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3人目の出産(出産直前)

今回は計画分娩ということもあり、日も決まりつつあった。
37週に入り、妊婦健診で「1週間後に健診だけど、そのまま入院になるかもしれないから準備してきて」と言われたため、1週間前に出産へのカウントダウンが始まった。

陣痛待ちもドキドキするが、出産の日程が決まっているのもまた違ったドキドキがある。
(誘発分娩なので日程も変更になるかもしれないし、誘発をかけてもその日に産まれるかはわからないが)

まずはこれで妊婦生活が終わるんだという寂しさがあった。
3人目の妊娠前には妊婦さんを見るたびに「大きなお腹、幸せそうだな」という羨ましさを感じていた。
「妊婦さん」はいつでもなれる訳ではないので人生の中でも特別な時間だと思う。

今回はマタニティフォトを撮っていなかったので、急いで大きなお腹で写真を撮った。
(おしゃれな写真ではなくて実家で大きなお腹をかかえただけの写真だけど。)

そして予定していた日。
入院バッグなど用意して病院へ向かった。
病院で診察後、「まだまだだから明日の朝の入院にしよう」と言われた。

少しでも子宮口が開いていたり赤ちゃんが降りてきていたら促進剤だけで済むが、全くだったのでバルーンを入れるところからしなければいけないため翌日に変更になったようだ。

しかし昨晩からいよいよ明日産まれるのかもとドキドキして眠れなかったし、ご飯の作り置きや子ども達にも「ママは今日から入院するかもしれないからお迎え行けないかも」と話していたため拍子抜け。

時間を持て余してしまい、近くの雑貨屋さんやアカチャンホンポ などウォーキングがてらウィンドウショッピングした。
お昼も近づいていたので近くのイタリアンのお店でパスタを食べた。

いつも予約でいっぱいのお店


翌日からは幼稚園はパパの送迎になりお迎えも遅くなるためこの日はいつもより早く迎えに行く事にした。
子ども達には入院するかもという事を伝えていたので迎えに行くと長男は「あれ?」という顔をしていると同時に早めのお迎えが嬉しそうだった。

この日はゆっくり寝る事ができた。
おそらくお腹の赤ちゃんにドキドキが伝わって、ママに心の準備をする時間を与えてくれたのかもしれない。

以前、「子どもは3歳までに一生分の親孝行をする」という話を聞いた事あるが、この子はお腹にいる時から親孝行をしてくれたのかなと思った。

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