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ティンクルスタースプライツをクリアしての感想。

あの時代のゲームセンターは、二つに分かれていました。
カプコンのストⅡやKOFシリーズ、バーチャファイターなんかの対戦ゲーム層。いわゆる陽キャですね。筐体に灰皿が置かれ、対戦時には台パンや灰皿、缶ジュースが飛ぶことがあり、延長戦(リアルファイト)に発展することもありました。(偏見・誇張表現あり)

そんな喧騒の世界を避け、なんか隅っこの方でブツブツ呟きながら独自の攻略ルートを形成し、スコアアタックに命を賭ける、見目麗しくないキモオタ陰キャですね。私はこちらの人間でした

学生時代、当時は近所に総合アミューズメント施設があったので。
(ひとつのビルに、カラオケ・ボーリング・ビリヤード・マンガ喫茶・ゲーセン・居酒屋も入ってたんだっけかな、今思うと異常かも)
学校帰りにそのまま行ったり、休日に行けば絶対、誰かがいる。そんなスポットでした。それが壊され、繁華街のゲーセンもなくなり、10年くらい音ゲー無双が流行ったかと思ったらゲーセン自体が減り、今ではイオンとかの端っこに型落ちの太鼓の達人とか置いているような状態です。アーケードの筐体を置くゲーセンなんて、ごく一部の都市にしかありません。

思い出話はどうでもいいですね。ゲームの話に移ります。


ティンクルスタースプライツ」は1996年にSNKから発売された対戦型シューティングゲームです。目の前に迫る敵を「連爆」「ためショット」「ボム」などを駆使し、「攻撃ザコ」に変えて対戦相手を倒しましょう!可愛いキャラクターたちが画面せましと飛び回る新しいシューティングゲームを体験せよ!

15年くらい前のゲームだよな~わかる~!
って、1996年!?そりゃオッサンになるって話です。

話を戻して。
使うのは十字キーとボタン二つ。ショットとボムです。

そうそう、これこれ。このデモ画面。
ABCDボタン懐かしー!

流れてくるザコを連爆で巻き込んで、攻撃ザコを相手の陣地へと送る。
(攻撃ザコって。そんな正式名称あったんだ)
相手が連爆などでリバーサル攻撃ザコとして返してくるので、それをさらに返すとエキストラアタックとして、固有のオプション攻撃が相手の陣地へと行く。
まとめて送るとボスアタックとして相手の陣地にボスが登場。

ライフ制&残機制で、被弾するとハートが減り、すべてなくなるとミス。
残機が全てなくなるとゲームオーバー。
50万点・100万点で自機増えます。

可愛い絵柄だけど
ゲーム中は結構ワチャワチャしてる。

前半2ステージ目までは敵のAIが、「寝てるのかな」って思えるくらいショボいのですが中盤以降から本腰入れないとやられます。

後半戦。SS撮ってて何回かミスる。

連爆で巻き込んで、相手に送って、戻ってきたのを連爆で巻き込んで。
ボスアタック出し・・・あ、返された。
自陣を動き回るボスから出る弾を避けつつ連爆して、ぬぬぬ。
忙しいのです。

ストーリーモードのあらすじ

魔法世界プレアミューズには、あらゆる願いが叶う伝わる伝説の星「ティンクルスター」があった。ある日、悪の帝王メヴィウスがティンクルスターを盗んだため、プレアミューズの王女ロードランは、お供のラビキャットを連れ、ティンクルスターを取り戻しに行く。(Wikiよりコピペ)

ロードランって10歳だったんだ(今wiki見た)当時はおおらかな時代だったから水着シーンとかなー。

ステージ間の会話はコミカルで楽しい
当時はぷよぷよの漫才があったからかも

メヴィウスのボムがやたら目に優しくない光り方をするのは、いわゆる「ポリゴンショック」前だからなのかも。

クリアすると、EDが流れます。

ED画面の一枚
鉛筆画のような一枚絵がステキです。

キャラクターモードは好きなキャラクターを選択して各ステージを攻略していきます。ステージ間の漫才は省略されますが、各自のEDは個性が出て面白いです。

各キャラの能力が見られる
裏技を使う事で使える、ロードランのダークラン
EDではなんとタイトル乗っ取り。

クリアすると、エンディングの後にスコアに応じたサービスカット、じゃなかった。スコア評価があります。

連爆、確か30を超えるとMAXになるんだっけかな
上の方で必死に連打して巻き込みまくったような。
改めてみると、かなり早い。
評価はスコアじゃなくて早さが重視されるのかも
露出度上がってますね

実はこのゲーム、ドリームキャスト版もあるんですね。当然買いました。
当時、家でひたすらひたすらやってました。ゲーセンにはもうないのに。
自宅のドリームキャストが逝き、それから十数年。
まさかPS4で、アケアカで出てるなんて。アケアカに感謝です。

思い出話に戻ります。

去年(2023年)。
奥州市にレトロなゲーセンがあるという事を知る。
と、有給取って高速で車を走らせ、片道1時間半。

時代は令和なんだぞ
この筐体、この画面を見た時に涙があふれた。
何で・・・動いてるんだよ・・・おかしいだろ・・・。

実際は、やりたいゲームの基盤に差し替えてくれるのですが、それでも感動は止まりませんでした。涙を拭き、呼吸を整え、気を落ち着かせる。
100円で2プレイできるとのこと。
いや、1000円で1プレイでも、満面の笑顔で支払うわこんなん。

ワンコインクリア。
エンディング。

思い出補正っていうのは本当にすごいですね。
クリアした時に、純粋な少年に戻った気がしました。

オマケ画像。
ときメモの対戦ぱずるだま(1994年)
だからなんであるんだよ、っていう。

閲覧、ありがとうございました。


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