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底辺からの深遠なアドバイス: 責任、回復、そして再生 | デイビッド・マンハイム × リッチ・ロール

21,592 文字

ほな、12年か13年ほどヘロインとメサドンとベンゾを打っとったんや。41歳のときは、サブリースのアパートと、ウェイターの仕事と、50マイル離れたとこにおる娘がおって、せやけど会うてくれへん女性もおったんや。でも、断酒なんてまったく考えてへんかったし、そんなん視界にもなかったんや。
今日のゲストは、デイビッド・マンハイムや。回復をテーマにしたポッドキャスト「Dopey」のホスト役をしとる。回復を暗くて湿っぽい教会の地下室から引っ張り出して、ダークユーモアを交えて提供しとる。そして、その過程で命を救っとるんや。
「病気で疲れ果てた」言うてもほんまにそうなるまでは、そうはならへんのやで。ほんまに努力すると、ええことにつながるんやってことを学んだんや。そして、断酒したら全部変わってもうたんや。
ほな、みんなで一緒に幸せな運命への道を歩んでいこか。回復を一番に置いたら、他のことは全部うまくいくんや。
ほんまに必要なんは、なによりもアディクトかアルコール依存症の人が何かをすることなんや。
(音楽)
今日のエピソードは、このショーを可能にしてくれる素晴らしい団体のスポンサーによって提供されとるんや。
せやから、お前、やったんやな。勝ったんやで。
勝ったかどうかは分からへんけど、やったんは確かやな。
やったんや。ええ感じやと思うわ。今日、お前と一緒におれてうれしいわ。
でも、面白い裏話があってな。お前の頑張りは半端ないわ。マーク・マロンを追いかけとったときのこと覚えとるか?あいつが根負けするまで、しつこく追いかけとったやろ。WTFのエピソードを聴いとったときのことを覚えとるわ。その時点で俺らはもう知り合いやったんやけどな。これはもう何年も前の話や。
でも、そのうち「あっ、今度は俺がそうされとるな」って気づいたんや。
ほな、わざと少し距離を置いてみたんや。どこまで行くんか見たかってんな。せやけど、お前はあきらめへんかったな。時間はかかったけど、今日ここにおるわけや。
でも、お前の姿を見て「こいつ、またか」って思うほどやりすぎはせえへんかったな。
マロンのときは面白かったな。少し回復しとって、みんなが言うとる「神様の瞬間」みたいなんがあったんや。せやけど、俺にはそんなんなかったんや。カッツのデリで働いとって、5人くらいにモアルスープを出さなあかんかってん。
ちょっと早すぎたかもしれへんけど、この話をしたいんや。これがマロンの裏話なんや。
そうや、マロンの裏話や。
クリスが亡くなったばっかりのときやってん。俺のパートナーが亡くなったんや。人生のパートナーやなくて、ポッドキャストのパートナーな。人生のパートナーはまだ生きとるわ、ありがたいことに。
ショーは終わりやと思とったんや。デイビッド・シェフを予約しとってん。『Beautiful Boy』を書いた人や。映画も公開されたばっかりやってん。せやけど、テキストが来て「6ヶ月はショーに出られへん」言うてきよったんや。
「くそっ」思うたわ。スープを出して外に出たんや。「ショーは終わりやな。どないしよ」思とったんや。
そしたら、マーク・マロンがリュードロー通りを歩いてきよったんや。会うたことなかってん。ツイッターでつぶやいたことはあったけど、ほんまに追いかけたことはなかってん。
次の朝、カッツでの朝食に誘うたんや。来てくれて、ショーに出ることも承諾してくれたんや。
2017年くらいやったかな?
2018年の秋やと思うわ。ちょうどそのあたりやな。
マロンがなんで特別なんかっていうと、ポッドキャストの世界で回復とアディクションについて話す先駆者やったからやな。お前や俺が始める前からやっとったんや。俺らもずっとやっとるけど、マークはもっと前からやな。
回復の経験について、コミュニティの一員として本物の声を与えた最初の人やったんや。彼のポッドキャストを発見したときのこと覚えとるわ。他の誰もポッドキャストなんか聴いとらへんかった頃やな。
インタビューだけやなくて、素晴らしいイントロダクションにも、すごく慰めと喜びとコメディを感じたわ。今でもやっとるんやけどな。正直さと脆弱さに、つながりを感じたんや。
そうやな。テレビ番組の第3シーズンで、何年も断酒しとったのに再発するっていうのがあってな。俺はそれが好きやったわ。
街で会うたとき、俺のことを知っとったんや。ツイッターでうるさくしとったからな。親切にする必要なんかなかったのに、そうしてくれたんや。親切やないふりをしとるけど、ほんまは親切なんや。
今でも時々お前のことを文句言うとるで。
知っとるわ。最近、ニューヨークでお前と会うたんやろ?連絡取り合っとるみたいやな。
そうや、連絡取り合っとるわ。マーガレット・チョーがコメディのイベントで会うて、ビデオを撮ったんや。マロンがそのビデオで俺をからかっとったな。俺をからかうのが好きなんや。文句を言うのも好きやけど、それがええんや。
でも、お前をショーに呼んでくれたやろ?
呼んでくれたわ。めちゃくちゃ寛大やったわ。
お前を呼んでくれて嬉しいわ。
そうやな。言うたように、今日ここにおれて嬉しいわ。
でも面白いのは、今日ここに来るまでにめちゃくちゃ努力したってことやな。
ヘロインを手に入れるときに、今日ここに来るために使った努力の何分の一でも使っとったら...お前はしつこいからな。
多くの人が持っとる性質やと思うわ。間違った方向に使わなあかんことが多いけど、ええ方向に使えるようになったら、ええことが起こるんやな。
せやな。長いこと間違った方向に使っとったわ。薬物を手に入れて、ハイになり続けることに執着しとったけど、それ以前にも他の変なことに執着しとったんや。
それが俺の性質なんや。お前もある程度そうやと思うわ。
そこは俺の方が上やな。
Dopeyのことを少し話したいんやけど、最初にな。長いことやっとるけど、すごくええもんを作り上げたと思うわ。時々聴いとるけど、なんでこのショーがユニークなんか考えとったんや。
ローファイな質感があって、壁に耳をくっつけとるみたいな、会話の一部になったような感じがするんや。
人を引き付ける能力があるな。今はスター性のある人も多くなったけど、初期は友達とか、まだ苦しんどる人たちが出てきよったやろ。
そういう人たちに優しく接して、歓迎する雰囲気を作っとった。聴いとる人も、多分まだ苦しんどる人や、ミーティングに出たり入ったりしとる人やと思うけど、コミュニティがあるって感じられるんやな。
インターネットやソーシャルメディアにはクソみたいな面もあるけど、こういうショーをやって、回復の旅がどんなもんかっていう視野を広げられるのはすごいことやと思うわ。
コミュニティを作ったんやな。それがこの企画の核心やと思うわ。
人々がそう言うてくれるのはありがたいわ。でも、ほんまのところは、俺がコミュニティを作ったんやないんや。コミュニティはショーの外で作られたんや。
そう言われると、いろんな感情がこみ上げてくるわ。最初は、俺とクリスで、アディクションと回復についてクソみたいな話をするだけのもんやったんや。することがあるってだけやってん。
せやけど、突然、人々が俺らのやっとることに共感してくれたんや。クリスが死ぬまでは、ショーはほんまに軌道に乗らへんかってん。観客はクリスにめちゃくちゃ夢中やってん。
みんなクリスのことが大好きやってん。頭ええし、面白いし、繊細やってん。心理学の博士課程の学生やってんな。
そうや。お前とはバックグラウンドがだいぶ違うな。裕福な家庭出身で、東海岸の上流階級の、ええ大学みたいな感じやったんやろ?
