(フルタイム→時短勤務)に変えたときの思考を整理する
こんにちは。
都内で働く30代後半、2歳の男の子と旦那の3人団地暮らしです。
私は、息子が1歳の時にフルタイムで復職をしてその1年半後に時短勤務「7時間」に働き方を変更することに決めました!
なぜ、フルタイムで復職をして、なぜ時短に変更をしたのか、そのときの思考の整理を記事にしていきたいと思います。
なぜフルタイムで復職したのか
フルタイムで復職というといわゆるバリキャリのようなイメージがあるかと思いますが、私はどちらかというと、育休中に考えていたことは、復職後は、時短をたくさんとってゆるく働いていきたいなと思っていました。
なのにいざ復職する時期になったら、フルタイムで働こうとガッツリ考えが変わっていました!
「損をしたくない」
これがフルタイムで復帰した理由です。
ものすごくシンプル〜
時短を取ると給料がこれくらい減る、取らなければ、これだけもらえる。さらに時短を取らずに働いて成果を出せば年収アップが狙えるかもしれない、という現実的なことを考えてみると、時短を取ることが、急にものすごく損なことのように思えてきたのです。
同期や後輩が私の休職中にキャリアアップし、年収をあげていたこともショックを受けそれも大いに影響していると思います。
そう、自分の幸せや家族の幸せを考えてではなく、目先の利益に飛びついて働き方を選んだ、これが正直なところです。
フルタイムで働き出したがなんだかスッキリしない毎日
旦那の協力もあり、フルタイムで働いてきましたが、特に仕事は楽しくはありませんでした(人間関係に恵まれていたのでそこまで苦ではありませんでしたが)。
年収アップしたいというだけのモチベーションで、仕事の成果を出すことに取り組んできましたが、本当にそれでいいのか、という気持ちはいつもありました。
帰宅後の子供との時間は、いつもこれでいいのか、という思考に囚われ、(というか疲れすぎて夜帰るとすでに眠い)目の前の子供と向き合えていなかった気がします。
あれやこれやと考えているうちに復職から1年経った頃、考えすぎて眠れなくなってしまいました・・・。入眠に2時間以上かかり、寝ても4時間程度で起きてしまいそこから眠れない毎日、ちょっと悩んでいるだけだと思っていたのですが、次第に自分が考えているよりも私の心は疲れているのかもしれないと気づくきっかけになりました。
フルタイム!?時短勤務!?どっちが私にとっての幸せ!?
そこで改めて、働き方について考えてみたのです。
フルタイムから時短勤務に変えない、それは本当に私にとって正しいのか。
私の場合は「損をしたくない」から時短勤務を選んでいる、
そこで「本当に時短は損な働き方なのか」というところから思考を深めてみることにしました。
私が考える時短を取ることで「損をすること」と「得をすること」をまとめてみたいと思います。
※これは「私にとって」なので、考える人それぞれで違うと思うので悪しからず
(損をすること=デメリット)
給料が減る(私の場合は2万くらい)
年収アップが期待できない
評価されない
(得をすること=メリット)
◯時間が浮く
→時間が浮くと、余裕が生まれる
→余裕が生まれると、自分のご機嫌が自分で取れる
→結果、子供と夫に優しくなれる
→家族が仲良し
◯余裕が生まれると健康にも気が遣える
時短=損、としか考えていなかったけれど、時短=得なこともたくさんあるということに気が付きました。
でもやはり「お金」が減ってまでのメリットであるかと言われると、そうでもないような・・・
余談ですが、私の母はいつも「お金がないない」と言っていました。私もそのマインドをしっかり引き継いでおり「安いほどいい」「少しでもオトクなものがいい」という思考の持ち主です。恐らく今私に1億の資産があったとしても、お金がなくなる不安は消えないであろう・・・。←それぐらいお金に対する不安感が強いので、毎月2万減ってまで、時間を選ぶという決断は私にはなかなかできませんでした。
なので、次にしたのは、(時短で損をする)と思っている項目は、わたしとって本当に損なのか?をさらに深堀りしてみました。
