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エッセイのようなもの:「おかみさん」


江戸時代、将軍家に大奥がありました。
将軍様は子孫を絶やすと大変ですね。
側室をたくさんもうけて、将軍様はひたすら子作りに励みます。
大奥→大奥樣→奥様→奥さん
と現代では変化していきます。

ところが、大奥様は子どもは産みっ放しで、子育ては乳母やお女中が行ないます。

料理も大奥に専門の調理人がいます。

ただ将軍様と交わり子をなすことのみに専念します。

お世継ぎの男児が産まれないとダメですね。

懐妊できないと、大奥から追放されるという厳しい競争社会。
勝ち抜けば天下は我が物となるのですが、お世継ぎはたった一人ですね。



奥様に対して、「おかみさん」というよびかたがあります。
これは、一般の主婦のことです。
奥様と違い、主婦は子どもをつくり、自分で育て、子どもが巣立つまで面倒をみます。

だから、奥様より偉く、神様なのですね。

神様→お神様→おかみさま→
おかみさん
となるわけですね。

しかし、実際のところ、神様は国づくり、すなわち子作りしかせず、あとは人間に任せます。

そういった意味で、おかみさんは神様より偉いのです。

子作りだけではありません。
炊事・洗濯・掃除と家事に忙しく、旦那の面倒を見なければなりません。

家庭の環境によっては、舅や姑の面倒を見る場合もあります。

専業主婦のお仕事を年収に換算すると、一説には八百万円以上と言われています。

近代では、男女平等の時代となり、若者層は家事や育児も分担するようになりました。

男子が子どもの面倒を見るに
「イクメン」という言葉も流行りました。

しかしながら、今持って、
専業主婦という「お神さん」
も存在します。



これらの記述は、出典不明であくまでも個人的見解なので、間違っていればご容赦願います。🙏

ヘッダーは、専業主婦さんから拝借いたしました。
専業主婦さん、ありがとうございます。😊


          おわり

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