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干支

所属してしている組織で、定期的に原稿依頼がある。
「班特集」というのは、書けない人は班長に理由を述べるように、
とのことなので、班長に電話をして喋るよりは書いてしまった方が楽なので書くことにしている。

もう一つ書くようにしているのが、新春随想「干支を迎えて」というお題だ。
来年還暦を迎える卯年の私は、この原稿は三巡目である。
36歳、48歳、そして今回、ということになる。

子どもの頃、「50代の大人」なんて、もう人生終わりかけた年寄りだと思っていた。
いろんなことなーんでもわかっていて、あらゆることを体験していて、と。

実際、自分がその年代になってみると、別になーんでもはわかっていない。
「この年で初めて知った!」ということも、まだまだたくさんあるし、
行ったことのない土地も、国内でもたくさんある。
出不精の私、このあとの人生で、外国へ行くことはおそらくないと思う。

少し前にSNSで流行った「経県値」というアプリで、私が住んだこと、旅行で訪れたことはおろか、交通機関で通過したことすらない県は、
富山県、福井県、岐阜県、鳥取県、高知県、愛媛県、香川県、佐賀県、だとわかった。
徳島県も、通過したことしかないので、四国、ほぼ全滅。
全県制覇を目指してみたい。まずは、岐阜県からか。

干支には関係ない話題であった。
ちなみに、私の実家は、亡父戌年、亡母寅年、妹未年で、亡母だけが極端に気が強く、ほか三人はおとなしめだった。
卯年の人は穏やかな印象があるが、実際どうだろう?
この原稿が出揃った時に、なんとなくわかるかもしれない。

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