100%そうや。でも、クソみたいな薬物中毒者やってん。最悪の薬物中毒者やってんな。
ショーを始めたとき、俺は4ヶ月しか断薬しとらへんくて、あいつは1年半やってん。
そうか。ショーを始めたとき、お前はたった4ヶ月の断薬期間やったんやな。
そうや。
Dopeyは断薬の大きな部分を占めとるんかって聞かれたら、いつも「違う」って答えるんやけど、ほんまはそうやな。
4ヶ月しかなかったからな。ショーをやめたら、断薬にどんな影響があるんかって怖いな。
でも、俺らは人生で最悪やったことを笑い飛ばしとってん。そして、聴いとる人たちに、ほんまは回復中やってことを常に思い出させなあかんかってん。
そこから、人々は「楽しそうやな」って思うようになったんやと思う。それが俺らの目的やってん。楽しめるってことを見せたかってん。でも、回復は真剣に取り組まなあかんってことも。
せやけど、怖いことが起こり始めたんや。ショーをやっとる間に、リスナーが亡くなり始めたんや。そして、親友のトッドが亡くなった。ショーに出てくれとった人や。そして、クリスも亡くなった。
今でも人々は亡くなっとるわ。コミュニティの柱みたいな人たちが、ショーを作っとる間にも亡くなっとるんや。
そういうのはこの世界の一部やな。悲しいことやけど。葬式にたくさん行くことになるわ。特にフェンタニルが関わっとるコミュニティではな。
そうやな。今はもっとひどいわ。
正直さと脆弱さ、そして酷いことをしたことを笑い飛ばせるってところが、人々をつなげとるんやな。まるで友達みたいに感じるんや。
最初から意図的にそうしようと思ったかどうかは分からへんけど、確かにうまくいっとるな。
このショーの始まりを考えると、もっと間接的な形やけど、俺も似たような理由で始めたんや。
一般の人々に、ミーティングルームで経験しとることの一端を伝えたかってん。そこでは、人々が立ち上がって、最悪なことについて話すんや。正直に、脆弱に、そして誰も批判せえへん。
みんな笑って、思いやりを持って、お互いを支え合うんや。しかも無料でな。みんなで一緒に人生を立て直そうとしとるんや。
それがめちゃくちゃすごくて、パワフルなことやと思ったんや。でも、閉ざされた扉の向こう側にあって、特定の状態の人や、その扉をくぐる勇気のある人にしか利用できへんのや。
せやけど、もし普通の人にもそれの一部を提供できたらどうやろか?って思ったんや。科学者や作家なんかいろんな人をここに呼んどるけど、まだそういう感覚を持った会話をしようと心がけとるわ。
それがほんまのエッセンスやと思うんや。人々が何かとつながりを感じられるようにするもんな。正直さと脆弱さやな。
そうやな。特に今の時代はみんなスマホに夢中で、ひとりぼっちになりがちやけど、お前のショーとかマロンのショーとかDopeyを聴いとると、誰かと一緒にいるみたいな感じがするんや。
このマイクと耳の間の距離は遠く感じるけど、イヤホンで聴いとると、すぐそばにいるみたいやな。ほんまに素晴らしいことやで。
クリスが亡くなったとき、Dopeyには大きな転機があったんやな。続けられへんと思ったんやろ?あいつはお前の共同ホストやったからな。
続けることにしたわけやけど、それについて話してくれへんか?Dopey Nationの歴史の中でも大きな瞬間やったと思うんやけど。
そうやな。あの時点まで、ショーにはカルト的な人気があって、ただ楽しむためにやっとっただけやってん。
クリスが亡くなる前のDopeyを聴いたら、めちゃくちゃやけど、すごく楽しいんや。それがええところなんやけどな。
さっき話してたけど、ガレージバンドを見つけるみたいなもんやな。完全なパンクロックや。最初の50エピソードはマイクもなかってん。
マイクを買わんかったんは、ショーを絶対にやらんようになるって分かっとったからや。スキーを買ったのに一度も滑りに行かへん人みたいになるやろ?
形式ばったら、フィルターがかかるって思ったんか?
いや、俺とあいつがダメ人間すぎて、ちょっとでも複雑になったら...
期待されるだけでもダメなんや。あいつは「機材買おうぜ」とか言うとったけど、俺は「ダメや」言うたんや。「50回やってから考えよう」って。
50回目で、あいつが「マイク買うわ」言うて、クソみたいなスノーボールマイクを買ってきよったんや。
モノラルかユニで部屋の音を拾えるんやけど、MacBookよりちょっとマシくらいやな。
マシやなかったけど、意図は感じられたわ。それからDr.ドゥルーが来てくれることになって、クリスは使用中にDr.ドゥルーに診てもらったことがあるから、めっちゃ興奮しとってん。
俺は「くそっ」思うて、B&Hに行って4トラックとかの機材買うてきたんや。そのあとは、ある程度の機材を持つようになったな。
Dopeyについての素晴らしい記事がSpinにあってん。いつ書かれたか覚えてへんけど、ファンの視点から書かれとって、ショーの音質にめっちゃ怒っとるんや。
知っとるわ。でも、それがファンシーになって、ジェイミー・リー・カーティスとかダニー・トレホが出てくるようになったら...初期のころが懐かしくなるんやな。
でも面白いのは、ジェイミー・リー・カーティスは電話で出演したんや。電話の横にマイクを置いて録音したんや。音質最悪やってん。
ショーの音はファンが怒るくらいひどかったんや。でも、ファンがGofundmeでお金集めてくれて、1300ドル送ってくれたんや。RODEのcasterとええマイクを買えるようにな。
それっていつの話なん?そんな昔のことやないやろ?
