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第三章 恋 春は解くるもの

紫式部は藤原宣孝と言う人物と結婚しています。
大河ドラマでは佐々木蔵之介さんが演じています
主人公のまひろの家に度々訪れていますね
まひろの父親とは親戚筋にあたるようです。
まひろとは20歳位離れた人だったようです。

紫式部は996年に父親が越前の守となったため、父親について京都を離れ、そこで暮らしていた。そこへ、都から宣孝が遠路はるばる文をよこしてきたと言う様子が書かれていました。
その時、紫式部はもう20歳を過ぎていた、誘ってくれる男は貴重な存在。なので、文が来た時はいつも一応は目を通していたようです。

宣孝にとって紫式部は4番目の妻と言うことになっています。宣孝も、女性関係が多々あったようで、紫式部はこれに悩まされたようです。

宣孝については、清少納言が「枕草子」で書いているという。


修験道の霊地である吉野山の蔵王権現に
お参りするときには通常は質素な姿で行くのが決まりだそうだが、この時宣孝は派手な衣装で行ったらしい。
このことについて清少納言が批判的に書いたと言う。

理由はなぜか?
清少納言の父親は、この年に流行病で亡くなったと言う。肥後の国で亡くしていると。その他、諸々の国司たちが、次々と亡くなって、その空席になった官職に、宣孝がついたのが気に入らなかったらしいのでは?と。

宣孝は自分の父親と違って、世渡り上手で明るい性格の人だったらしいです。
結婚生活はわずか3年
残念ながら夫の宣孝は亡くなってしまったそうです。

大河ドラマを毎週見てますが、佐々木蔵之介さんの着ている衣装が、私の目から見ても、なんとなくその場に合わなくて
派手?に見えるので、清少納言の枕草子の布石かなぁと思ってみています。

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