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7月10日はウルトラマンの日と、納豆の日


7月10日は、ウルトラマン生誕の日と710(ナットウ)の日です。




ウルトラマンといえば、私のカラオケのレパートリーにもなっている
「ウルトラマンタロウ」






納豆の逸話


私の会社時代は、本社が博多の東京出張所だった関係上、東京出張所の人員構成は、全員九州人でした。

現在は、九州でも納豆は行き渡っていると思うのですが、昔の九州の食文化には、納豆は存在せず、納豆といえば
「甘納豆」のことをさしていました。


新入生の頃、西川口の寮生だったのですが、私と同期の男子が、都会の下町を散策した時に、お土産に何やら藁に包まれた納豆なるものを、買ってきたのですね。

勿論、かれは甘納豆のつもりで買ってきたのですが。

「おかしかね〜、東京の納豆は藁にくるまっとるバイ!」

そして、彼が、その藁をあけると、何やら異臭が漂い、ネバネバした粒が出てきました。

「うわ〜、この納豆は腐れとるバイ!」

と、寮母さんに報告しました。

寮母さんは、生粋の江戸っ子なので
勿論、納豆と甘納豆の違いは知っています。

「あんたね〜、それは東京では納豆と言って、甘納豆とはちがうのよ。」

「こげなもんは、わしは食えん、寮母さんにあげるバイ。」


寮母さんの夕食のおかずは、納豆の高級品となりました。

当時でも、藁納豆は、珍しい高級品だったのですね。





           おしまい


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