この時点で、貧乏根性はどこいったんや?長いことショーやっとるんやから、ちょっとはプロっぽくてもええやろ。
そうやな。急に上げたくなってきたわ。もう下手なインタビューとか、音質の悪いのは我慢できへんわ。お前と同じ考えや。
これからは本気でやるで。父さんのアパートでやろうと思とるんや。それが次の大きな動きや。
ジェイソンに言うとったけど、子供の頃の部屋でなんかやり始めて、そこでリッチ・ロール・ショーをやろうと思とるんや。
お前、ニューヨークにおるやろ。みんなそこを通るんやから、Zoomやめて、かっこええ寝室に人を呼べるやろ。
そうやな。もうZoomはやめや。
コロナの時はせなあかんかってん。その時はRiversideを使っとってん。「リッチ・ロールはZoomなんかせえへんやろ。Riversideを使うに決まっとる」思うとってん。
RiversideはZoomよりええけど、どっちもつながりが薄れるんや。
ある時点で「対面でしかやらん」って決めたんや。
でも、クリスの死のとき、俺は全然準備できとらへんかってん。
アーティ・ラングに会いに行ったんや。スターン・ショーに出とる人な。
それが俺の最初のDopeyの頑張りやってん。2エピソード目くらいから140エピソード目くらいまでかかったんやけどな。
ストーカーみたいに追いかけたんや。マンハッタンのガーメント地区でライブポッドキャストをやっとって、カッツからサンドイッチの袋とDopeyの帽子持って行ったんや。
いつもサンドイッチをあげて、「ショーに出てくれへんか」って聞いとってん。あいつはハイで、いつ出られるか分からへんかったんやけど、俺は押し続けたんや。
アーティと...今、アーティは2年くらい断酒できとるんやないかな。うまくいっとると思うわ。
聞こうと思っとったんやけど、うまくいっとるかどうか分からへんかってん。
長いこと続けとると思うけど、慎重になって公の場から姿を消しとるんやないかな。
でも、Dopeyのインスピレーションはアーティからやってん。スターン・ショーでのアーティの話を聞いて、「これがショーになるな」って思ったんや。
俺らにもそんな話があるから、できると思ったんや。
クリスの死は、アーティにインタビューしに行った直後に起こったんや。
俺とクリスはポートオーソリティからバスに乗って、ホーボーケンに行ったんや。二人ともまだ使用中で、俺は知らんかってん。
それからハドソン川をフェリーで帰って、あいつは降りていった。それが生きて会うた最後やってん。
クリスを最後に見たのがそのときやったって知らんかったわ。アーティのすぐあとやったんやな。
ポッドキャスト中に使っとったんか?二人で抜け出して使ったんか?
アーティは抜け出したな。
クリスはただひたすら嘘ついとったんや。
その頃、俺の嫁が二人目の娘を妊娠しとって、家を買おうとしとってん。カッツでウェイターやめようと思っとってん。
クリスに何が起こっとるか全然気づかへんかってん。断酒中の俺はすごく純粋で、他の人が何しとるか分からへんのや。みんなの言葉をそのまま信じとってん。
クリスが大人になって、ショーに興味なくなったんやと思っとってん。でも実際は再発しとったんや。
フェンタニルが混ざっとった何かやったんか?
いや、フェンタニルを手に入れに行ったと思うわ。
マジか。フェンタニルやったんか。
ショーでずっと言うとったことがあってん。フェンタニルを逃したって。そのことについて話して笑っとったんやけど、同時にフェンタニルをやらんくて良かったって思っとったんや。
でも、再発したときに「フェンタニルをやりたい」って思ったんやな。
ひどいな。
でも、誰かが使用中かどうか分からへんってことについて...ほんまに上手な薬物中毒者、特にオピオイド中毒者やヘロイン中毒者は、周りの人に気づかれずに長いこと使い続けられるってこと、多くの人は気づかへんと思うわ。
いつも溝に落ちたような、完全にダメになった人ってわけやないんや。長いこと周りに気づかれずにヘロインを使い続けとる人がたくさんおるんや。後で知ったけど、ずっとヘロインやっとった人がおったのに、全然気づかへんかったこともあるわ。
そうやな。俺が使用中のときは、誰が使っとるかすぐ分かったわ。部屋に入ったら誰が使っとるか分かったし、パーティーでも誰が使っとるか見つけられたわ。
ジャンキーダーみたいなもんやな。
100%そうや。ジャンキーダーとかジュダーとか、なんでもええわ。
断酒したら、みんなうまくいっとると信じたくなったんや。特にクリスのことはな。
少し時間が経って、まだ使っとる人がおるってことを忘れてしまうんやな。「みんな辞めたんやないの?」みたいな。
100%そうや。俺が使ってへんのに、誰かが使っとるなんて信じられへんのや。めちゃくちゃ馬鹿げとるけど、そういうもんなんや。
アルコール依存症の考え方やな。自分が世界の中心やと思うんや。「俺が辞めたんやから、みんな辞めたはずや」みたいな。
そうやな。薬物がまだあること自体が信じられへんわ。
信じられへんな。
じゃあ、ちょっと戻ろうか。どんな感じやったか、何があって、今はどんな感じかって話をしたいんやけど。
お前の薬物歴は長いから、全部は話せへんけど、ニューヨークで育ったんやろ?
ニューヨークのチェルシーで育ったんや。両親とも公立学校の教師やってん。俺はめちゃくちゃ特別な公立の才能教育校に行ってん。
4歳のときに入って、17歳まで通ってん。
ハンターか?
ハンターやな。リン・マニュエル・ミランダが行ったとこや。
たぶんマンハッタンで一番ええ学校やったと思う。今でもそうかもしれへん。
アッパー・イースト・サイドの94丁目とマディソンの間やな。
5年生から12年生まで、毎年退学を勧められとってん。でも、「行かへん」言うて、そのまま残ったんや。
なんで退学を勧められたん?
その環境で成功するのに必要な学問的な才能がなかったんやと思う。たぶんC+かB-くらいの成績やってん。
完全にADHDで、落ち着きがなくて、学問的には優秀やなかってん。社交的には優れとったけどな。
薬物はやらへんかってん。ただ友達がおって...最初の依存症は、友達との間での狂ったような共依存やったと思う。
友達と離れたときに使い始めたんや。一度、夏のキャンプでウェイターしとって、友達と離れたときに、ブラックアウトするまで飲んだんや。
人と一緒におらなあかんタイプやな。生まれつきの外交的な人間で、共依存的やと思う。
特定の人やなくて、自分の人たちと一緒におると安心するんや。自分の人たちと離れたときに薬物を見つけたんやな。
でも、人気者で、いろんなタイプの友達のグループを渡り歩けるような、ちょっとカメレオンみたいな感じ?クラスのピエロ的な面もあったんか?
