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NHK夜ドラ「作りたい女と食べたい女」

NHKプラスでスマホから見ています。
私が見始めたきっかけは、地上波のNHKでの
2分くらいの番組紹介をみて主人公の比嘉愛未さんの笑顔が素敵なのと
美味しそうなお料理が登場するみたいなので
みようかなと思ったのがきっかけです。
はじめから見ていたわけではなく
NHKプラスで今年に入ってから、9.10.11.12回を見ました。

お料理を通じた女性同士の友情を描いたものかな・・・と思っていたのですが、
比嘉愛未さん演ずる女性は、女性が好きないわゆる「レズビアン」というもので、
番組の横軸が、ジェンダーとかLGBTとかそういったものがテーマなようです。
番組全体が静かな日常を描いていて、淡々としていて
お料理もよく出てくることから群ようこさんが原作の「かもめ食堂」と
雰囲気が似ているなあと思いました。

私はジェンダーとかLGBTの方たちの抱えている問題はよくわからないし
そういった気持ちは理解ができませんが、
そうした方々をいじめたりすることは良くないと思います。

ドラマに登場する比嘉愛未さん演ずるレズビアンの女性の日常は
ほんとに普通の日常を送っていて、私と変わらない日常を送っている・・・

もしかしたら、日本全国、性的マイノリティーと呼ばれている人たちも特別な生活をしているわけではなく、働いて納税して、ごはん作って生活してって私と同じ日常を送っているのかもしれないと思いました。


ただ、主人公の職場の若い同僚が比嘉愛未さんに理解を示していたところを
見ていて、(この女性は、性的マイノリティーではありません)

「都会に暮らす今どきの若い女性は考え方が新しくてこうなのかな・・・地方に住む私の周りだとこうした考えの人って若い人でも少なそうだなあ」と思いました。

今は亡き義母が、かつて自分の女学校時代の同級生にレズビアンのカップルがいたと話してくれたことがありました。
義母は昭和5年生まれです。女学校に通っていたのは戦前戦中です。
当時からそうした方々はいたわけですね。
今は、自分が性的マイノリティーだということを声を上げて宣言している人たちも多くなったけれど、昔はそうした人たちはひそやかに暮らしていたようです。

義母はその同級生がレズビアンだと知ったのは、義母が女学校を卒業して以降のことだそうで、2人のことを仲はいいとは思っていたけれど、女性同士の友情とかそういうのとはちょっと違うな・・と感じていたそうで
それは義母だけでなく周りの同級生も知っていたようです。
卒業後、その二人は一緒に暮らし始めたそうです。

だからといって、何するわけでもなく、同窓会が開かれると楽しく
そのカップルに対しても義母も周りの同級生も普通に接していたそうです。

性的マイノリティーということは、非情に繊細な問題だし、本人にしかわからない苦しみもあると思います。
もし今後私の周りに性的マイノリティーの方たちが出現したとしたら・・・
義母のように普通に接していきたいけれど、私のことだから変に気を使ったり戸惑うと思います・・・

ただ、心は女だけど、体は男の人が、女性用のお風呂やトイレに入り込んでくるのだけは勘弁してほしい・・・・と思いました。



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