見出し画像

補助金制度を活用して、グループホームに泊まってみた話

こんにちは。
何者かになれない苦しみを
誰も彼も抱えて生きているのでしょうか。

その中で、目指す果てしない目標の1つに
自立した社会人になる事が挙げられます。

そのためには、母親の言う事に従って生活費を払ってもらうか、
反抗してグレるかという2択で人生を捉えるのではなく
独立独居、息子側の力で生活圏を獲得していく
自立も第3の選択肢に入れていきたいです。

しかし、そもそも自立できないのは
親から社会の仕組みを教えてもらえなかったから
という人が多いのも事実。

そこで、自立訓練などの福祉施設や
グループホームのような共同生活援助も活用していいましょう。

今回はそんなグループホームの体験利用を受給してきたお話です。

城之内克也のように強く生きていけるように
大好きなキャラクターが見守ってくれるように

実家の母から「お前には無理だ」と言われるほど
厳しい環境で生きていけるように
決意を込めて母の言う「下界の暮らし」へ

だってそうでしょう
今住んでいる家は親の努力で手にしたもの
いつかはそこで暮らせなくなります。

なら、立ち向かうのは若いうちのほうがいい。

最低限の荷物で出かけて
娯楽もオンラインで楽しみます

ニンテンドースイッチに無料ダウンロードソフトを搭載したり、
ニンテンドーオンラインでランクマッチに挑んだり

栄養を管理された食事をとりながら
親に心身を拘束されない部屋で毎夜
両足を投げ出して大の字に寝ることができます。

母親の許さない、大きくなった自分の体を
思い切り部屋に広げて、誰からも叱られません。

グループホームの利用の際には
国から家賃補助が月1万円出ます。

今回の体験利用は10日間。
このグループホームの家賃は1日1000円。
10日で1万円の家賃を、補助金の1万円で充当しました。

1人で遊んでました

1日1日が新しい発見でした。
その中には、自分の課題と他人の課題を
分けて考える事が何回も必要となる出来事もありました。

相手の山札、能力なしなんだけどなぁ………

時間を忘れて1人遊びしてしまって沸かしたお風呂に入るのを忘れたり、
朝方ボーっとしていて挨拶を無視してしまったり
他の利用者さんに頭の上がらない思いも沢山しました。

ブックの日もあったり

静かな時間に読書を楽しむとか
節約を楽しむとか
自立に向けた練習を重ねていきます。

ホコリを被った本を
買い直しても構わないのは古本の良さ

落ち着ける考え方に、静かな場所で身を預けるのも
心地よい時間でした。
急に呼びつけられたり、怒鳴られないですから。

今まで買わなかったタイプのトレカも買う

職場………もとい自立訓練にも、グループホームから通います。
いつも通りの暮らしを送れるか確かめるのと
昼間、出かけられる事が大切なんだそうです。

昔の知り合いの使っていたトレカを飾ってみた

もう会えない友や、今は会えない友が
ずっと側に居て一緒に遊んでくれていたような
不思議な感覚でいました。

もう彼らはトレカを売ってしまっていますから
(入手困難のはずのトレカを店頭に並ばせられる人が狭い地域に2人以上いるとは考えにくい)

このトレカを続けていても、いつでも会えるわけじゃないし、
また会えるわけでもないんですけど、
1人遊びで、ついに八百長試合を何回もして自分のやりたい事を好きなだけして
罪悪感も後悔も感じないほどトレカ界の対人関係に疲れ果てていた頃に

自分のトレカの『卒業』を感じました。
僕はついに、トレーディングカードゲームに勝利したんです。

どこにでもある
誰もが共感できるストーリー

あぁ、この部屋で
自分は誰とも通話する仲ではなく、1人で独りなんだ。

そう感じて、孤独を噛み締めていた頃
フォロワーの配信者さんの配信予定を思い出しました。

終わったけど、終わってない。
少ないけど関わる人がいて、浅いけど繋がりがある。

インターネットとクロスオーバーした僕らの物語は
しっかりと世界に食い込み、確かな痕跡を残した。

関わる人が増えたのは、その証だ。

そうして
明日に向かうことにしました。

ありがとう
ヴァンガードoverDress

これから、1人のフリーターとして
日銭を稼ぐお仕事を探していくつもりです。

成功者の王道を歩むことに遅れている
ロスタイムばかりの自分ではなく
今日、この日を生きていくために。

アプリクーポン、利用よし
行ってきます


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?