完全なクラスのピエロやったな。でも、学校がめちゃくちゃ真面目やったから、そんなにカメレオンになる必要なかってん。ハードル低かったわ。
じゃあ、薬物やアルコールはどこから入ってきたん?
たぶん...一回だけ飲んだことがあってん。夏のキャンプでウェイターしとったときや。
初めて落ち込んだのもそこやってん。ミーティングで聞くようなこと全部感じたわ。孤独で、孤立して、自分の皮膚の中で完全に居心地悪くて。
それまで感じたことなかったんや。4歳から17歳まで、安全な学校にずっといたからな。
キャンプにおって、ウェイターしとってん。ウェイターの仕事めちゃくちゃ下手くそやってん。ヨーロッパ人のキッチンスタッフとしか友達になれへんかってん。
夏の最後の晩に、パーティーがあってん。たぶん20杯くらいスクリュードライバー飲んだと思うわ。ブラックアウトして、吐いてもうてん。
そのとき初めて、頭から抜け出す必要があるって気づいたんや。でも、続けへんかってん。
アルコールにアレルギーがあるって言う人おるやろ?俺は本当にアルコールにアレルギーがあったと思うわ。
母さんも飲めへんかってん。俺が飲むと、ただ気分悪くなるだけやってん。
でも、数年後に見つけたのが大麻やってん。大学で見つけたんや。ミュージシャンで、バンドやっとってん。
大麻吸ったら、「こういう気分になりたかったんや」って思ったわ。生まれついてのストーナーやったんやな。
それがどれくらい続いて、どこで道を外れたんや?
18歳から41歳まで、毎日大麻吸っとったわ。閉じ込められとるとき以外はな。
大麻は俺の文化であり、宗教みたいなもんやってん。
他のも来たら使ってたわ。サイケデリックスとか、ピルとか、コカインとか。でも、それらは大きな障害にはならへんかってん。
なんとか4年で大学卒業して、バンドもやって...美術史専攻で、本当に興味があったんや。優秀やなかったけど、落第もせえへんかってん。
大学出てから、テレビの仕事するようになってん。テレビの仕事を始めたときに、なんかプレッシャーを感じ始めたんや。
大学のとき、ミュージシャンが俺と俺のルームメイトを訪ねてきて、ヘロインを持ってきたことがあってん。その日試してみて、めちゃくちゃハイになって吐いてもうてん。
「これは多すぎる」思うて、何年もやらへんかってん。
卒業して、テレビの仕事し始めたとき、チェルシーにアパート借りてん。公営住宅で育ったから、母さんが11歳のときに申し込んでくれて、22歳のときに手に入ったんや。
24丁目と8番街で、300ドルの大きなスタジオやってん。すごいやろ。
友達の一人が俺と住むことになって、俺はテレビ会社の仕事で旅行しとってん。
ミシガン州立大学に行って、トークショーに出る子供たちを探しに行ったんや。
帰ってきたら、大学の友達がみんなうちのアパートにおって、宅配サービスからコカイン買うとるんや。
配達の人に「お前、うちのアパートでこんなに金儲けするんやったら、なんかくれへんの?」って言うてもうてん。信じられへんことが起こったんや。
あいつがヘロインの袋2つをコーヒーテーブルに投げてきよったんや。その晩、俺と友達のトッドがそれを使って、めちゃくちゃハイになってもうてん。
次の朝、今までで一番ええ気分やってん。「くそっ、こういう気分になりたかったんや」って思ったわ。
まだハイやったんやな。
その晩は多分ハイすぎたんやけど、次の朝は完璧なハイやってん。
ニューヨークの神経質なユダヤ人やから、「こういう気分になりたいんや」って思ったんや。大麻以上やってん。
ヘロインが人をどう感じさせるかって本で読んだことがあったけど、まさにそんな感じやってん。
抑えとかなあかんって分かっとったけど、テレビの小さな仕事でも成功し始めて、オンエアの仕事が制作の仕事になって、契約まで結んだんや。
契約書にサインしたとき、億万長者でもヘロイン中毒に対処できへんって分かっとったのに、自分ならできると思ったんや。
頭の中で「毎日できる」って思ったんや。そこから始まってん。
テレビの仕事は9ヶ月後に終わってもうたわ。
すごく早かったな。
いくつか気になることがあるわ。まず、やっと自分に合うものを見つけたような、ほとんどウィリアム・バロウズみたいな感覚...
最後に、自分の問題の全てを解決する答えを見つけたような、ずっと探してたものを見つけたような感覚やな。
そして、狂気とエゴで「ヘロインはやめとけって誰もが言うけど、俺なら上手くやれる」って思うんや。
90年代は特に「知ったこっちゃない」ってよく言うてたやろ。「知ったこっちゃない」って。
でも俺は本当に全てのことを気にしとってん。ヘロインやったとき、初めて本当に「知ったこっちゃない」って感じられたんや。
ええ性質やないけど、それが必要やと感じたんや。そんなに怖がらんでええように。
めちゃくちゃ怖がりやったから、ヘロインやったら恐怖がなくなったんや。
共依存と関係あるんやないか?みんなに好かれたいとか、みんなが期待する人間になろうとするのは、すごいエネルギーを使うやろ。
その不安とプレッシャーをずっと抱えとるわけや。ヘロインみたいなもんは、それを全部消してくれるんやな。
それはどこから来とるんや?親はどんな感じやった?
親は過保護な、中流階級のユダヤ人の教師やってん。
母さんは、俺がどんな人間になるべきか、どう着るべきか、どう見えるべきかについて、はっきりしたイメージを持っとってん。
俺はそれにめちゃくちゃ反発したんや。心地よくなかったわ。
でも、それでもやったんか?
