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共有スペースとトコジラミと安眠と

こんにちは。
ウォーターサーバーを見つけたら
とりあえず1杯は水を飲む派の緑仙 茶太郎です。

やはり税金で飲む水は美味しいですね。

さて、話題冷めやらぬトコジラミですが、
最近は電車の椅子にも普通に居るそうです。

そこに座ったズボンで、自宅のベッドに腰掛けてしまうと
ズボンに付着したトコジラミや雑菌がベッドに移り住み
部屋着に着替えた無防備な自分を睡眠中に襲撃
翌朝、四肢はかゆく腫れ上がるという寸法です。

幼い頃は潔癖主義の母に
「公共施設の物は汚い」と教えられましたが
何かとお金の足りない学生時代
公共の椅子やテーブル席は、カフェ代を浮かせる重要な手段でした。

元気が有り余って抵抗力も強かった頃は
母に「汗を流す前にベッドに寝転ぶな!」と怒鳴られても気にしませんでしたが、

部屋着を着古したTシャツから選ぶのを控えて
部屋着にするための服を追加で買うようになってから
少しずつ、ベッドに持ち込む服を
汚れていない物の中から選ぶようになっていきました。

やはり当時は、身の丈以上のレアカードを持つために、
色々な費用を削って無理をしていました。

対戦ゲームの勝ち負けを
少し気にするようになった頃、

お金を払って仕事を頼めば、他人に勝つ必要はなく

そのお金を浮かせる手段の1つが
勝負事で勝って少しだけ有利な立場から
お願いを聞いてもらう事だと悟っていき

自分の生活にお金を回すようになっていき
自立を考えるようになっていきました。

すると、公共の椅子
つまり電車やバスなど公共交通機関の椅子に座るのは
あまり清潔とは言えない可能性に思い当たります。

「電車やバスに乗る時は、基本的に立って乗る」なんて
座りたがりで、お金を払って楽に移動する時間だと考えていた
子どもの頃には考えられない事でした。

家では母親のヒステリーに怯えて
公共の椅子で、初めてひと息つける
養われている子あるあるが、
外出先で「実家のような安心感」をかもし出してしまう理由であると知ったんです。

しかし、他者と自分の課題の分離に取り組んでいる自分にとって
地球人類を皆家族や友達のように感じてしまうような
世の中の全てを借り物のように取り扱う心がけは
よろしくなく、

所有や占有など、境界線を引いて
自分の安心できる場所を世間から隠していくことが
必要でした。

公共の椅子を「無料で使える嬉しい心遣い」から
「他所の人の座る、衛生的でない椅子」と感じられるように変化したことで

ちょっと幼い頃の引っ込み思案な自分を取り戻したり、
母親のヒステリックに叫ぶ理由に気づいたりしました。

初めて出会う人に自分から話しかけたり
ちゃんとお腹から声を出せるようになったので

今度は他者との境界線を意識して、自分の隠れ家を見つけていこうと思います。

自立に向けて、また一歩進んでいきます。

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