わたしは今、世界一ありえない人と暮らしている。 私の父が転院する時、『車のシートが点滴とかで汚れたら臭いも汚れも取れへんから使うなよ。それやったらレンタカー借りてくれ。』…ありえない。
わたしは今、世界一ありえない人と暮らしている。 明日は、旦那の健康診断の日。 普通に揚げ物のおかずを出した。すると…。 『お前は、俺の明日の健康診断の結果を悪くする気か！』と。 ん～～。やっぱりなんか、ありえない。
わたしは今、世界一ありえない人と暮らしている。 今、子供たちは小学生から携帯を持ってる時代。 クラブ連絡もLINEグループを作るほどだ。 持たせてあげたいと話し合いをしようとしたら、 『俺は、持たなくていいと思う。でもお前が持たせたい、使わせたいと思うなら、お前が金を出せ。俺は知らん。』 話し合いたかったのに、結局話にならなかった。 …ん～。なんかやっぱちょっと違うような…。
わたしは今、世界一ありえない人と暮らしている。 朝、私が洗濯物を干してたら、同じリビングにいる主人は、 いつもテレビと電気を消して 会社に向かう。 私、すぐリビングに戻りますけど… テレビも電気も、消して行く？？
わたしは今、世界一ありえない人と暮らしている。 今日もお疲れ様です。 息子は、小学生の頃、空手を習ってた。 ある日、試合に負けた時、 主人は、息子に何て言ったと思います？！ 『習ってた時間と金を返せ！』 挙句の果てには『お前が空手を習ってる時間、お父ちゃんは1人でご飯食べてたんやぞ！その時間も返せ！』と…。 そうじゃないでしょ。毎回、言い合いになる夫婦でした。
わたしは今、世界一ありえない人と暮らしている。 息子がまだ、0歳の頃…。 私は主人に『ちょっと見ててね』と、 ひとりでお風呂に入る。少しだが、貴重な1人の時間。 湯船に浸かって数分もたたないうちに、息子の鳴き声…。 主人は、抱っこして、すぐお風呂のドアの前へ。 『もうすぐお母ちゃん上がってくるからなぁ～待っててやぁ～』と、泣いてる息子を抱っこしたまま、ドアの前から動かない。…うぅ、お父さんなんだから、ちょっとくらい頑張れ。
わたしは今、世界一ありえない人と暮らしている。 息子が、話の途中で『僕の家』と言った。 すると、主人が『この家はお父ちゃんの家じゃ。お前の家じゃない。自分で家を買ってから自分の家と言え！』と。 ……なんか違う。
私は今、世界一ありえない人と暮らしている。 離婚したいと思いながらズルズル時間が過ぎてしまった。 分かり合おうとするのは、やめた。 今となっては、分かり合いたくない。 あてにせず、期待せず、深く話さず関わらず、毎日を送っている。 お金を貯めて、出ていくまでを、ここに書いていきたい。 そしてなぜ、世界一嫌いなのか、書いていこうと思う。