いや、やらへんかってん。10個頼まれたら1個くらいしかやらへんかってん。他のことはやったふりをして、全部に「はい」って言うてたけど、自分の好きなようにしとってん。
姉と親と一緒にエレベーターに乗っとったときのことを覚えとるわ。姉は反抗的で、母さんの言うことを何もせえへんかってん。
俺は「ローリー、言われたとおりにすればええやん。『はい』って言うて、好きなようにすればええんや」って言うてん。
それが俺の生き方やってん。ヘロインが来たとき、「もうこれで全部終わりや」って思ったんや。
何も気にせんでええって。もちろん、全ての問題をこの一つの問題と交換することになるんやけどな。
それが他の何よりも悪くなるってことに気づかへんかってん。
この薬物と長い旅に出たんやな。
そうやな。まず仕事を失ったわ。
解毒施設に行くことになったんや。たくさん稼いどったけど、300ドルの家賃も払えへんかってん。
家賃も払えへんかったんか。
払えへんかってん。
年に10万ドルくらい稼いどったんやろ?
基本的にはな。20代前半で、家賃300ドルも払えへんのに。
全部そっちに行ってもうてん。
これはMTVの話じゃないよな。それは前の話やろ。高校生のときにMTVで働いとったんやないか?
そうや。高校の11年生のときにインターンしとってん。
12年生になったらインターンシップするんや。俺と親友がMTVでインターンしとってん。
そこで頑張り始めたんやな。高校生のときから、俺らをオンエアに出してもらおうと頑張ったんや。
高校生のときからか。
そうや。シーティー・ローダーのオフィスに座って、全てのプロデューサーに頼み込んだんや。
今と全く同じやってん。オンエアに出してもらえて、めちゃくちゃ楽しかったわ。
でも、またMTVに戻ることになってん。最悪な底つきはMTVやってん。
最初はローレン・マイケルズの子会社のバーリー・ベアーやってん。そのときジャンキーになって、何もできへんようになったんや。
結局クビになったんか。
クビになったのは、解毒施設に行って、病気やって嘘ついたからや。
人生の大きな瞬間やってん。親に言うか、会社に言うか選ばなあかんかってん。なんで親に言うことにしたんか分からへん。
会社に言うてたら、クビにはでけへんかったんやな。
治療に行ったってことで、支援せなあかんかったはずや。
クビにされて、それからまたMTVに戻ったんか?
いや、クビになって、しばらくふらふらしとってん。
俺を信じてくれる友達がおってん。それ以来口きいてくれへんけどな。
MTVアンプラグドの作者で、アレックス・コレッティーっていう天才プロデューサーやってん。めちゃくちゃかっこええもん録音しとってん。
あいつが俺を雇って番組作らせてくれたんや。90年代後半か2001年くらいやったと思う。
MTV2のハンドピックドっていう番組やってん。コールドプレイの最初のレコードとか、ジョン・メイヤーとかノラ・ジョーンズとかな。
ジェイソン・シュワルツマンをホストにして、俺が監督しとってん。
ずっとヘロインキメとったんやけどな。
頭の中では映画みたいやってん。ブロードウェイの51階のオフィスのトイレで打ちながら、「これうまくいっとる」って思っとってん。
結局番組は完成したけど、クソみたいな出来やってん。俺が作った番組はひどかったわ。
クビにはせえへんかったけど、一回きりの仕事やったから、二度と雇ってくれへんかってん。
帰るとき、各デスクにあったプロモーションCDを全部盗んで、セント・マークス・プレイスに走って行って売って、ヘロインを買ったんや。
それが俺のテレビの仕事の終わりやってん。
この [ __ ] はYouTubeとかで見られへんのか?
MTVハンドピックド・ボリューム2は見つかると思うけど、俺は出てへんわ。ジェイソン・シュワルツマンがホストしとるのが見えるだけやな。
高校生のときにMTVでやったやつは?
いくつかは友達がVHSで持っとるわ。
バーリー・ベアーのときは、たくさんのロックスターにインタビューしたんや。KISSにもインタビューしたし、Weenにも、ボブ・ウィアーにもな。
全部ヘロインキメながらやってん。全部持っとるけど、めちゃくちゃやで。
きっと、将来ポッドキャスターになるための練習やったんやな。
内なるショーマンみたいなもんがあったんやろ?常にメディアの文脈で人と話したがっとったんやな。
変な話やけど、みんな夢とか天職みたいなんがあるやろ。なぜか高校生のとき、俺の天職はトークショーのホストやと思っとってん。
誇りに思えへんけどな。
キッチンに入ったら、母さんがニューヨークのAMラジオ聴いとってん。ジョン・ギャンブリングの「ランブリング・ウィズ・ギャンブリング」っていう番組やってん。
めちゃくちゃリラックスしとるように聞こえて、ええ仕事しとるなって思ったんや。「ああいうのやりたいな」って。
それからリージス・フィルビンにハマってん。めちゃくちゃリラックスしとって、楽しそうやってん。
そしてハワード・スターンを聴き始めて、「あれをやりたい」って思ったんや。
でもどうやってやるか分からへんかってん。
ハワードがお前の目標やったんやな。もう一つの頑張りの話があるな。
そうや。1999年9月22日に、嘘ついてスターン・ショーに出たんや。
マジか。この話知らへんかったわ。
バーリー・ベアーのためのクソみたいな番組を作っとって、注目を集めたかってん。
ハワードの大ファンやってん。アーティがショーに出始めたころやと思う。
ハワード・スターン・ショーに出る方法を考えてん。すごく魅力的な彼女に裸になってもらうか、俺が裸になって「ハワードは最高」って書いたサンドイッチボードを着るか、ハワードの自尊心をくすぐる嘘をつくかやな。
俺は大嘘つきやから、ハワードの自尊心をくすぐる嘘をつくことにしたんや。
俺らの番組は大学のケーブルテレビ局だけで放送されとってん。ハワードに、千年の芸能人アンケートを取っとって、ハワードが1位やって言うたんや。
ハワードが嫌いな人たちを全部負けさせたんや。ジェイ・レノとか、アダム・サンドラーとか嫌いな人を全部ハワードに負けさせたんや。
めちゃくちゃ考えたんや。
頭がおかしくなるくらいキメながらな。
その晩、彼女とエクスタシーやって、コカインやって、ヘロインやったんや。一晩中起きとって、チェルシーからKロックまで歩いて、ハワードに「千年の芸能人賞」を渡しに行ったんや。
トロフィーも用意したんや。トロフィー屋に作ってもらったんやけど、めちゃくちゃ頑張ったわ。
トロフィーの代金さえ払わへんかってん。スターン・ショーでトロフィー屋の名前を言うから、それでトロフィーをもらったんや。
もう予約済みやって言うたんか?
予約済みやってん。
でもハワードにどうやって渡したん?
