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スピ乳#1「細胞診そうきたか」

年イチおなじみの乳がん検診。
私の母が若くして乳がんで亡くなっていたので、なんとなく毎年検診には行ってました。
今年もいたって元気。自覚症状も全くない。
ただ今回に関しては予感のようなものがあった。
何かが大きく変化するような。

マンモ、触診、いつもの流れ。
でも先生の様子がいつもと違うぞ。
「経過観察でもいいんだけどね…どうしようかな…」「ちょっとキニナルかも…」
けっこうな沈黙。
(キニナルってなに!!)←私

「針で細胞取ってもいいかな?」
「ぜひ!やりましょう!調べてください!」←私

細胞診てね、針が細いからって麻酔しないのね。けっこう痛かった。
結果は1週間後。その間は
【良性でありますように】が常に頭にあった。

検査結果の当日。予定の時間になっても連絡がこない。ピンときた。悪性の人への連絡はきっと後回し。(この勘の良さいらない泣)
30分過ぎた辺りで脚がガクガク震えてきた。
気持ち紛らわせようとキッチンに立ち、お弁当用の玉子焼きを作るもグチャグチャになり、あわわ…となる。
そうしてるうちに主治医から電話「乳がんの可能性ある細胞が見つかりました」と。
「そうきたか」
何かが大きく変化するときしばしトラブルに遭遇する。でも今回はデカすぎる。
何が起こったのか把握できない。
ちょっと待って。ちょっと待って。

息子が学校から帰ってくる前でよかった。


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