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「でも」も「だって」も関係ねえ!

こんにちは南仙台の父です。
今回はちょっと別の視点からのお話です。
ほんとは怖い話をしようと思いましたが、たいして怖くもねえので気が
変わってやめました。(これは別の機会にします。)
今回は「でも」と「だって」についてです。
この二つの言葉は本当に便利ですけど、人の価値をゲキ下げする効果が
あります。
今回はそんなお話です。

①コンサルティングがみた「でも」と「だって」
 ほぼ本業になってきたコンサルティングの中で、私の主戦場となるの
 が人事領域です。
 色々な方と商談や相談などでお話をする機会もいただきます。
 そんな中でどうしても気になっちゃうのが、「でも」と「だって」の
 二つの言葉です。
 この二つの言葉の後には決して肯定的な文章は並びません。
 時々、「でも、この次はきっといいこともあるよ!」とか、使いよう
 によっては良く見える場合もあります。
 しかしながら、この二つの言葉には負のオーラが充満しています。
 「でも、この次はきっといいこともあるよ!」も励ましではあります
 が、ポジティブ感は弱くて慰めの領域を超えてません。
 コンサルティングでは決していい状況のはずはなく、悪いからこそそ
 の状況を脱したいからの目的があるわけで、お会いした方々からこの
 二つの言葉を聞いた場合には、かなりの確率で改善は失敗することが
 多いと感じます。
 「でも、うちの社員には難しいかも・・・。」、「だって、そんなこ
 とで改善できるならとっくにやってますが・・・。」という文章がど
 んどん続き、更に負のオーラの修飾語ともなる「どうせ」という大御
 所まで登場します。
 「どうせ、うちの会社には無理だと思います・・・。」
 確かに今まで散々悩み抜いて、そこに至った結果なので致し方ない面
 もありますけど、トップや部門長クラスの方々がこれではどんないい
 コンテンツがあっても無理でしょうね。
 もちろん、変な自信に満ち溢れたトップもダメですけど、そんな会社
 ならコンサルティングなんて頼んできたりしませんからね。
 会社の組織の中でも「でも」と「だって」が飛び交うようになっては
 末期の状況です。
 この状態だと「ブラック企業」というよりは「デス企業」の状態に至
 ってます。
 「でも」と「だって」、更に「どうせ」なんて言葉が企画会議とかで
 飛び交ったらどうしますか?
 そんな時は腹を決めて転職しかありません・・・。😅
 時々、「でも」「だって」症候群の方を見かける場合がありますけど
 、そうした方は周囲も巻き込む負のオーラがあり、「生きるブラック
 ホール」といっても良い存在になってます。
 だいぶ前ですけど、面談で三時間もの間に「でも」と「だって」を聞
 いた時は悪い霊がいっぱい憑いちゃったのと同じくらい疲れました。
 良い状態にしたいのなら、「でも」と「だって」は卒業しましょう!
 「でも」と「だって」が多い人は肝臓とか悪くなりますからね。
 要注意です・・・。

②運気的な影響の「でも」と「だって」
 コンサルティングの現場からいえば、多少の愚痴や不平不満はあって
 も、「でも」と「だって」があまり出て来ない企業のコンサルティン
 グはかなりうまくいくと感じます。
 もっとも、コンサルタントの先生が「でも」と「だって」の達人なら
 無意味にはなります。(たまに居ますのでお気をつけください。)
 今度は運気との関係なんですけど、「でも」も「だって」も簡単な言
 葉なので、不意に使ってしまうという危険性があるやっかいな存在で
 あり、この常習性は運気には大変大きな影響を与えていきます。
 自分だけならいいですけど、周囲の人や会社や学校、地域や国までも
 負のオーラだらけになってしまう力があります。
 私は政治なんかには何も期待してませんし、会社がとか役所がとかい
 った他人任せの考え方もありませんし、自分のことは自分で決めない
 と気が済まない人なので、周りがどうであろうが気にしません。
 (これで大きな痛手を食らうことも多々ありますけどね。😅)
 人って他人や社会を変えるだけの力なんてありませんから、自分しか
 変えられないので、自分を変えることだけしかできないわけです。
 みんなが一斉に自分を変えたら、そりぁもう大きく社会は変わります。
 でも、みんなが変えたら一気におかしくなるリスクもあるので、世の
 中のバランスを取るために、一定の数のネガティブ・心配性・変えた
 くない派の人も存在するよう作られています。
 ただ、こういう人すべてが「でも」と「だって」信者だったらかなり
 ヤバいことになります。
 周りにこうした人がいたら、確実に自分にも移ってしまうと思った方
 がいいかもしれません。
 「どうせ」を発する人は重症なので、人によっては致命的なリスクを
 受けることにもなりかねません。
 そのためにも、自らを守るためにはこうした負の力を跳ね返すだけの
 防御力が必要となります。
 別にミサイルやシェルターが必要なわけではありません。
 「でも」と「だって」を絶対に使わないを心がけるだけでもだいぶ防
 御できます。
 こうしたことを心がけていくと、話す言葉も文章もポジティブな方向
 に向かっていくので、そうすることで自分の運気を上げることをひた
 すらやっていくしかありません。
 先ほども書きましたけど、他人は家族であっても変えられません。
 変えられるのは自分だけですから、まずは自分がポジティブに考えて
 、周囲とは関係なく勝手に運気を上げてしまうしかありません。
 そうすると、だんだん周囲の人たちも変わっていきます。
 「でも」と「だって」が多い人が、こうした負のワードを出すのを控
 えてきたり、「でも」と「だって」を撒き散らす人が環境に堪えられ
 ずに去っていくこともあります。
 
「でも、そんなに簡単にはできないでしょ。」とか、「だって自分を変
えることができたら、とっくにそうしてますけど。」っていうあなた。
そんなに難しい話でもないんですけどね。
「どうせ、もう自分には無理だから。」
まあまあ、話はわかるんですけど、コンサルティングも鑑定も実は両方
重要な共通点があります。
どちらも、変えるやり方や考え方は示せても、実際にやるのは受ける方
の側になりますよね。
やるもやらないも実はあなた次第になります。
「でも、やっても無理だと思うし・・・。」
「だって、失敗したらもっと落ち込んじゃうし・・・。」
「どうせ、やっても変わるわけないし・・・。」
その時点でコンサルティングも鑑定も全く意味な~し、です。
変えること、変わることが前提ですからね、両方とも。
騙されたと思ってやってみてはいかがですか。
まずは、「でも」と「だって」を使わないようにすることからでも。

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