子供の頃、PAをやっとってん。プロデューサーになる前、プロダクション・アシスタントをやっとってん。
ボスがスターン・ショーのクリエイティブ・ミーティングを録音しとってん。「アシスタントとして行ってもええか?給料はいらへん」って言うて、ミーティングの音響を手伝いに行ったんや。
プロデューサーの一人、たぶんジェイソン・カプランかケーシー・アームストロングに会うてん。
ハワードがこの賞を取ったって手紙を書いて、バーリー・ベアーには何百万人も視聴者がおるって嘘ついたんや。
ハワードは賞をもらうのが大好きで、オンエアで賞をもらうのも大好きやってん。そのことを知っとったから、俺を出演させたんや。
すごいな。
オンエアで賞を受け取ったんや。録音もあるわ。ビデオもあったけど、なくしてもうたわ。
ハワードが俺にお礼を言うてん。エージェントにもお礼を言い始めて...エミー賞かオスカーでも取ったみたいにみんなにお礼言うとってん。
そしたらロビンが俺を見て、ハワードを見て、「こいつハイやで。何しとんねん」って言うてん。
そしたらハワードが「賞でお前の頭をぶん殴ったるわ。さっさと出てけ」って言うてん。
冗談っぽく追い出されたんか。
冗談っぽくな。でもすごい瞬間やってん。
信じられへんな。
これが全部、中毒者の中の何かを刺激したんやないかって思うんやけど。
こういう頑張りで、扉を開けて、物事を起こせるんやな。同時にめちゃくちゃ使っとるのに。
ハワード・スターンに会えたりすると、「問題なんかないわ。うまくいっとるやん」って自分に言い聞かせとったんやないか?
そうやな。最初のうちは、ヘロインでむしろエネルギーが出るんや。
短い間やけど、むしろ物事をやり遂げる能力が上がるんや。
やりたいところにいて、目標を達成して、化学物質で自分の気分を秒単位でコントロールできとったから、「これはうまくいっとる」って思ったんや。
スターン・ショーに出たときも、「俺はすごいわ」って思ったけど、内心では「すごくないわ」って思っとったんやけどな。
それが原動力になったんやけど、感情的な二日酔いみたいなもんがあってな。
全部失敗し始めたとき、「なりたかったところにめちゃくちゃ近づいとったのに、たどり着けへんかった」って思ったんや。
でも、まだ化学物質で気分をコントロールしとってん。現実に向き合えへんかってん。
そのままずっと続けてもうてん。12年か13年くらい、ヘロインとメサドンとベンゾをやり続けたんや。
解毒とリハビリは何回くらい行ったん?数え切れへんくらいあるやろ。
そうやな。数え切れへんわ。ほんまのリハビリはあんまり行ってへんけど、ニューヨークとロサンゼルスの無料の解毒施設は全部行ったわ。
フロリダのリハビリにも行ったな。マンハッタンのアパートを失うてもうてん。
親は支払いを続けさせてくれへんかってん。フロリダのめちゃくちゃ高級なリハビリやってん。奨学金みたいなんくれて、半額になったんやけどな。
ひどい状況やってん。昔ながらの「壊して作り直す」みたいなやつやけど、作り直すのを忘れるタイプやってん。
そこにおる間に、親に「低所得者向け住宅の300ドルは払わんでええ」って言われてもうてん。
お前の権利みたいなもんを失うてもうたんやな。
そうや。生まれながらの権利を失うてもうたんや。
めちゃくちゃ怒ったわ。「俺を [ __ ] にしやがって。どうしてこれを奪うんや。なんで月300ドル払えへんのや」って。
「カリフォルニアに引っ越すわ」って言うてん。ここに友達がおったからな。
フロリダからLAに引っ越したんや。10ヶ月くらいソーバーリビングにおったけど、そこでも使っとってん。
大麻だけなら管理できると思って、大麻だけ吸っとってん。でも心の中では、まだヘロインがしたいって思っとってん。
断酒なんて全然考えてへんかってん。断酒は全然視野に入ってへんかったわ。
LAにおったのはいつやったん?
2001年から2008年までやな。
長いことおったんやな。
その間、ミーティングには行かへんかったん?
たぶん3回くらい行ったと思う。
でも完全に疎外感を感じたわ。ハイでいたかったからな。
ここでメサドンを始めてもうてん。彼女が支えてくれて、面倒見てくれたわ。
猫2匹と俺がおって、俺が3匹目の猫みたいな感じやってん。
彼女がよく我慢してくれたな。めちゃくちゃ大変な思いをさせたやろ。
再発を繰り返して、嘘ばっかりついて、狂ったようなことばっかりして。それでも何度もチャンスをくれたんやな。
お前、そんなにチャーミングなんか?
分からへんわ。たぶんそうやったんやろな。
でも、その状況が依存症を助長したと思うわ。
彼女は俺の親友の彼女やってん。俺らが一緒になって、友達にめちゃくちゃ痛い思いをさせてもうてん。
その罪悪感に耐えられへんかって、ただ立ち去るんやなくて、「今度は俺と一緒におらなあかん」ってなってもうてん。
結局、友達にめちゃくちゃ痛い思いをさせて、俺は地下に潜ってもうたんや。
誰とも話せへんくらい恥ずかしかってん。罪悪感と恥がもっと使うことにつながるんやな。
4歳から友達やった親友やってん。今でも友達やけど、関係が修復するのに10年かかったわ。
母さんが亡くなって、あいつが結婚するまで修復でけへんかってん。
この話をマーク・マロンのところでしたら、友達が「なんでそんな風に話すんや」って怒ったんや。
マロンのところで聴いて、めちゃくちゃ怒ったんやて。
だから今回は、もっと...あいつは俺の知っとる中で一番ええ人の一人やってん。兄弟みたいな存在や。
あいつにめちゃくちゃ痛い思いをさせて、裏切ってもうたんや。
それが俺と彼女を「これをうまくいかせなあかん」って思わせたんやと思う。めちゃくちゃダメージを与えてもうたからな。
ハイやったからな。
じゃあ、最終的にどうやってその償いをして、関係を修復したん?
