見出し画像

突然の大きな音が怖い

今、私の家の前の細い私道を挟んだお宅で、一人、思いっきり大きな音を立てて車のドアを閉めたり網戸を閉めたりする方がいます。
家の中にいても、家族中ビックリするほどの音です。
私は激しく反応してしまい、今回のお宅にも、大きな音を立て返したりしてしまったことが何度かあります。
そして、ある朝、ゴミ出しの時、その家の前を通ると大きな音で段ボールの箱か何かを蹴るか何かするような音が聞こえました。
私がゴミ出しをする時に、3回連続でその音が聞こえ、私にやっているんだと、私は思いました。
そして、私はゴミ出しも怖くて出来なくなりました。
怖いというのは、その音を聞くこともそうですが、自分が怒りの感情に飲み込まれることも怖いのです。

最近の車はエンジン音がとても小さく、エンジン音は聞こえないのに、突然ものすごく大きい音でドアを閉める音が聞こえてきて、とてもびっくりしてしまうのです。
それが私の場合、怒りにつながってしまい、自分でもそれがとても怖いのです。


私の父親は、とてもワンマンで、わがままで、自己中心的な人でした。
また瞬間湯沸かし器のような人で、いつ怒り出すかわからず、私は小さいころからいつもビクビクしていたように思います。
暴力は振るいませんでしたが、言葉の暴力が激しい人でした。
その父親が、自分が気に入らないことがあると、ドアをとても大きな音を立てて何度も閉める人でした。
だから、私は小さいころから父親が大きな音でドアを閉めると、すぐに(怒っているのか?)とビクビクしていました。

そして、母も、そんな父親に傷ついていたのだと思います。
子供の頃、一番上の子供である私にだけ、「ドアを静かに閉めて!」とことあるごとに強く言いました。
ですから、私はドアの開け閉めには普段から無意識にとても気をつけて閉める癖がついています。

今、私が突然の大きな音を怖く思ったり、それに怒りを感じてしまうのには、両親の影響があると思います。
子供の頃からあったわけではなく、20代頃から、少しずつ、最初は家の中の音、そして段々外からの音を怖く思うようになってきたように思います。

今回も、前回と同じく、ご近所とのトラブルを起こしかねない自分をどうして良いのかわからず、また父親への思いにも苦悩し、病院には諦めの気持ちを持っていた私ですが、もう一度メンタルクリニックを探し始めました。

家から歩いて行けるメンタルクリニックがあり、ダメもとでそこへ行ってみたところ、初回は長く話を聞いて下さり、また一日中眠くて起きていられないような薬は困る、という希望も聞いて下さり、そのクリニックへ通うことになりました。


#ひきこもり #ニート #中高年ひきこもり #ひきこもり当事者

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?