がお送りします。よろしくどうぞ

10月2日に「ユニバーサルデザインのまちづくりを体験しよう」という公開講座を中学生とともに行いました。

ユニバーサルデザインとは何か、ユニバーサルデザイン製品の体験、石田真愛さんによる車いすでの生活についてのお話などがありました。

ユニバーサルデザイン製品を改めて見たり、触ったりしてみて、やはりよく考えられている製品だなあと感心しました。「誰にでも利用しやすい製品」を考えるのは、普段から物事をよく観察することが大切だと気づかされました。石田さんが、「雨の日は傘をさしながら、移動することが難しい」とおっしゃっていて、「そういや、傘にももっと機能のバリエーションがあったら良いのにな」と思いました。

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石田さんによる車いすでの生活についてのお話もとても勉強になりました。最近ではユニバーサルデザインの空間も増えてきているけれど、まだまだ日本では十分ではないよねという話や、その空間を作るだけで使ってもらえないような位置にあるとか、サイズでは意味がないよねという話がありました。これはこれからも建築を学んでいく上でよく考えて計画しなければならないことだと感じました。

お話の中で、「自分が良いと思っていても、相手にとって良いとは限らない」というのがあり、これが100%合っているというのを判断するのが難しいからこそ、”対話”をしながら一緒に考えていくことが必要だと思います。また僕は、知らず知らずのうちに固定概念に縛られて、これはこうだろうと決め付けてしまうことがあります。そうではなく、これからは一歩引いた視点からこのような場合もあるのか、じゃあこうしよう、というふうに物事を多角的に見て考えたいです。

というわけで、終わりにしたいと思います。

秋刀魚も食べたいし、栗ご飯も食べたいし、焼き芋も食べたいし、食べたいものだらけです。健康に気を付けて秋を楽しみましょうね。

では。

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