努力やな。その関係は俺にとってめちゃくちゃ大事やってん。4歳のときに出会うてん。文字通り4歳や。
家族みたいに、兄弟みたいに仲良かってん。
あいつは俺と話してくれへんかったけど、俺があまりにもダメになっとるのを知っとってん。
正気やなかったから、言い訳になるって分かっとってん。
でも、まだめちゃくちゃ怒っとって、連絡するたびに距離を置かれたわ。
結婚式にも呼んでくれへんかったし、何も関わりたくないみたいやってん。
でも、母さんが亡くなったとき、あいつは俺に優しくせなあかん時期やって分かったんやと思う。
そして、俺が人生を立て直そうとしとるのを見てくれたんや。
あいつがこっちに来るときは必ず会うし、時々話すんや。
俺の一生の付き合いの中でも、本当に大切にしとる関係の一つやな。あいつも分かってくれとると思う。
最初の頃、ヘロインがエネルギーを与えてくれたって言うてたけど、多くの人には意外やと思うわ。
俺はヘロインやったことないから、個人的な経験は語れへんけど、回復中のヘロイン中毒者の多くが同じこと言うとるのを知っとるわ。フェンタニル中毒者もな。
しばらくの間はうまくいく理由があるんやな。
治療に行ったとき、たくさんの医者、特に麻酔科医と一緒やってん。めちゃくちゃフェンタニル中毒やってん。
手術室でアクセスできるからな。
めちゃくちゃ複雑で馬鹿げた方法で、手術の後にフェンタニルを抜き取って、隠し持っとったんや。
究極の生産性向上薬やって言うとってん。信じられへんくらい長時間働けて、絶好調やと感じられるんやて。
でも、最終的には裏目に出るんやけどな。
直感に反することやけど、そんなことが起こるとは思えへん。
でも、最初はラッシュを感じるんやな。
俺は几帳面な人間やないけど、オピオイドを使い始めたころは、家を掃除したくなったりしたわ。
全てが所定の位置にあることを確認したくなったんや。
コカインでもそんな感じにならへんような、変なエネルギーをくれたんや。コカインはバラバラになるだけで、集中できる感じにはならへんかってん。
オピオイドは何故かそういう効果があったんやな。
麻酔科医がそんなことするなんて、めちゃくちゃやな。人が死ななかったのが不思議やわ。
正確な投与量を知っとったからやな。
俺が行った治療センターには、たくさんの医者とパイロットがおったわ。
専門職の人が問題起こしたときに送られる転換プログラムみたいなとこやってん。
100日くらいおって、医者やパイロットとめっちゃ仲良くなったわ。
この二つの職業の人間に、俺ら完全に命預けとるやんか。一番信頼せなあかん人たちやのに。
脳外科医がおって、モルヒネ打って葉巻吸うのが一番好きやって言うとったわ。手術の前にな。
めちゃくちゃ心配になるわ。
『フライト』って映画見たやろ。
最近フロリダに飛行機で行ったとき、隣の奴が朝9時くらいから「ダブルティオください」言うて飲み始めたんや。
「おお、そうか」思うてん。ただウォッカ飲んどるだけやな。
1時間くらい経って「何の仕事してんの?」って聞いたら「パイロットです」言うてん。
「えっ、マジか」思ったわ。めちゃくちゃやな。
もっとひどいことが起こらんのが不思議やな。
そうやな。空港や飛行機の中では、社会的な常識とかルールが全部消えてまうみたいやな。
人々は時間に関係なく飲んどるし、全然判断力働かせへんのや。
空港に入ったら、何か変な時空にワープしたみたいになるんやな。
ラスベガスみたいやな。空港は全部ラスベガスや。
そうやな。
でも、エネルギーをくれたとか、コカインは効かへんかったとかいう話...
みんな自分に合う薬物見つけるんやな。俺らは長いことこの世界におるけど、アディクトやアルコール依存症やない人で、これ聞いとる人や見とる人のために...
家族や友達で苦しんどる人がおるかもしれへんし...
ヘビードリンカーとアルコール依存症の違いとか、たまに楽しむ程度の人と薬物中毒者の違いって何やと思う?
ええ質問やな。答えを知っとるのはその本人だけやと思わへん?
自己診断なんやな。
そうや。助けが必要やのに、助けたくても助けられへん人を何人も知っとるやろ。
助けたくない人は助けられへんのや。全て意志の問題なんや。
助けて欲しがっとる人でも、その意志を与えることはできへんのや。変なインセプションみたいなもんやけど。
その人が手を挙げる準備ができるまで、本当に何もできへんのや。
その時まで、無力感を感じるしかないんや。それがめちゃくちゃ残酷なんやけどな。
回復について聞いた中で一番すごいのは、「回復を一番に置いたら、他の全てがうまくいく」っていうことやな。
彼女の共依存症にも当てはまるし、彼にも当てはまる。
彼女は自分の回復を一番に置かなあかんし、彼も自分の回復を一番に置かなあかんのや。
不満足な答えやって分かっとるけど、クソみたいやな。
それがめちゃくちゃ残酷なとこなんや。
でも、もう予言はせえへんようにしとるわ。
この人は絶対ダメや、死ぬに決まっとるって思うた人が、なんとかなって、人生を完全に変えて、すごく生産的で素晴らしい人になるのを見てきたからな。
逆に、めっちゃ頑張っとるやん、ミーティングも行っとるし電話もかけとるしって思うた人が、突然死んでまうこともあるんや。
全部演技やったんやな。
そうや。誰も気づかへんかってん。
俺らの目は完璧に [ __ ] を見抜けるようになっとるはずなのに、まだ俺らよりうまく隠せる人がおるんやな。
さっき話しとった奴のこと言うとるのは、あいつに俺の予想を覆して欲しいからなんや。
うまくいって欲しいんや。また、ショーに近い人が死んで、バカみたいな気分になりたくないんや。
準備しとこうとしとるけど、あいつに俺の予想を覆して欲しいんや。
めちゃくちゃ才能あるし、頭ええし、優しい人やからな。
みんな生きて欲しいし、みんな良くなって欲しい。そして次のアディクトを助けて欲しいんや。
もちろんそうや。
今、お前の回復は日々どんな感じなん?毎日の生活は?
