胃がん(46) 後期ダンピング症候群と、抗がん剤ティーエスワンの副作用
後期ダンピング症候群と、抗がん剤ティーエスワンの副作用が混同しがちなのでここにまとめておく。
ティーエスワン
副作用がなぜ出るのか
がん細胞だけでなく、正常な細胞にもダメージを与えるから
どんな副作用があるのか
吐き気、食欲不振、口内炎、発疹、下痢、色素沈着、流涙
(大鵬薬品工業のパンフレットより)
対策は
食欲不振=食事の工夫など。
後期ダンピング症候群
なぜ出るのか
低血糖が原因。胃から食物が急速に腸に流れて雪接種した糖質が急速吸収されると、一過性の高血糖を生じる。それに対してインスリン(血糖値を下げる働きをするホルモン)が過剰に分泌されることで、さまざな低血糖症状が出現
どんな症状があるのか
食後2-3時間で見られる。空腹感、だるさ、冷や汗、無気力、どうき、脱力、めまい、手指の震え、呼吸が早くなる、頭痛、湿疹など
対策は
甘いもの(アメ・ジュース・角砂糖)などを摂る。いつ起きても安心なようにそばに置いておく。頻発する場合には食後2時間くらいに糖質を多く含む補食を摂るように
(「胃を切った方の快適な食事と生活のために」胃外科・術後障害研究会・編より)
今日の自分にあらわれているのは頭痛、気持ち悪さ、食欲不振。いずれも、補食を摂ると少し軽減する。抗がん剤ではなく後期ダンピング症候群かもしれない。ただ、頭痛と気持ち悪さは補食をとっても続いている。なんなのだろう。静かにやり過ごすしかないか。
朝食
ごはん 梅干し
カボチャ煮付け
ブロッコリー
ヨーグルト ジャム
午前の補食
プリン
昼食
つけ麺
ヨーグルト
フルーツゼリー
午後の補食
ゼリー飲料
夕食
ごはん
カボチャ煮付け
ほっけ開き
夜の補食
ところてん
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