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それは5月でした

5月、ゴールデンウイークが終わり、クラスにも慣れてきた中ごろ、家庭訪問で担任の先生が家に来ました。

「Mちゃんはとても明るくて、友達もすぐにできて、何の心配もいりません」
そう言われて安心していた次の日、それは始まった・・・

朝、起きてきた娘はずっとぼーっとしていて、学校に出かける準備をしません。「早くしないと遅れるわよ」

そう言っても、動く気配のない娘
結局、何も準備しない娘に、「何?どうしたの?」「学校休むの?」と聞いたら「うん」とだけ答える娘

疲れてるのかなと思い、休ませることにしました。
「今日休んでもいいけど、明日は行くのよ」
そう言って、一日休ませることにしたのです。

小学校6年で転校した娘が、クラスに慣れてきた5月の中頃のできごとでした。

娘は前の学校では、あまり目立つ方ではなく、どちらかというと、誰かにくっついて行動する子でした。

でも担任の先生の話では、とても明るく元気いっぱいの様子です。
もしかして、キャラクターチェンジしようとしたのではないかと思うのです。

がんばったけど疲れちゃったんだよね。でも、そのことに気付くのは、もっと後のことなんです。


4歳の娘


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