毎朝祈って、寝るときに感謝の言葉を言うんや。
週に2回から4回くらいミーティングに行くし、金曜日にはミーティングを主催しとる。
水曜日にはAAのZoomもやっとる。
スポンサーもおるし、今は二人おるな。
一人は33年くらいやっとる人や。ドライで29年くらいやっとって、離婚しそうになって、またミーティングに来たんや。
電話番号集めとって、俺は「これ俺の番号やけど、多分かけてこーへんやろ。番号渡しても誰もかけてこーへんから」って言うたんや。
そしたらかけてきて、「スポンサーになってくれへんか」って言うてん。
29年やっとる人に対して、俺は5年くらいやったけど、「ええよ」言うてん。
俺より長くやっとる人のスポンサーになるのはめっちゃ得意なんや。
あいつらは自分の [ __ ] をまとめとかなあかんからな。
でも、俺より短い人をステップに連れて行ったことないわ。それはむかつくな。
時間って変なもんやな。
断酒期間は、実際にはどれだけ自分の回復に関わっとるかによるもんやと思う。単なる時間の長さとは違うんや。
時間が経つと、逆効果になることもあるんや。俺もこれを何度も経験しとる。
怠けて、自己満足になって、アクセルから足を離してまうんや。
そしたら性格の欠点がまた出てくるんや。
ちょっと叩かれんと、また関わるようにならへんのやな。
でも、回復を一番に置いたら、他の全てがよくなるんや。
多分、体を鍛えるのと同じやと思う。
今、このアプリ使っとってん。「Couch to 5K」ってやつや。バーモントで5K走らなあかんからな。
走るたびに痛いけど、その日の残りの時間はめっちゃ気分ええんや。
驚くくらいや。お前のこと思い出すわ。フィットな人のこと思い出して、嫉妬するけど、同時に走った後の一日はめっちゃええんや。
回復も全く同じや。
ポッドキャストの前に話しとったけど、お前の回復も直線的やなかったやろ。だからフィットネスの旅も直線的である必要はないんや。
やっとること自体がすごいことやで。
6月で50歳になるんや。
ええタイミングやな。
50歳になったらお前みたいになりたいって思うとってん。リッチ・ロールみたいにな。
俺みたいになりたいとは思わんほうがええで。お前らしくなりたいって思うべきや。
きついとこを乗り越えて、楽しみにできるようになるとこまで行くんや。
そうや。まさにそれや。
ミーティングに行くのも我慢できへんけど、ある日突然「ミーティング行くの楽しみや」ってなるんやな。
100%そうや。
聞いた中で一番ええのは、「どれくらいの期間ミーティングに行かなあかんの?」って聞かれたときの答えや。
ある女性がショーに電話かけてきて、「好きになるまで行くんや」って言うたんや。
みんなにそう言うとるわ。好きになるまで行くんやって。
変な話やけどな。
彼女はトッドの死も予言したんや。ショーでトッドの声を聞いて、死を予言して、6週間後にクリスが死ぬ前に亡くなったんや。
すごいな。みんな生きて、うまくいって欲しいわ。
回復について、面白い例え話を使うとるの聞いたことあるわ。
熱気球を地面につなぎとめるみたいな話やな。覚えとる?
そうやな。俺が風船で、上昇しとって、飛んでいきたくないとしたら、地面につなぎとめるものがいくつあるかって話やと思う。
つなぎとめるものが多いほどええんや。
サービスしとるか、誰かのスポンサーになっとるか、ミーティングに行っとるか、回復を一番に置いとるか、祈っとるか、瞑想しとるか、運動しとるか、次にすべきことをしようとしとるか。
全部がつなぎとめるものになるんや。
これらをやめたら、つなぎとめるものが地面から離れて、風船が飛んでいってまう。
でも、ええ方向やなくてな。飛んでいったら終わりや。
一番好きなアイデアは、逆ストリップポーカーみたいなもんや。
アイデアは覚えてへんけど、たくさんの服を着とかなあかんってことやな。
回復のいろんな要素を服に例えるんや。そうせんと、最後には何も残らへんで、裸で脆弱になってまうんや。
だからいろんなものを重ねていくんや。たくさん重ねるほど、自分のええバージョンから引き離すものに対して強くなれるんや。
つなぎとめるものが多いほど、地に足つけられるってのと同じやな。
できるだけたくさんのバックアップや安全装置があったほうがええんや。
100%そうや。
俺の考えた回復の例え話で一番好きなの聞きたいか?これが一番好きなんや。
湖か水辺に座っとるとするやろ。俺はサフォーク郡のニューヨークで、週に4回くらいビーチのミーティングに行っとるんや。グレート・サウス・ベイってとこや。
アディクトやアルコール依存症の人を、水辺に座っとる人やと考えるんや。
バケツとスポイトを持っとる。バケツをスポイトで満たさなあかんのや。
めっちゃ時間かかるけど、少しずつ満たしていけるんや。
大事なのは、バケツをひっくり返さんことや。時間を大切にせなあかん。スポイトで満たさなあかんけど、最後には満杯になるんや。
そんな感じで俺のプログラム全体を見とるんや。
ええ例えやな。これが一番ええわ。逆ストリップポーカーよりええな。
知っとるわ。知っとるわ。頑張ったんや。
ほな、話せてよかったわ。ここでちょうどええ終わり方やと思うけど、どうや?
ありがとう。呼んでくれて。
やり遂げたんか?
お前が教えてくれ。
もう聞こえへんのやないかって思っとるわ。
マロンみたいなことするわ。気分はどうや?ええ感じか?
そうやな。あれおもろかったわ。
終わった後、「あんまりよくなかったんやないか」って思うてん。
めっちゃ怒ったわ。あいつは気に入ったのに。
空港におって、テキストが来て「どう思う?」って。
俺が「分からへん」って言うたら、「ふざけんな」みたいな感じやってん。
あいつも、プロデューサーも気に入ってくれて、聞いた人みんな好きやってんけど、俺はあんまりよくなかったって思ってもうてん。
俺は好きやったし、今回もよかったと思うで。
お前はどう思う?空港でテキストせなあかんか?
そうやな、テキストした方がええかもな。
よっしゃ、めっちゃよかったわ。気に入ったで、お前。
ありがとう。ニューヨークで会おうな。連絡くれたらええわ。
よっしゃ、ありがとう。クリスのために、トゥードルズやで。
そうやな、クリスのためにな。乾杯。
今日はこれで終わりです。聞いてくれてありがとうございます。今日の会話を楽しんでもらえたらうれしいです。
今日のゲストについてもっと知りたい場合や、話題に出たことに関連するリンクやリソースを見たい場合は、richroll.comのエピソードページをご覧ください。
そこではポッドキャストのアーカイブ全体や、私の本『Finding Ultra』『Voicing Change』『The Plant Power Way』、そしてmeals.richroll.comにあるプラントパワーミールプランナーも見つけることができます。
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最後に、本や食事プランナー、その他の特別オファーに関するポッドキャストの更新情報を受け取りたい場合は、ニュースレターを購読してください。richroll.comの任意のページのフッターで見つけることができます。
今日のショーはJason Celoによって制作・エンジニアリングされました。ポッドキャストのビデオ版はBlake Curtisが制作し、クリエイティブディレクターのDan Drakeが協力しました。
肖像画はDavy Greenbergによるものです。グラフィックとソーシャルメディアのアセットはDaniel Solis提供です。Georgia Wyeのコピーライティングとウェブサイト管理に感謝します。
そしてもちろん、テーマ音楽はTyler Piatt、Trapper Piatt、Harry Mathiesが制作しました。
愛情に感謝し、サポートを大切にします。また近いうちにお会いしましょう。平和、植物、ナマステ。

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