VIVANT第6話感想

F誕生の経緯が明かされる第6話、観ました。
※例によってネタバレ全開なので、鑑賞後にお読みすることをオススメします!


Fの存在

私はてっきりバルカでの過酷な環境下でFが生まれたのだと思いましたが、児童養護施設時代に現れたのですね。(バルカで元はできているのかもしれませんね)

隼人くん(現在の乃木さん)が『消えてしまいたい』とうずくまっていた時に、ちびFが鉄琴?を叩きながら隼人くんを激励していましたね。
子どもで別人格なのに、アメリカのミリタリースクールに入学なんて知識、どこで手に入れたのでしょう?お父さんに刷り込まれたのでしょうか…?
あの隼人くんとちびFのやりとりで、隼人くんが弛まぬ努力と才能を磨くことを続けたから優秀な別班メンバーになれたのだということがわかりました。なよっとしているけれど、結局の意思決定権や実力は隼人くん・乃木さんにあるんですね。

そして、消えてしまいたいほど苦しかった隼人くんは、心の底では『生きなければ、強くならなければ』と思っていたんだと思います。Fは乃木さんの弱さから生まれたのではなく、強さが具現化された存在なのだと私は思いました。

公安 VS 別班?!

野崎さんのウインク、かっっっこ良過ぎじゃありません??素敵過ぎて悶えました。何回かリプレイしたかったです。

お互いに腹の探り合いを見せない表面上のやり取りにはこちらが勝手に固唾を飲んでしまうほど自然でした。さすが…ハラハラさせやがるぜ…

でも野崎さん、乃木さんを追っかけているだけだとやっぱりどうしても出遅れてしまいますよ。
チンギスと野崎さんが手を組んだように、今後どこかで公安が協力を申し出て別班の手足となって動く胸熱展開が待っていることを期待しています!

さて、太田さんもといブルーウォーカーを1億円でゲットした別班。
くーーーーーーっ!優秀な人材を手に入れるためにはお金を惜しまないってか?痺れるぜ!

太田さんの信頼を得るために、ある動画を見せた黒須さんと乃木さん。山本・絞首刑の際にどうして黒須さんがスマホで撮影していたのかがここで明らかになりました。
すごい、こういう展開まで見越して??
や、元々客観的な証拠映像を撮る決まりなのかもしれませんが、とても有効な使い方ができた場面なのだと思いました。

乃木さんと黒須さんの連携、放ったバナナがナイフの投擲で壁にグサッ!て、すっすご〜い!

愛と冒険の物語

乃木さんの、愛と冒険の物語、それがVIVANTなんだと確信しました!

家族愛

世界が忘れもしない9・11の話がドラマの世界でも登場しました。その大テロをきっかけにサムも自衛隊に入隊したようです。その際の理由は「愛する家族を守りたい」でした。
愛する家族のいない乃木さんは、それを日本とすることにしたんですね。

ノゴーン・ベキ、テントのリーダーと成り果てた父を、そうと知っても会って話をしたいという乃木さん。乃木さんの中にはやっぱり両親の愛を求めているところがあるから、Fのようには非情になれませんよね。

親愛?それとも恋愛??

薫さんが、術後いっこうに目を覚さないジャミーンに「一緒に生きよう」と優しく語りかけていたところは、こちらも泣いてしまいました。

第6話、ジャミーンの大手術を終え山場を越えた二人は、より仲が接近しましたね!
乃木さんが慣れない手つきで薫さんを抱きしめる場面、何か、「そこの腕はもっとこう!」て私の中のダンスの先生が出てきてしまいそうになるくらいいじらしかったです。

薫さんも乃木さんの想いに応えるかのように家を訪問して…いい感じに…フゥーーーッ⤴︎
いいところで現実に意識を引き戻す着信があり今回はここまで〜でしたが、回を重ねてまた二人の間柄には展開があることでしょう!

でも、私、うっかり他の考察なんかを見かけてしまって、薫さん、本当は医者ではないかもしれない説があるんですよ……
乃木さんは多分知らないで気持ちを寄せている気がします…乃木さん引きが悪いというか何というか…才能に運もつきものですよねー。

まとめ

全10話のVIVANT、後半戦に突入しました!
サラッと流れた次回予告の映像では、ニノにナイフ?を突きつける乃木さんがいたようなどうなのか。どうなんでしょう?!

ベキの正義とは。父は、何故テントのリーダーと化したのか。ジャミーンは誰にとってどのような存在なのか。まだ明らかになっていないことはまだまだ残っています。

やはりバルカの大地にその鍵はありそう、ということで、舞台は再びバルカに移るそうです!

来週も楽しみに生きるぞー!

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