日本の伝統を受け継ぐ(御嶽神楽)
先日初めて神楽の鑑賞に行ってきた。
これまでは何の意味もわからず、たまたま神楽を見かけても何となくボ〜っと眺めていただけだったが、古事記を知る事で一つ一つの舞いに意味がある事が分かり、どうしても観たくなった。
私と同じく古事記にドハマリ中の娘と一緒に、いざ神楽会館へ!!
以前までこの道を通る時は、
ポヤ〜っ(゜゜)と眺めていた猿田彦命( ちょっと前まで名前すら知らんかった )が、今は眩いばかりに輝いて見える(つ≧▽≦)つ👺✨
神楽会館に入ると、ご年配の方が8割を占めており、小さいお子様連れの家族や若い学生さんもチラホラ居た。
神楽を鑑賞した感想として先ず思ったのが、
神楽の舞いのハードさに、とても驚いた( ゚д゚)!!
頭を前後に大きく振ったり、ジャンプしながら頭を左右に振ったり足を高く上げたりと、ここまで激しいとは思ってもみなかった。
お囃子の演奏も舞いに合わせなければならないので、お互いの息を合わせるのにかなり練習が必要とされると思う。
今回運良く前の方に座れたので、息づかいや迫力のある舞いを間近に感じられ、神楽をこの令和の時代まで受け継いで来てくださった事に心から感謝した。
この御嶽神楽は国の重要無形文化財の指定を受けており、学術的な裏打ちが取れることでも大変貴重な芸能となっている。
ちなみに『地割』という演目では、天孫降臨の道案内として待ち構えていた猿田彦命と天鈿女命の押し問答をした様子が残されている。
そしてこれは『古事記』と『日本書紀』にも載っていない、詳細な会話の内容が神楽として伝承されているという。(猿田彦の正体が垣間見える✨)
それが、何とこの御嶽神楽だけなのだ✨!!
凄いぞ!大分県(≧▽≦)✨!!
現在まで受け継がれてくるまでには、幾多もの困難があり、中でも戦後迎えた過疎の波は保存継承活動に大きな打撃を与え、一時はその存続さえも危ぶまれたとの事。しかし当時の清川村あげての保存活動により復活。現在多方面への出演に活溌に活動されているよう🍀
そしてそして、この日はなんと神楽部の高校生も2人出演されており、そのうち一人は初舞台だったとの事✨!!
初舞台とは思えない程、堂々たる舞いとお囃子だった(*˘︶˘*).。*✨!!
先輩方の舞いを吸収しようと、舞台袖で一緒に振り付けをしていたと司会者さんが話してくれた(*´ω`*) 素晴らしい(ToT)✨✨
若い人たちが日本の伝統を受け継いでくれている事に、胸熱(TT)✨✨💦!!
🍄おまけ🍄
「アンケート用紙の文字が小さくて読めんけん、読んでくれんかなぁ」と、娘が隣の席のおじいちゃんにお願いされて読んであげたら、お礼として黒酢のジュースをいただいた(*´ω`*)
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