無酸素性作業閾値 トレーナー用 (運動生理学とアスレティックトレーナーの試験対策)


今回は、H28(2017)アスレティックトレーナー基礎試験

問16 エンデュランス能力を規定する要因
を解けるできる程度まで、運動生理学を基に進めていきます。
※エンデュランスは持久力性の意味
ここでは、全身持久力を事を言ってる。


◎無酸素性作業

参考書
・入門運動生理学
アスレティックトレーナーのテキスト↓
・予防とコンディションニング
・検索・測定と評価


○試験対策↓
アスレティックトレーナーの試験項目にトレーニングの科学の分野がある。

トレーニング科学の項目に運動生理学、バイオメカニクス、トレーニング基礎、心理学を合わせてトレーニング科学としていると思う。

なので、運動生理学を理解できれば、
予防とコンディション、
検査・測定と評価、
運動生理学の無酸素性作業の所はできるになる。

一つできれば3項目をできる事と考えられるので、余計な勉強しなくていい。

あれ、楽じゃね?

でも、ちゃんとやると大変だわ笑

頑張って👍


本題↓

○無酸素性作業閾値
英語でAT: Anaerobics Threshold
読み方→アナエフィドリックスレ ショルド
(発音が間違ってる事もあるので、参考程度にして下さい。)

『Anaerobics』
意味→嫌気的な,嫌気性の,嫌気の,無気性の,無酸素性の
『 Threshold』
意味→閾値
※検索すると英語の意味は出てくるよ

Anaerobicsは、嫌気性や無酸素を意味する。

Threshold(閾値)は、感覚や反応や興奮を起こさせるのに必要な、最小の強度や刺激などの(物理)量。

そもそも、
○嫌気性(けんきゅうせい)ってなに?↓
・酸素を必要としない性質または状態です。

なのでAnaerobics Thresholdを合わせてる
『AT』と略称している。

なるほど!🧐🧐🧐


無酸素性閾値=嫌気性代謝閾値は同じものだよ。

なので、
無酸素作業閾値、
嫌気性作業閾値、
無酸素的エネルギー供給機構、
無酸素性代謝閾値
は同じ意味で使う事があるよ。
※同じ意味で、物事の視点が違うので、呼び方も違う。
エネルギーの視点でエネルギー閾値みたいな考え持てると楽かな?

なるほどなぁ〜😙

てか、本に書いてくれ
ほんとに笑🤣

すごく大切なのに。。。

○無酸素性作業閾値とは?
・運動強度が上がっていく際に必要とされるATPの補給は有酸素系では足りなくなり、無酸素系を導入しないとエネルギーの共有ができない。
この時に『有酸素から無酸素』に切り替わる移動ポイントの運動強度を無酸素作業閾値としている。

『無酸素性作業閾値の名前の由来』
・『乳酸ができるのば無酸素である』と考えて、名前をつけたよ。

無酸素性作業閾値
なので、運動強度のエネルギー供給系の話になる。

ここで、大切なのが無酸素=酸素を使わない
と考えてるとダメなんっすよ。笑


運動強度における高強度運動のエネルギーの動員率がATP系が一番早くて、出すエネルギーも高いので、
優先されるよ。
※高い強度の時にエネルギー供給系で、ATP系が優先されるとただし、有酸素も使ってるけどね。有酸素だったら、逆になるね。


○無酸素性作業の判定法
・2種類あるよ。

①呼吸で判断→吸気ガスからの判定
②血中乳酸からの判定

判定法により、呼び方が違うよ。

『①吸気ガスからの判定』
・換気性作業閾と読んでるよ。

○換気作業閾値
英語→Ventilation Threshold
発音→ベンチレーション ティレショルド
※発音は、間違ってる事もあるので、参考程度にして下さい。
Ventilationの意味→換気

なので、Ventilation Thresholdは、『VT』となる。

『換気性作業のとは?』
・運動時の呼気の状態から決定された無酸素性作業閾値のこと

んー😐よく分からん。

『解説』
・運動強度を増していくときに有酸素運動から無酸素運動に切り替わる『転換点』のことを無酸素性作業閾といいます。
※転換点の視点は呼吸の視点

なので

換気性作業閾値、呼気中の二酸化炭素排出量または換気量からATを決定した数値となる。

二酸化炭素の排泄量と換気量は、途中までは運動強度と共に増加していくよ。

50〜60%くらいまで。

80%くらいになるといきなり、呼吸量が急激に増える。

この場所を換気性作業と呼んでる。

この急激に運動強度が上がって、乳酸ができる所は無酸素作業閾値と同じになる。

なので、無酸素作業閾値と換気性作業閾値の上がるポイントは同じでる。

無酸素作業閾値は、換気性作業閾値と呼ぶ事もある。

なので、無酸素性作業と換気性作業閾値は、同じことだよね。→と書いてある事が多い理由なる。

② 血中乳酸からの判定
『乳酸素性作業閾値』、『OBLA』
と呼ぶ事が多い。

○乳酸素性作業閾値
・乳酸性機構と呼んでる

Lactate threshold
発音→ラクテート スレジョルド
※発音は、間違ってる事もあるので、参考程度にして下さい。

Lactateの意味→乳酸

なので、Lactate thresholdは『LT』となる。

・運動強度に対して乳酸が安静時以上に蓄積し始める点

よく使う例

安静時から、ゆっくりしたペースで、徐々にスピードを上げていったとき、乳酸が血液中に急増し始めるポイント

なので、乳酸が蓄積始める点

乳酸素性作業閾値と呼んでるよ。

一般人では、最大酸素摂取量Vo2maxの50〜60%に相当する。
※最大酸素摂取量は、Vドットo2max


○OBLA(オービーエルエーかオブラ)
・OBLAとよく使うし、よく呼ぶよ。
英語→ Onset of Blood Lactate Accumulation発音→オンセット オブ ブラット ランセット  アキュムレーション
※発音は間違ってる事もあるので参考程度にして下さい。

Onset            意味→発症
of                  意味→の
Blood             意味→血
 Lactate         意味→乳酸
Accumulation 意味→蓄積

なのOnset of Blood Lactate Accumulationを『OBLA』と呼んでるよ。

○OBLAとは?
・基準は血中乳酸が濃度が
4mmol/L(ミリ モル  パー リットル)→mmol÷L
に達成 した点である。

これをOBLAと呼ぶ

OBLAは換気性作業閾値や乳酸素性作業閾値よりも高い

なので、VO2amxの約80%
※この運動強度を80%VO2maxと表す。

ここに添付すると違法なので、各自で解いてみましょう。


問題を解く時のヒント


問16 エンデュランス能力を規定する要因
aトレーニングは、何を表しているのか?エンデュランスとれかの目的は?
※最大酸素摂取量を理解しないと解けない。

b無酸素作業閾値の定義

c無酸素性作業閾値は、どうやって分けてるのか?
d運動強度を二つの違いは?

e運動強度が上がると
無酸素作業閾値と
換気性作業閾値
はどうなるのか?
どのように違うのか?
※明確に分かれている。

以上
侍トレーナー




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