1、マイナス2万=これは物理的に入ってくるお金が減るのでやはり損な気がします。あと経った1時間多く会社にいれば、毎月+2万の給与が得られるのに・・・(仕事は楽しくはないけど、事務職で何も考えずにいれば淡々と働くこともできます)
2、年収アップが期待できない=年収アップはそりゃしたいけど、これには実は迷いもあります。なぜならば、年収があがると当然ながら責任も増す。周りの目も厳しくなりますよね・・・今は仕事内容は好きではないけれど、居心地はとてもいい。周りの人も優しい。のは多分、今の給与(立場)だから。なにかあっても上司が庇ってくれるし、先輩が助けてくれる。でも、年収アップ(キャリアアップ)すると、周りの目もきっと変わるだろう・・・年収アップは臨んでいるけれど、年収アップ(キャリアアップ)することで失うもの(居心地のいい職場環境)は大きいなと感じます。
3、評価されない
同期が課長になりバイヤーになり輝いて見えるのに、私だけ、淡々としたスタッフ職で働いていることに、復職後もやもやしていました。でも、やっぱり羨ましかったのは、給与だけ。羨ましいからといって同期がしている仕事がしたいかといったら全くしたくありません。(どんだけお金にがめついの、私・・・)と思いますが、これが自分の正直な気持ちなので仕方ありません・・・。それに、もっと根本的なことを言えば、評価されないことでモヤモヤする自分自体を変えなければ、モヤモヤは解決されないような気がしました。他人の評価を自分の気持のアップダウンに影響させていては、いつまで経ってもモヤモヤした人生です。
ここまで書いていて、やはり、時短を決断できない理由は「お金」だけですね・・。
時短の浮いた時間で何をする!?
また、「時短」を取った1時間で何をするのかも重要ですよね。
時短を取っているワーママの多くの方は時短かフルタイムかなんて、選ぶ余地なんてなく、時短を取って保育園にお迎えに行き家事をして育児をするんでしょうか・・・。
私の場合は、夫が早めにお迎えに行ってくれている有り難い環境の為、時短の時間は「自分の時間」に使うことしか考えていませんでした。
フルタイムの時は、仕事→家(育児家事)夜は夫が仕事のためワンオペ→22時寝かしつけ→一緒に寝る、みたいな生活リズムで自分の時間は会社の昼休みだけみたいな平日でした。
それが当たり前だと思っていたけれど、時短を取って1時間だけでも、自分の時間が取れたら・・帰宅後、子供にもう少し優しくできるかもしれない、ともちらっと思いましたが、一番の理由は、この1時間を利用して、自分の思考をもっと整理したい、ということです。
ここまで読んでくださった皆さんはお気づきかもしれませんが、私はお金と他人の評価に自分の気持ちと行動が左右される性格であると理解しています。
けれど、それでは本当に幸せにはなれないだろうということには、薄々気づいていました。
だって、お金はいくら貯めても安心できないし、他人の評価は自分ではコントロールができないから。
フルタイム→時短勤務に変更した驚きの理由
時短を取って、30分の空いた時間を、家事でも育児でもなく、わたしの棚卸し時間にあてる。「わたしは何が好きでどんなことが嬉しいと感じるのか」思考を整理することが、今の私には、目先の
お金よりも大事なんではないのかと気づきました。
それが、私がフルタイムから時短勤務に変更した理由です。
「自分を知る」ことが自分を幸せにするとよく言われるじゃないですか!?
それを試してみたかったんですよね。
よく考えたら時短勤務を選べるのってなんて贅沢なことでしょう!
会社員だと子供が小さいうちだけですよね。
損だ損だと思っていた時短勤務ですが、最終的には、実は、めっちゃ得なんじゃないという思考にまで変わってしまい、今は清々しい気持ちで時短を取っています。
これから、わたし時間でnoteに綴ることで自分の思いを言語化していこうと思いますので、よかったら一緒に読んで感想などいただけると大変嬉しいです。
半年後、1年後に自分がどんな思考に変わるかとっても楽しみです。
幸せに近づいていることを信じて・・・
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