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『普通の暮らし』って何だろう。王道の流行り物って?

こんにちは。
流行り物には軽く触れておく。
ぼっちのプロ
緑仙茶太郎です。

子どもの頃に流行り物だった
例えばトレーディングカードゲームなどは
負けて悔しい子が買い足して強くなれる
新しいトレカが発売されていき

満足いくほど勝った子が
新商品を確認しなくなっていくなか

高度化した戦略が交わされる
マニア向けのコンテンツになっていきます。

いずれ、客層の興味関心が
大会の試合に勝つことだけに偏って

テレビアニメも放送されなくなった頃、
中古品市場の高騰情報とレアカードくじの損得に
送受信される情報が偏っていきます。

対等な駒を用意した対戦に負けた子のために
新商品では

今風な言い方をすれば「バカのエースカード」
と呼べるような強いカードが追加され

次の新商品で追加される更に強いカードで塗り替えていく
そんなイタチごっこのアリ地獄に

時々、その時代の子ども達が遊べるようになるような
軽いリセットが入ってきました。

しかし、近年ふしぎな現象が起きています。
初心者向けにリセットされたトレーディングカードゲームを
人混みが避けて通るように手に取らない。
という事が続いています。

この、純朴な気持ちに訴えかける商品を人々が避けて通る現象は、

「一度、詐欺が横行した地域では、お互い様の精神や譲り合いの文化が見られなくなる」現象に少し似ている気がします。

善意につけ込む詐欺は、善意を持たない相手には通用しないため、
防衛本能と学習により、被害者は善意を捨てるようになるのです。

逆に、そのトレーディングカードゲームの中にいる人達はどうかというと
各々が力任せにプレイしていて、

今すぐ対戦に勝てるカード
昨日今日、対戦に勝ったカードの話以外には振り向かず

自分達の遊んでいるカードゲームの
ゲームシステムを理解しようという気持ちを感じられません。

『普通の人たち』に向けて発売された流行り物が「売れない」

この状況下で、多くの人に共通するメインストリームを追いかけるのは困難です。

マニア向けに先鋭化した文化圏は、当然のごとくイビツな人間関係が築かれているため

近寄った「マトモな人」は
格好の餌食にされてしまうでしょう。

僕のことを「トレーディングカードゲームが大好き」と評価する人は多いですが、
僕は正確には、「トレーディングカードゲームを周りの人と一緒に楽しんだ時間が好き」なので

トレカマニアとは似て非なるものです。
当然、よほどつまらない場所だと感じたら
トレカには人間関係を目的として来ているので
容易に他へ移ります。

本当は、僕の「トレカ愛はその程度」です。

楽しかった思い出は押し入れに仕舞って。
またね。また遊ぼうね。ばいばい。

おやすみ

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