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【デジカ】デッキの作り方(初心者編)
こんにちは。
このページを開いてくださったということはデジモンカード、通称デジカに興味を持ってくれた初心者の方でしょうか?
今回は初心者向けのデッキ作り講座ですのでもし経験者の方でしたらあまり参考にはなりませんのでご了承ください。
自分でデッキを作ってみたいけど作り方がわからない……という方の第一歩を紹介します。
もし反応があればさらに進んだデッキの作り方も紹介してみたいですね。
デッキを作る上で必要なルール
簡単にデッキを作る上での最低限のルールから説明します。
デジカではメインデッキ50枚とデジタマデッキ0〜5枚で構成されます。
メインデッキは50枚ちょうどでなければなりません。
デジタマデッキは5枚以下であれば好きな枚数にしてOKです。
また、カードにはカードNo.が振られており基本的には同じNo.のカードはメインデジタマ問わず4枚までしか入れる事ができません。
例外を3つ説明します。
1.制限、禁止、禁止ペア
一つのデッキに一枚しか入れられない制限カード、一枚も入れることのできない禁止カード、特定の組み合わせでデッキに入れることのできない禁止ペアというものがあります。
詳細はこちら。
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我々は、この世界にとって必要が無いと言うのか!? 無意味だと言うのか!?
2.デッキに50枚まで入れることのできるカード
いくつかのカードにはデッキに50枚まで入れることができると書かれているものがあります。
この場合枚数に制限なく自由に入れることができます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135357797/picture_pc_9657c7b3d4af2785d70c9509f8557298.png)
3.特定のカードNo.としても扱うカード
合計で4枚までしか入れられません。
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さて、ここまでわかればあとは自由に作って良いのですが、とはいえそれでは現時点で2000種類を超えるカードから作らないといけなくなり非常に大変です。
[ステップ0]スタートデッキ
そこで初心者が最初にやってみて欲しいのは、
構築済みデッキ(スタートデッキ)を購入することです。
こちら最初から遊べるようにデッキが作られていますので一つ買えばデッキは完成です。
おすすめ度は、
定価が高いほど、同価格帯であれば新しいほど強いと思って貰えば大体あってます。
バンダイさんも商売ですので仕方ないですね。
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――ですが、買っただけでは「自分で組んだ」とは言えませんよね?
そんなあなたに次のステップの紹介
[ステップ1]スタートデッキちょい足し
同じスタートデッキをもう一つ買いましょう。
スタートデッキには4枚入っていないカードもあります。
メインデッキの枚数は50枚ですから仕方ないですがエース級のカードが2枚となっているのでその分については買い足し必須です。
中古でシングル(一枚ごとの販売)で買うことに忌避感がなければそちらの方が金額的にはお得になりやすいです。
近くのカードショップで取り扱っているか覗いてみたり、最近ではオンラインで買うこともできます。
ここで枚数を入れ替えたカードでどんな変化があるのかプレイして楽しめると良いですね。
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特典カードもありますので一つ購入だけでも組み替えることが可能です
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すっごく簡単に変えた理由を説明しますと、
2枚しか入っていないカードはめちゃくちゃ強いので増やしましょう。
セントガルゴモンACEについては強いのですがオーバーフローというデメリットを内蔵しているため使い方に慣れるまでは一枚減らしてみました。
そして増やしたダブルタイフーン(オプションカード)で登場できるようにLv3を増やしました。
セントガルゴモンはラピッドモンであればLv4,5どちらからも進化できるのでラピッドモンは増やしてアンティラモンをその分減らしました。
テイマーは多すぎても上手く欲しいカードが引きにくくなってしまうので使いやすい枚数に調整しました。
[ステップ2]1から組み立てる
それでは最後に新しくデッキを作る方法の紹介です。
新しく、とは言っても[ステップ1]で作ったデッキから作り直しても構いません。
デッキを作るにあたって一番最初に考えるべきは一つ。
そのデッキでやりたいことを決める。
これにつきます。
具体的に言いますと、下の三つが多いのではないでしょうか。
・使っていて好きな(強い、楽しい)動きがしたい。
・強い(かっこいい、可愛い)推しデジモンで勝ちたい。
・コンセプト(好きなデジモンの進化ラインだけで構築するなど)でデッキをまとめたい。
ちなみに下に行くほど勝つのが難しくなりますがデッキを作る、調整する楽しさは大きくなると思っています。
それではまたダブルタイフーンをベースに考えていきましょう。
ここではやりたいことを「可愛いテリアモン、ロップモンを活躍させたい」と決めます。
まず考えるのは一年以内くらいに発売したスタートデッキにテリアモン、ロップモンをメインにしたデッキがあるか調べてみましょう。
今回はダブルタイフーンが該当しました。
今回はスタートデッキがありましたのでこちらをベースにデッキを作り上げていきたいと思います。
その為に、そのデッキでどうやって勝つのかをイメージしましょう。
デジモンカードは基本的に相手のセキュリティを0にして、最後にプレイヤーに攻撃ができれば勝ちです。(他の勝ち方は割愛します)
