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【4/1~4/7の週記】エイプリルフール配信の狂騒/デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション前章/ゴールデンタイム2/とらドラ2

・昨年Vtuberコンテンツにハマってから初めてのエイプリルフール、こんなに忙しい日があるのか、というぐらい誰も彼も企画配信をやっていて、とてもじゃないが一日では追い切れない。ファンにとって一年でいちばん忙しい日なんじゃなかろうかと思った。

・中でも月ノ美兎委員長のは流石でしたね。二枠使う趣向でちゃんとストーリー性もあって、たいへん楽しませていただきました。と共に、そこまで手間かけなくてもいいのに……と思わせるほどのこだわりに圧倒された。ARuFaの年越し動画とかに近いこだわり方を感じる。

・というか昔から思っていたけれど、委員長はVtuberの中でもARuFaさんとかにスタンスが近い。おそらくそれもあって昔はよくコラボもしていたけれど、最近はオモコロチャンネルの稼働が増えたせいもあってかさっぱり。未だ交流はあるのだろうか。たまに「あの動画面白かったですよ」ぐらい言い合っていてくれたら嬉しいな。

・観たもの

・原作は出て来たときに「タイトルの圧が強いな」と思って気になっていたのだけれど、未読。なので、前章だということもあってまだ何も言えません。でも作画もテンポもいいしキャラも可愛いし後章楽しみ。おんたん可愛い。

・しかし興行的にはちょっと心配な滑り出し……実際自分が行ったときの劇場も入ってなかった。

・読んだもの

あらすじ
香子に告白し、友達のままで……とフラれ、どう接するべきか悩んでいた多田万里。しかしそんな気持ちはどこ吹く風、再会した香子は万里を「前世からの親友」柳澤を「知らない人」とまた奇妙なハイテンションなのだった。しかし岡千波の登場には流石に態度を硬化させるが、千波は素知らぬ顔で香子ともども万里たちを一年生コンパに誘う。
誘われて行ったコンパは大盛況で、千波がいかに多人数から愛され広い人脈を持つかを物語るものだった。居心地悪く隅で飲む万里と二次元くんの傍ら、香子と柳澤は酔いも手伝って盛大に口ゲンカ中。その勢いでちょうど席にやってきた千波に柳澤が告白するが、相手にもされず一蹴されてしまう。そんな柳澤を見て泣き出し、夜の街に彷徨い出た香子の世話をしながら、万里は都合のいい一方的な「親友」関係はやめたいと告げる。
その翌日、半ば強引に連れて行かれたおまけんの飲み会にて、素知らぬ顔で恋バナなぞを振ってくるリンダ先輩に、万里は昨日からのいら立ちもあって、かつての万里を知っているくせにどうして知らなかったような振舞いができるのかと攻める。しかし記憶喪失の自分もかつての知り合い全員に同じことをしていると気づいた万里は、ショックのままに飲み会を中座する。
そんな万里を心配して香子が追いかけてくるが、万里はすべてを拒絶して走り出す。香子からだけでなく、今この瞬間すべてから逃げ出すために。自殺すら考えたその時、香子が自転車で突っ込んでくる。香子は柳澤に振られてすぐに乗り換えるような形になる葛藤を吐露し、万里が好きだと告げるのだった。(ついでに自転車窃盗で逮捕されるのだった)

・やっぱ面白いな。どうでもいい話だけど、この本のラストみたいに「ちょっと借ります!」みたいな感じで登場人物が自転車やらバイクやらを強引に借りてく展開って昔からメディアを問わず無数にあって、そのたびに盗られた方はたまったもんじゃないなあと思っていたけれど、それで登場人物サイドが逮捕されちゃうのは初めて見た気がする笑

・なんというか本当に酒飲んでばっかりで、20年前の大学生のリアルってこんなんだったよな~と懐かしい気持ちになる。当時は18歳だろうが構わず一年生を新歓の名目で飲み屋に連れ込んでゲロ吐くまで飲ませるなんて普通だったもんね。どっちが良いかと言ったら現代の方が絶対良いのだろうけれど。

・なんにせよ早くも両想いにはなってしまったわけだが、まだリンダ先輩周りはグチュグチュしているのでどうなるのか楽しみである。岡千波も、下で紹介するとらドラ! のあーみんっぽい魔性の女感があり、何かしら裏の顔がありそうだ。

あらすじ
竜児たちのクラスに転入してきた北村の幼馴染、モデルの川嶋亜美は、ぶりっ子の外面の反面、自分勝手で腹黒な面を隠し持っていた。当然大河との相性は最悪で、度々衝突するたびに竜児はその間で苦労していた。しかし亜美はストーカー被害に遭っており、それに対応するうちにストーカーに怯える弱い面も持ち合わせていることが分かってくる。大河は亜美の美貌と人付き合いの器用さを、亜美は大河の強さと、本音を出しても嫌わないでくれる竜児の存在を、互いに羨んでいたのだ。
結局大河の存在に勇気を得た亜美はストーカーを撃退し、竜児に正直な気持ちを吐露する。その中で揶揄うように近づいた瞬間を大河たちに目撃され……!?

・意外とこういう風に勘違いシチュエーションでそのまま引くの珍しい気がする。ともかく作者さんが確かどっかで一番好きなキャラだと言っていた、あーみん登場。思えばこの時代、ハルヒを引き合いに出さずともとかく性格の悪いヒロインが多かったものである。あーみんみたいなパターンはちょっと性格の悪さのベクトルが違ってくるけど。もちろん昔から、とらドラで言うなら櫛枝のように性格のいいヒロインもいたけれど、そういう子はサブヒロインか負けヒロインというのが定番であった。

・そういう時代に生きてきたので俺も性格の悪いヒロインは大好きである。いや、別に時代のせいじゃないか。昔からわりとみんな長門派で、ハルヒに対してはわりとマジトーンで切れてるオタクいっぱいいたし……。でも俺はハルヒみたいな理不尽系も大河みたいな暴力系もあーみんみたいな二面性腹黒系もみんな大好物だ。

・北村の好きな人って、もう覚えてないけどこの書き方だと生徒会長なんだっけ? 大河に告白したならタイプ的にも納得だし。アニメで見てたときの北村は何事にも完璧なうえどのヒロインにも靡かず、それでいていつもニコニコしていたのでなんか不気味だったのを覚えている。小説版だとそういう怖さは薄れているかな。

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