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【緑雷】🏉トヨタヴェルブリッツVS東京サントリーサンゴリアス観戦記

トヨタヴェルブリッツ、年に一度の雷神祭という事で、トヨタ社員が多数動員されています。
かくいう私も招待券で観戦、トヨタ様々でありがたい事です。(マイカーは日産です)

さて、季節外れの暖かさの中、トヨタ(5位)とサントリー(3位)は、
選手の質「トヨタ>サントリー」
選手層「トヨタ<サントリー」
組織力 「トヨタ<サントリー」
と、サントリーがやや有利だが、トヨタはホームの強みと崖っぷち(負けるとほぼプレーオフ争い終戦)状態のため、ブーストがかかるか。

前半は、トヨタ優勢。
アーロンスミスとボーデンバレットの全黒9・10番、15番にコンバートした高橋、8番姫野で違いを作りまくり、ビューティフルトライを量産する。

しか今年は、そこからのひっくり返されが多すぎて、油断は出来ない。

後半、案の定、選手交代を境にどんどんサントリーに押し込まれ、ファウルを連発して自滅する。
ノットロールアウェイ連発、イージーなノックオン連発、苦し紛れのノールックパス連発で、いとも容易く相手にボールを渡す。溜め息も連発。

名門サントリーは、インパクトプレーヤーばかり投入され、一方トヨタは交代の度に単純に力が落ちていく。

再現性たっぷりの見飽きた光景で、つまらんわ本当、と思っていたところ、ボーデンの超ロングペナルティキックがポストに当たって、運良く、こぼれ球回収してトライ逆転。
ロスタイム突入、今日はボーデン様の御力で勝てたな~、と思いきや、まさか相手キックオフをキープされて、ハイタックルでシンビンへ。(アブないプレーでした)
で、スクラムで押され押されて、最後は瓦解して、再逆転ノーサイド。

トヨタの敗因は、規律のなさに尽きる。
これ、いつも通り。
このレベルでの戦い方ではない。
サントリーやパナソニック、帝京や京産、桐蔭や東福岡の真面目さを見習ってくれ。
もったいないお化けの親玉がでてくるような試合内容だった。

一方、サントリーは泥臭く勝ちきった。
本当に強いチームは、そういう戦い方が出来る。
勝つべくして勝ったし、負けるべくして撒けた。

そして、終戦。
エキサイティングで悪くなかったが、自ら勝利を手放した側面が大きいので、最大の敵は己なり。
やるべき事に集中して、まずは安定して実力を発揮するのが大切だ。

あと、トヨタ14番のウイングだけ、明らかにクオリティが低かったので、ファルコン15番で、高橋14番でも良かったかなと。
(高橋の15番は代表の救世主にもなり得る、ハイクオリティ無双だったが)
岡田選手の復帰も待たれますね。

とにかく、日本人の選手層が薄い。
特に、バックスが弱い。
強いチームは、みな、23人以上で戦っている。
今日は、その差でした。


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