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腎盂腎炎になった話

こんにちは。春を感じる暖かい3月の中旬ですね。
4月からの仕事復帰まで半月を切ってしまい、そわそわしています。

「腎盂腎炎」という病気をご存知ですか?
少し前ですがこの腎盂腎炎にかかってしまい、地獄のような体験をしたので共有したいと思います。

生理が遅れているタイミング。朝起きると蕁麻疹が出ていました。
調べてみると妊娠の超初期症状にも蕁麻疹があらと知り、「もしかして?」と期待していました。
その日の夜、寝ようと体を横にした時に初めて腰のあたりになんとなく違和感のような若干の痛みが。

その翌日、37.2℃程度の微熱。微熱も超初期症状と知り、「あ!やっぱり妊娠かも!」と思っていましたが、午後になると体が痛くなり夕方になるにつれて熱が38.0℃近くに。
この時に初めてコロナ感染を疑いました。

翌日、朝起きると体がガチガチになり、全身の強い痛みに襲われました。
夫が午前中の仕事を休んでくれ、コロナ検査をしに病院へ。しかし、結果は陰性。コロナだと思っていたため、原因がわからず絶望でした。
先生からは特に他の検査等の提案はなく、手持ちの薬もあったため、そのまま帰宅。
カロナールを飲んでも全く効果がなく、熱が38.9℃まで上がり、ひたすら布団に横になって痛みに耐えるしかありませんでした。

過去に経験したことのない全身の激痛。
この痛みを例えるなら、「全身ひどい筋肉痛の体を全身打撲し、全身におもりをぶら下げている」みたいな感覚。
頭や首、手の指先から足の指先まで動かすのが経験したこのない激痛です。

翌日も全くよくならず、次は父親が仕事を休み自宅へ来てくれました。
前日とは別の病院に連れて行ってもらい、再度コロナとインフルエンザの検査。しかし、またもや陰性。
身体中が痛すぎて、ゆっくり少しずつしか歩けない私の姿を見た看護師さんが、とても心配してくださり、その優しさに思わず涙が溢れました。それくらい既に私の心は折れていました。

先生が「腰が痛くないですか?女性に多い腎盂腎炎かもしれないから、念の為尿検査をしましょう!」と言ってくださいました。
先生に腰を叩かれても全身が痛すぎて、腰の痛みを感じなかったため、ほんとかな…と思いながらも検査を受けることに。
すると、尿の数値が悪く、「腎盂腎炎」と診断。

薬を飲まないと自然完治はないと言われ、原因がわかって、症状に合った薬(念のため妊娠中でものめるもの)を処方してもらえたことが本当に救いでした。
家に戻り薬を飲んでひたすら寝る。
父親が来てくれて、娘の面倒を見てくれて本当に助かりました。
前日は痛みが強くお風呂に入れなかったため、この日は入ろうと試みました。
しかし、体が痛すぎて体も頭も全く洗えない。どうしようもなく夫を呼び、洗ってもらうことに。
普段一緒にはお風呂に入らないため、恥ずかしい気持ちもありましたが、そんなことは言ってられない。
完全な介護状態でした。どうにか洗ってもらい2日振りのお風呂に少し気分が落ち着きました。

その翌日は母が休みを取り家に来てくれました。
前日よりは痛みが引いた気がする。少しずつでも薬は効いている!!と自分に言い聞かせ、この日もひたすら寝て痛みに耐えました。

少しずつ痛みが和らいできた翌日も、また父親が来てくれました。
実家がすぐ近くというわけではないけど、車で1時間かからず来てくれる距離にあるのはとてもありがたいことだなと実感しました。
この日も2日振りの入浴。1人で入ろうとしたけどやっぱり無理で、またもや夫に入れてもらいました。

そしてこの日の夜、妊娠検査薬をやってみると『陽性』に。2人でほっとしました。
蕁麻疹や腎盂腎炎になったのは、きっと妊娠が影響していたのだろうと。
腎盂腎炎も妊娠時になりやすいそうです。

その翌日、だいぶ体の痛みが和らぎ歩けるようになったので、夫と子どもと一緒に3人で婦人科を受診し、先生にも妊娠を確認していただきました。

妊娠については、よければこちらをご覧ください。

その後も薬を飲み続け、発症から完治まで2週間程度かかりました。
自分の体が全く動かず、こんなにも辛い思いをすることがあるのかと、地獄のような体験をした日々でした。

どうやら女性は体の構造的になりやすいらしく、仲の良い友人や大好きな祖母も経験したことがあったよう。
長時間尿意を我慢したり、妊娠しているわけではなくてもなるそうなので、女性の皆さんは特にお気をつけください。

繰り返しなりやすいとも聞いたので、今後またこんなことにならないかととても怖いです。
私も気をつけようと思います。

長文になりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!





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