大人にオススメの昔話

図書館の方に聞いたのですが、斉藤洋さんの「おばけずかん」がとても人気だそうです。シリーズでたくさん出ていて、返却されてもすぐに借りられるので棚はいつもスキスキだと。小学生向きではあるのですが、元々オバケや妖怪といった空想のような話を好んでいた娘はこの「おばけずかん」にどはまり!図書館に入ると一目散にその棚に走り、あれば借りると聞かない始末。ある時、その横に「斉藤洋の日本むかし話」と同じ作者の別シリーズを見つけました。ここで図書館のいいところ、お試しでいいのです。自分に合うかは読んでみないと分かりません。

寝かしつけに読んでみました。子供には少し長いかもしれません。一冊に4話位のお話が載っています。この斉藤洋さんとはすごい人で、本来の昔話はざっくりと話がつながっているような、長くならないように子供向けに要点をつなげているような印象だった私。でもこの本は細かい描写をいろんな言葉を使ってつなげていて、隙がないのです。挿絵は少ないですが情景は十分に浮かぶ、大変読みやすいむかし話だと思います。娘は途中で寝てしまうこともありますが、このお話を読んでいる時は主人も聞いていて、二人で内容を語りあうのが毎度のことになってます。

皆さんのような立派なレポートは私には出来ないので、「とにかく読んでみて」ということをお伝えしたくてここに紹介しました。もしよろしければ見つけてパラパラしてみて下さい。

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