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その涙は感動か

この間、胃腸炎で出席停止中に暇だったので、ALWAYS三丁目の夕日を見てみた。人生で二回目。初めて見たのが小2の頃だったか。そんときはなんもわかってない鼻垂らし小僧だったから、1個も感動せずにただ見てただけだった。でもまぁ今見たら感動に次ぐ感動でもうぶぁぁ涙が出て、顔グッシャグシャでエンドロール見て。

こりゃ名作じゃ…って余韻に浸ってる時にふと、これは純粋な感動なのかと思ってしまった。昔書いたように、親と折り合いが合わないことが多くて、それゆえ逆に親の愛情を感じることも多くて。この映画も家族、就中茶山の家族についてよく描かれていたが、そこに見える、素直じゃない親の愛情が俺を泣かせたのだと思う。
親は俺の「先生になりたい」という夢を反対こそしないものの、努力を認めてくれたことはあまりない。いや、俺が求めすぎなところもあるのかもななんて。正直、俺は褒められすぎても怒られすぎても、口だけ達者になるようなめんどくさいガキだしね。俺ももっと努力して、認めて貰えるような結果を残したい。夢を叶えて安らかに死にたい。過去の栄光の海で今も溺れてる自分を救い出して、今を母指球に感じさせながら表通りを歩き出したい。今を失っては死んだも同然だから。どんな事があっても今だけは失わず生きる。

こんなデカイ口叩いたのはいいが、最近可愛いイラストとか動画を見ると勝手に涙が出そうになる。親に合わせるのに必死で心身疲弊してるのかもな。もっと肩肘張らずに楽に生きよう、なんて思った、そんな寝る前の1秒。

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