後手雁木に土居矢倉3:△54歩型待機策

今回は、後手がひたすら待機し、千日手を狙ってきた場合を見ていく。

図1

図1から、▲46歩△42玉▲47銀△33桂(図2)が後手の待機策。


図2

結論から述べると、これは千日手にせざるを得ない。
▲26角には△53金でつまらない。


参考図1

これが△31玉と寄ってから△42玉だと、参考図1のようになるが、△33桂が入っていないため▲26角で先手+150程度。

この待機策を打破できないため、先手でこの作戦を使うのはやめることにした。中身の薄い記事だが、千日手なのでしょうがない(?)。

後手であれば雁木側は今回の作戦だけ用意しておけばよい。次回以降は、△54銀型を見ていくことにする。

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