つまり相手がこちらのセキュリティを削るよりも早く攻撃していかなければなりません。
収録カードで目につくのは、
・連携
・ジャミング
・ブロッカー
・DP-
・アーマーパージ
・退化
・ACE
・進化コストマイナス
これらの効果がありますので、それがどんな強さ(勝ち方)があるのか確認していきましょう。
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2体のデジモンの力を合わせて高いDPで攻撃し、セキュリティを削る際にはもう一枚追加で削ることができます。
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セキュリティとのバトルで負けてしまってもバトルエリアに残ることができます。
バトルエリアに残る=次のターンにまた攻撃できるということなのでこちらも強力です。
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相手より先にセキュリティを減らす→相手がこちらのセキュリティを減らせなくすればその分こちらの方が早く相手のセキュリティを削れますので、相手の攻撃を止めるのもバトルを有利にしてくれます。
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相手のデジモンのDPを下げる事で相手のデジモンを消滅させる事を目指します。
相手のデジモンが残っているとこちらのセキュリティを攻撃されてしまったり、自分のバトルエリアにいるデジモンが倒されてしまう危険が残るので倒せる相手デジモンはなるべく早く倒してしまいましょう。
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消滅してしまう時に退化する事でバトルエリアに残る事ができます。
これはセキュリティを攻撃して負けてしまった時や相手のデジモンに攻撃された時等にバトルエリアに残る事ができますので、次のターンにまた攻撃する事ができます。
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相手のデジモンが強力なデジモンに進化してしまい倒せない時に相手を退化させる事で弱体化させる事ができます。
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カウンタータイミング(相手がアタックを宣言し、それに伴う効果を全て完了させたあと実際のバトル行う前にあるタイミング)に使うことのできる効果、ブラスト進化を持っています。
その名の通りこのデッキのエース級の切り札にカウンターとしてコストを支払わずに進化できます。
その強力な効果でピンチをチャンスに変えてしまいましょう。
倒されてしまうとオーバーフローという痛手を負ってしまうのでここぞという時に使いたいですね。
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事前に準備しておけば少ないコストで自分のデジモンを進化させていくことができます。
時には相手の効果を受けない安全な育成エリアで準備をしておき、相手のバトルエリアに出て来たデジモンを後から倒すことで有利になる状況もあります。
対戦してみて今が準備の時なのか攻めの時なのか見極められるようになりたいですね。
ウォレスであればバトルエリアに複数あっても重複して使えるのも強いです。
どうでしょうか?ダブルタイフーンでどうやって戦うのかイメージできたでしょうか。
では、今回のデッキでやりたいことであるこの2枚をどうやって活躍させるのか考えてみましょう。
基本的にデッキは活躍させたいカードややりたい動きに必要なカードを決めてから相性の良いカードを探しながらデッキを組んでいきます。
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テリアモンで準備を整える。
ロップモンで連携を付与して攻撃。
大まかな仕事はこれになります。
テリアモンから考えましょう。
テリアモンの役割は攻撃するための準備です。
では誰を出せば準備になるのでしょうか。
そこで役に立つのがバンダイが提供しているこのアプリです。
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こちらのデッキ作成ページで探してみましょう。
テリアモンの効果で出せるのは緑のテイマーかロップモン名称を含むデジモンですので、
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色、緑で検索
検索してみました。
私のおすすめはスタートデッキにも収録されているBT8-091ウォレスです。
ウォレスについては上でも言っていますが進化コストの軽減で次の進化準備をするためのカードです。
もちろんスタートデッキに収録されている李健良でも良いですが、これから組んでいく形とはあまり相性は良くありませんので今回は採用を見送りました。
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この中から進化条件も踏まえ緑から進化できる、緑を含むロップモンを探していきます。
私のおすすめはEX6-032ロップモンとBT16-067ロップモンX抗体です。
ロップモンを効果で低コストで出して相手のデジモンを寝かせてバトルで倒したり、ロップモンから0コストで進化したり、登場させたりしたロップモンX抗体でDP+3000してパワーアップして攻撃しましょう。
そんな強力なテリアモン、ロップモンを支えるのがこのオプションカード。
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つよつよかわいいオプション
このカード一枚で手札に足りないカードの補充(準備)と動き始めたい時の展開ができる優秀なカードです。
(ロップモンX抗体は登場できないので注意!)
