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北海道新幹線 寝台特急構想

東京と札幌を結ぶ寝台新幹線
車内は3層構造とすることで輸送力を確保
速達性、居住性、経済性の高めることで、
夜行列車を実用的な移動手段として蘇らせる。

併せて、新幹線版クルーズトレインや個室主体の昼行新幹線を走らせ、
多様な移動手段を用意することで、
北海道新幹線の需要底上げを図る。


寝台新幹線【北斗星】


東京と札幌を結ぶ寝台新幹線。
カジュアルな車内には、カプセルタイプからホテル並みの客室、
軽食を提供するラウンジカーなどを用意。
観光やビジネスに使える、利便性の高い夜行列車です。

かつて存在した2階建て新幹線車両の復活だ(E4系)

概要・ダイヤ

  • 10両編成(8両は2階建て車両)

  • テーマは ”カジュアル” ”スマート” ”北海道を、朝から楽しむ”

東京21:00→(大宮・仙台・盛岡・新青森・新函館北斗・新小樽)→札幌8:50
札幌20:50→(新小樽・新函館北斗・盛岡・新青森・仙台・大宮)→東京8:40
※23:40-6:00は盛岡駅にて停車。

共用設備・サービス

  • ラウンジカー・・・2階建ての広々とした共用スペース。カウンター席、4人用・2人用のボックス席などが並ぶ。

  • 無人売店・・・ラウンジカーの車端部にあり、深夜帯でも営業する。コーヒーやアルコール、軽食やアメニティ類を販売する。

  • シャワールーム・・・ラウンジカーの車端部に設置。盛岡駅構内にもシャワールームを用意しており、選んで利用することができる。

  • モーニング・・・朝の時間帯にラウンジカーにて提供。A寝台利用者は料金に含まれており、客室までデリバリー可能。

食事を取ったり、お酒を楽しんだり、仲間と語らいだり、列車移動の魅力を高める

客室設備

1階には上下2段のベッド、2階には1段のベッドを設置する2階建て3層構造により輸送力を確保。8種類の設備を揃え、多様な移動ニーズに応える。

コンパクトなタイプの部屋でも、寝るには十分な快適さを提供する
  • カジュアル(指定席)・・・リーズナブルながらも完全に横になれる、カプセルタイプの車両。女性専用エリアも備える。

  • ソロ(B寝台1人用個室)・・・コンパクトながらもプライバシーを確保した客室。ベッドのみのシンプルな構造。

  • ダブル(B寝台1/2人用個室)・・・ソロと同等。ダブルベッドを備える。

  • ファミリー(B寝台4人用個室)・・・かつての開放型B寝台と同じ構造だが、完全な個室となる。

家族旅行のニーズも満たす
  • シングル(B寝台1人用個室)・・・ビジネスホテル並の設備を誇る、当列車の標準的な客室。シングルベッドの他に、机や洗面台を備える。

  • ツイン(B寝台2人用個室)・・・シングルと同等。上下2段ベッド。

  • シングルデラックス(A寝台1人用個室)・・・トイレや洗面台、冷蔵庫、各種配信サービスを楽しめる大型ディスプレイ、さらには広縁も備える。

  • ツインデラックス(A寝台2人用個室)・・・シングルデラックスと同等。ツインベッドが並ぶ。

A寝台は編成両端の平屋車両に設置。広々とした室内が魅力。

昼行個室新幹線【ゆったりはやぶさ】

東京と札幌を結ぶ、個室主体の新幹線。
昼寝やリモートワーク、小さな子供連れやグループでの旅行など、
今までにない移動価値を提供します。

ごろごろしながら移動したいニーズはあるのでは。

概要・ダイヤ

  • 10両編成(8両は2階建て車両)

  • 寝台新幹線の昼間時間帯の活用

  • ベッドのみの部屋(カジュアル、ソロ、ダブル)については、座椅子を用意

  • 夜行運転時のアメニティは設置しないが、ブランケットを用意

東京12:00→(大宮・仙台・盛岡・新青森・新函館北斗・新小樽)→札幌18:00
札幌12:00→(新小樽・新函館北斗・盛岡・新青森・仙台・大宮)→東京18:00


クルーズ新幹線 【カシオペア】

東京と札幌を結ぶクルーズトレイン
個性豊かな客室や北海道の美味しいもの、
途中駅では立ち寄り観光も用意。
短いながらも、北海道への旅の魅力をぎゅっと凝縮しました。

四季島の姉妹列車となるだろう

概要・ダイヤ

  • 6両編成(4両は2階建て車両)

  • テーマは ”世界最速のクルーズトレイン” ”北海道の旅”

東京21:00→(大宮・仙台・盛岡 ※盛岡まで北斗星と併結)
→函館(120分停車)→(各駅に10〜20分停車)→札幌12:00

札幌17:00→函館(120分停車)
→(盛岡・仙台・大宮 ※盛岡から北斗星と併結)→東京8:40
※23:40-6:00は盛岡駅にて停車。

東京-盛岡間は北斗星・カシオペアで併結運転

食事・サービス

食事や飲み物はすべて料金に含まれる、オールインクルーシブ。
北海道や東北ならでは味覚を提供する。

  • ラウンジカー・・・北海道の自然をイメージした、くつろぎの空間。生バンドの演奏や、シアターでの風景の上映など、様々な楽しみを提供する。

  • カフェ・・・ラウンジカーの一角にある。ドリンクやアルコール、軽食を提供。

編成の両端に設置される、広々とした空間。
  • 食堂車・・・ラウンジカーとは別に設置される、食事専用の空間。

下り 札幌行き
夜は出発時刻が遅いため、アルコールと軽食を中心としたアラカルトメニューを用意。朝はモーニングのフルコースに力を入れる。

上り 東京行き
夜はディナーのフルコースに力を入れる。終了後は、アルコールと軽食を中心としたアラカルトメニューも用意。朝はシンプルなモーニングを提供する。

客室設備

全ての客室が最上級グレードであり、2階建て構造をしている。
客室内は、1階は客室入り口と、シャワー、風呂、トイレ等の水回り。室内の階段を上り、2階は寝室やリビング等の居住空間となる。

ゆったりとした列車旅を提供。
  • スイート・・・1〜2名用の洋室。現代的な高級ホテルをイメージ。1階から2階にかけての吹き抜け構造と、ジャグジーが魅力である。

  • ワイドスイート・・・3〜4名用の洋室。スイートの大部屋バージョン。

  • サクラスイート・・・2〜4人用の和室。和風の高級旅館をイメージ。畳敷きの空間に掘りごたつと広縁、檜造りの風呂が魅力である。

  • クラシックスイート・・・1〜2人用のレトロ調客室。寒い雪国のクラシカルホテルをイメージ。木のぬくもりを感じる室内と模擬暖炉、さらにはサウナを備える。

広縁を備えた、和風旅館をイメージした客室も用意。

立ち寄り観光

途中の新函館北斗駅からは函館駅に乗り入れ、2時間ほど滞在する。
乗客は専用特別ツアーへの参加、もしくはフリータイムを選択する。

その他の駅でも列車は停車し、ホーム上で催し物を鑑賞したり、地元食材を振る舞われたり、移動しながら沿線の魅力を楽しむことができる。

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