部屋の窓を開ける
花粉の季節が終わって、ようやく窓を開けられる日が来た。
冬は寒いので、必要最低限の換気にとどめ、春も花粉が飛んでいるので、必要最低限の換気しかできない。
そういった制約から解き放たれ、いつでも窓を開けられる季節だ。ちょうど新緑の緑が色鮮やかに芽吹き、そよぐ風もどこか心地よい。
テレワークで自宅にいる時も、休みの日に家にいる時も、窓を開け放って空気の入れ替えを行うと非常に心地がいい。
閉じこもっていた気分も晴れやかになる。
風が吹いて、カーテンがそよぐ様子を見ていると、なぜか落ち着く。春一番のように突風が吹くわけでもないので、爽やかな風に当たる。
そのうちに風鈴を出そう。季節が巡り夏が近づいてくることを教えてくれる。真夏になると窓はまた開けられなくなってしまうので、この少しの間の季節を存分に楽しむことにしよう。