見出し画像

育児エッセイ③我が家のお風呂は鍋スタイル

こんにちは、みはらです。
もう11月。息子が生まれてから3つの季節が過ぎ去ろうとしています。
6か月半になる息子は、まだおすわりはおぼつかないものの
おもちゃを落として遊ぶことを覚えたようで
バウンサーに座っている息子に
「かみかみみつばち」という歯固めのおもちゃを渡すと
しばらくかみかみした後、目を離したすきにぽろっと手から落とします。
そうすると大人が寄ってきて助けてくれる、
ということを覚えたのかもしれません。
私が「あれ落ちちゃったねー」と拾うと、
にやっと笑うようになりました。

今日はそんな息子とのお風呂のお話です。

我が家のお風呂①沐浴スタイル

新生児期

うちでは新生児の頃からずっと夫が子どものお風呂を担当してくれています。
私が入れたのは、入院中に一度産院で練習した時だけ。
退院後から一貫してずっと夫がお風呂に入れてくれてるので
お風呂の入れ方は基本的に夫任せです。

最初は、沐浴スタイルで入れていました。
兄からビニールプールのようなベビーバスを借りていたので
その中で首を支えながら入れるような感じ。
キッチンの流し台や洗面所で入れるケースもあるようですが、
うちはお風呂場にそのベビーバスを置いて、そこで沐浴をしていました。

ただ、沐浴って意外と疲れるんですよね。
5分程度とはいえ、3~4キロを片手で支えながら洗うのはなかなか大変です。
夫はそんなに腕力がある方ではないのですが、
毎回文句も言わず、「右手洗うでー」「左足洗うでー」などと、
まだ右も左もわからん息子に、
ご丁寧に左右の部位を説明しながら洗っていました。

3ヶ月ごろ

そんな夫と子どものお風呂時間ですが、
うちはちょっと特殊かも、と思い始めたのが3ヶ月頃。

ふつう1ヶ月健診が終わると大人と同じお風呂に入れるようになるので
だいたい1~2ヶ月目からは子どもと一緒に入る家庭が多いはず。
大人が先に身体を洗い、その後子どもを洗って、湯船にジャボンとつかる…というパターンが多いと思うのですが、
我が家は3ヶ月経っても、まだ沐浴スタイルを続けていました。
というのも、頑なに夫が沐浴を続けたがるのです。

別にワンオペというわけでもなく、
なんなら頂きもののベビーチェアもあったので
お風呂場でちょっと待たせながら洗うこともできたのに
夫は一緒に入ろうとしません。

まあまだ首も確実にすわったとは言えないし、
夫に腕辛くないの?と聞いても、まだ大丈夫と言うので
お風呂時間は夫の領域だからなと思い
しばらく様子を見ることにしました。

5ヶ月ごろ

5ヶ月経った頃、いまだ沐浴スタイルを続けていた我が家。
でも、さすがに7キロ超えてくると
身体もお湯につかりきってないし、
お風呂上りに子どもの肩が冷たいのが気になったので
5ヶ月を過ぎたあたりで、夫に沐浴卒業を提案しました。

ただ、夫はどうしても子どもと一緒にお風呂に入るのが嫌な様子。
大人の湯船でおしっこでもされたら大変、とか
給湯温度の設定を変えるのが面倒だとか、なんとか言ってましたが
多分自分がゆっくり入りたいのと、
子どもの受け渡しの時に一瞬でも私に自分の裸を見られたくないんじゃないかな、と思います。
ちょっと変わり者の夫なので。

そんな中で編み出したのがお鍋スタイルです。

我が家のお風呂②しゃぶしゃぶスタイル

さて、沐浴を卒業することになったものの
大人と一緒じゃないとなるとどうやってお風呂に入れるのか。

最初に夫が編み出した案は「しゃぶしゃぶ」スタイルでした。

まずお風呂場でベビーチェアに子どもを座らせ、そこで身体を洗います。
その後、脇のあたりをかかえて夫は湯船の外側にいる状態で
子どもだけ湯船にジャボンとつからせる、というスタイル。

見ていて、しゃぶしゃぶみたいだな…と思ったので
我が家では私と夫の中で、「しゃぶしゃぶスタイル」と呼んでいました。

ただ、この入れ方だと万一夫が足を滑らしたり
子どもが暴れてするっと倒れてしまうと溺れかねない…

見ているこっちも冷や冷やするのでこのしゃぶしゃぶは止めてくれと懇願し、
あまり長くは続きませんでした。

我が家のお風呂③釜揚げスタイル

今はこちらの「釜揚げ」スタイルで入れています。

釜揚げスタイルとは、
ペットにも使えるようなちょっと大きめのベビーバスを買って
そこにお湯を張り、その中でお湯につかりながら洗う、というスタイル。
これならベビーバスの中で子どもも座れるから安定するし、
お湯の量も多くないので溺れる心配も少なくなりました。

このためだけにベビーバスを新たに買うのも少し抵抗はあったのですが
3歳くらいまではベビーバスとして使えそうだし、
使わなくなったら洗濯桶にもなるみたいなので
まあ無駄にはならないだろうと思い購入することにしました。

ちなみに買ったのはこちらのベビーバス。
https://item.rakuten.co.jp/lovehistory/yryp02/?s-id=bh_pc_item_list_name

温度計が防水じゃなかったり、
ネットショップの説明もちぐはぐだったりして
ちょっと不安だったんですが
作りはがっちりしていて安心して使えます。

我が家のお風呂は鍋スタイル


そんなわけで紆余曲折はあったものの、
今はベビーバスを使った釜揚げスタイルに落ち着きました。
夫もこのやり方と名前が気に入ったようで
子どもをお風呂からあげる際、
「ゆであがりました~」と言いながら私に渡してくれます笑

また大きくなったら、このベビーバスでも物足りなくなって
一緒に入るざるを得ない時もやってくるんだろうな。
その時変わり者の夫がどうするかはまだ分かりませんが
今は子どもがこのお鍋でぬくぬく温まって嬉しそうなので
しばらくこのお風呂時間を家族で楽しみたいなと思います。

今回はこんな感じで。
ではでは~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?