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演奏は、音響物理現象と音組織化(音楽理論)に基づいて行われるコミュニケーションである。

ブレないサウンド作りで伸展した昨年度から今回の定期公演を経て、
例年通り
コンクールへの準備を開始する時期となった。

今年度の目標は、当然前年よりも良い演奏をすることである。
ブレないサウンドに磨きをかけ、さらに整音すること。
そのための「理」を学び「実践に移していく」年としたい。

以下はその概要である。

演奏は、音響物理現象と音組織化(音楽理論)に基づいて行われるコミュニケーションである。

その原理を知り、知った上で「より深く聴く」ことを目標とする。

理を技へ変えていく循環を作る

学ぶべき項目


 音とは
 倍音とは
 うなりと差音
 波形(楽器の音色、音域)
音の組織化(音階・音律)
 ピタゴラス音律
 旋法
 平均律
 純正律
協和と不協和
 協和音程
 不協和音程
 協和和音
 不協和音
 和声外音
旋律のリズム
 男性リズム
 女性リズム
ポリフォニーとホモフォニー
 対位法
 和声リズム
音響概論
 反射
 屈折
 拡散
 反響 など

 

学びの原動力は好奇心と向上心

自分の音を作る


音を知るとは、音に内在する合理性を発見し認知すること。

音を整理する智慧と技を使い、不純、不要なものを排除すべし。

理を使って音を自分の肉体に入れ、自分の体から発し、結果として自分の音を作る。

力は継続が作る!


ものづくりの基本は感性だとよくいわれる。
感性も創造も言葉では説明しにくい。
だが人間はものを考えるという行為を、言葉を介してやってきた。
- 中略 -
そういうものを出来るだけ言葉で表現することで、透けてくるものがあるのではないか。

久石譲 感動を作れますか 角川新書 2006年より






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