見出し画像

子供の頃。

私は今54歳で、もうすぐ55歳になります。
自分の人生を振り返ってみて、一度もまともだったことがなかったように思います。

幼稚園の頃から、幼稚園へ行くことが嫌いでしたし、小中学校も嫌いでした。勉強もできる方ではなく、運動も苦手でした。
友達づきあいは、女子の中では道化役を演じて、なんとか自分の居場所を作っていました。
男子からはいじめられ、ばい菌扱いが普通、時には暴力も受けました。
でも、いじめられていることは恥ずかしくて親にはずっと言えませんでした。

それが何年か続き、小学6年生の3学期ごろ、学校へ行けなくなりました。
おなかが痛くなったり、頭が痛くなったり。
さすがにおかしいと思った母に根気強く何度も色々聞かれ、とうとういじめられていることを話し、そこから登校拒否が中学まで続きました。

私がパンクするきっかけになったのが、父親とのマンツーマンの勉強だったと思います。
今思うと、もう中学受験には遅い時期だったのではと思いますが、父親が私を中学受験させるため、マンツーマンで勉強を見始めたのです。
私の父は、自分の思い通りにならないと荒れ狂う人だったので、私にとっては父との時間は地獄でした。
答えられないと怒られ、ビクビクしながら勉強していました。
それでも、そのお陰で成績は上がりました。
ただ、家でも学校でも安心できる場所がなく、精神的に限界が来ていたのだと思います。

いじめが明らかになり、両親は学校にかけあってくれました。
明らかになり、と言っても担任は知っていたと思うのですが。
学校が知って問題となり、いじめをした側は表面上謝りましたが、私は学校へ行けなくなりました。

中学へ行っても、私は休みがちで、行っても早退したり、遅刻したりで、なんとかやっと卒業できたという感じでした。

卒業後は、最初は定時制高校へ行ったのですが、馴染めず、退学。
翌年、通信制高校へ入学しなおして、4年のところ6年かけて卒業しました。

そして、中学卒業と同時に、母の知人の雑貨屋さんでアルバイトを始めました。
そこで3年くらいアルバイトをして、その後、20歳くらいまでカメラ屋さんなどでアルバイトしていました。
最後のカメラ屋さんでのアルバイトをやめた後、家に閉じこもりがちになるようになりました。


#ひきこもり #ニート #中高年ひきこもり #ひきこもり当事者


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?