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68バランスクッションに乗れないわけについての考察

心技体(しんぎたい)とは、日本の武道やスポーツにおいて、精神力(心)、技術(技)、体力(体)の3つの要素を総称した言葉です。

「心」は、目標に向かう強い意志や、困難に立ち向かう精神力を表します。

「技」は、技術やスキル、知識などの知識や能力を表します。

「体」は、身体能力や健康状態を表します。

この3つの要素がバランスよく整ったとき、最高のパフォーマンスを発揮することができるとされています。

心技体は、スポーツや武道だけでなく、ビジネスや日常生活においても重要な考え方です。

例えば、ビジネスにおいては、目標達成のためには、
強い意志や粘り強さ(心)、
必要なスキルや知識(技)、
健康的な体(体)が欠かせません。

また、日常生活においても、何かに挑戦したり、目標を達成したりするためには、心技体のバランスが重要です。

30代までは、それまでの体貯金でなんとかなります。
ですが、40過ぎからその体貯金も底をつき、身体症状になって表れます。
腰痛、背中痛、肩こり、首こり、膝痛、足首痛などなど…
整形外科や整体などに行き始めるのもだいたいこの年代からが多いです。
また、同時に、この40代というのは仕事も一番油に乗って今が旬。
仕事も順調で自信もつき、いろんな仕事を任される頃です。
仕事を優先し、自分の体のことなど二の次になります。
こうなると危険信号です。

心あたりある人もいるのではないでしょうか?

あっ!それ自分だ!!と思った方へ、
ぜひ今日から簡単にできる自分にあったトレーニングを見つけてみてください。5分でも10分でもいいのです。

心技体を磨くことで、自分の可能性を最大限に引き出し、より充実した人生を送ることができるでしょう。

とはいうものの、なかなかやってないことや興味のないことには乗る気にはなれません。だから、私のように本当に困ったときになってはじめて自分の体と向き合う人も多いかと思います。

そんなみなさんへ、今回はバランスボードに安定して乗るための心技体について考えてみたいとおもいます。
運動不足の方、姿勢が悪い方、筋力衰えてるという自覚のある方は、ぜひご覧になってください。
私のように何かあってからだと大変苦労しますので。


バランスボード(バランスクッション)とはこんな感じです。

「体幹クッション」とも言うようです。
商品説明には次のように書かれています。

・クッションの上に座るだけで、自然と背筋が伸び、美しい姿勢を保つ事が出来ます。
・片足でバランスをとってみたり、 座りながら足を浮かせて、ながら運動。【インナーマッスルを鍛えて、バランス感覚向上!】

上記サイトより

バランスクッションの上で、バランスとって片足立ちで静止できると下図のようになります。

私がはじめて、このバランスクッションをやったときは、こうでした。

片足立ちになるために足を挙げた瞬間からこんな感じでした。
5秒ももちませんでした。
ここまでくると重症です。
仕事の忙しさを理由に自分の体と対話してこなかった結果がこれです。
みなさんもぜひ一度試してみたください。

15年近くほとんど運動もしなかったので、筋力がかなり衰えていました。
その負の積み重ねの結果、筋肉がないため、足首に全体重がかかるようになり、足首に大きな負担となり、大きく腫れて歩けなってしまいました。

炎症を抑える注射を打ってもらうと症状が改善したので、また放っておくと、数か月後にまた同じ症状が発症…。
それを2年くらい続けていました。
さらに足の痛みだけでなく、手のしびれもでてくるようになりました。
重い腰をあげて、リハビリと向き合うことにしました。

その間、リハビリしていなかったわけではありません。
足の痛みがでるようになってからリハビリは数年間継続していました。
ですが、自分の体のことなのに、理由をつけてリハビリと向き合っていない自分がいたのです。
当然ながら、改善などするわけがありませんでした。

これ以上自分の体を放っておくと、大変なことになるとようやく気付き、
理学療法士の方と対話としながら、自分にあったリハビリを模索し、ようやく見つけることができました。
人はそれぞれ体の症状が違うため、リハビリ法も皆違います。

今では、下図のようなことができるくらいに安定しました。

これは特別支援教育でも同じです。
ASDだからといって、皆同じ特性があるわけではありません。
同じ指導しても有効な人もいればそうでない人もいます。
だから個別指導計画が必要なのです。

今回は、バランスクッションに乗るために必要な「心」の紹介でした。

次回は、どうやってバランスクッションに安定して乗れるようになったのか「技」と「体」について説明してみたいと思います。

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