セキュリティから捲れた時のセキュリティ効果も強力で隙がありません。
テリアモンでの展開に加えこのカードでも展開する事ができるのでこのデッキのLv3はテリアモンとロップモンでできるだけ揃えましょう。
ではロップモン側から見た動きとしてはどうでしょうか。
バトルエリアに他の自分のデジモンがいるかダブルタイフーンで並べられる状況になったら連携効果を攻撃のできる自分のデジモンに付与します。
その後連携して攻撃!といきたいのですがLv3のままではセキュリティのデジモンに負けてしまい倒れてしまうので、攻撃役のデジモンは進化しているか付与した後に進化させてから攻撃させましょう。
おすすめは、ジャミングでセキュリティバトルで負けないガルゴモンやアタック時(正確にはレストした時)にセキュリティのDPを下げることのできるラピッドモンなどがおすすめです。
ラピッドモンはアーマーパージを持っているので一度なら耐えてくれるのも頼もしいです。
今回はメインカードをLv3であるテリアモン、ロップモンとしたのでそこから順にLvを上げて考えていきましょう。
Lv4ですがスタートデッキのラピッドモン、ガルゴモンは上述しているように相性がいいので入れましょう。
そうすると枚数が埋まるので次のLvを考えていきます。
Lv5もスタートデッキの2枚が優秀なのでそのまま採用します。
他にも色んなアンティラモンがありますのでLv4をラピッドモンにせずトゥルイエモンやウェンディモンといったカードにするならそちらを採用するのもありです。
今回は組みやすさを重視していきたいのでスタートデッキのままにします。
枚数調整で一枚増やすのはEX4-036ブラックラピッドモンにしてみました。
アンティラモン同様連携を持っていて強力なアタック終了時効果も持っています。
Lv6は進化時もアタック時も優秀なセントガルゴモンACEを切り札にします。
ケルビモンは相性がいいのですが、多すぎてもデッキをうまく動かしにくくなってしまうので枚数を調整します。
これで一通り出来上がったのがこちら。
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今回のスタートデッキが非常に優秀だった為そのまま採用しているカードも多いですが、その分作りやすいデッキになったと思います。
他にも、
テリアモン
ロップモン
ガルゴモン
トゥルイエモン
ウェンディモン
ラピッドモン
アンティラモン
セントガルゴモン
ケルビモン
これらの名前で調べて出てきたカードは相性のいいカードが多いので自分だったらどれを入れるか考えるのも楽しいですよ。
アニメで活躍したデジモンなどはその進化の流れが再現されている事が多く、相性が良い事が多いです。
何故デッキの各Lvがこういった分布になっているのかなどは次回以降デッキの作り方(初級編)を書く事があれば説明していこうと思います。
何もわからない方は1からデッキを組む際は少なくともデジモンに関してはこの枚数通りにすると使いやすいデッキになるのでおすすめです。
おわりのあいさつ
以上、初心者向けのデッキの作り方でした。
初心者向けと言いつつ結構な文字数になってしまいすみません。
綺麗にまとめられる方は凄いですね。
新スタートデッキについて。
今月末には新しいスタートデッキが発売します。
デジカコミカライズ企画との連動ですのでそちらと合わせて楽しみですね。
コミカライズの展開に合わせて今後こまめな強化が来ると思われますのでこれから始める方、新しいデッキを作ってみたい方は要チェックです!
公式X(旧Twitter)では定期的に収録カードの公開がされていますよ。
もしこのnoteが参考になったという方が反応をくださればモチベ上がって次のステップに進んだデッキ作り講座を書くかもしれませんのでよろしくお願いします。
書きました。
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