コミケに初めて一般参加した時の思い出

現在30歳の女ですが、オタクなのでコミケには何度か一般参加したことがあります。ちなサークル参加経験はゼロ、死ぬまでに一度はしてみたい。
明日が夏コミ1日目だとか、現在コミケは入場無料でないと友達から聞いて知り、ちょっとびっくりしたとか無理に関連付けながら、人生初めてのコミケ参加を思い出していきます。

前日譚

当時は高校1年でした。ハマってたジャンルは遊戯王。
コミケの存在自体は知っていましたが、中学時代までは参加経験なし。
親からの制約が色々あったというのもありました。
しかし、ある時部活(オタク系とかではない)の後輩と「コミケ?小学生の頃から行ってました、中学入試の年も夏冬両方行きましたよ」「え、同人イベントもきっちり行った上であの入試に受かったんか…」(自分は内部進学組だったので、外部受験組を無条件で尊敬するクセがあった)という会話をし「ほなら今高校生の私が参戦することにまつわる問題点は特にないのでは…?」と思い、親にかけ合いました。
親は付和雷同タイプなので、制約は割と簡単に覆りました。別の条件が付随した状態で。
自分でもよく憶えていないのですが、多分成績関連の条件だったと思います。
そしてその年にコミケに行けたということは、その条件も間違いなくクリアできていたものとも。

準備編

初めての参戦が1人なのは不安だったり寂しかったりというのもあり、当日は数少ない学校のオタク友達に一緒に来てもらい、1日目を一緒に回った後我が家で一泊してもらい、2日目も一緒に行ってもらってから解散という流れを決めました。
当日まではもうワックワク。TDRに誘われた時よりも盛り上がってたかも。
コミケ数日前から父親に大型書店でコミケカタログを買ってきてもらい(今思えばよくあんな重いものを購入し持ち帰ってくれたなぁ、有難い)、pixivもTwitterも無い時代なので、日参していた同人サイトの参戦情報をまとめながらサークルチェックを行なっていました。
自分がハマっていたジャンルの他、過去ハマっていた作品だったり「そんなものもあるの!?」といったジャンルの存在まで認識でき「オタクってこの国にこんなにいたんだ、これだけの人が自分の『好き』を表現したいんだ…」と感動していました。
当時(15年位前?)は今よりもSNSはそこまで発達しておらず、誰でもすぐに見られる場所で「○○が好き!」という主張を一気に多くの人間から認識される場所がそこまで無かったから、なおのこと感動が大きかったのではないかな、と思います。

当日

入場前

そして迎えた当日、母親が気を遣って凍らせた飲み物やらおにぎりやら持たせてくれました。当時は携帯電話を所有していなかったので、母親が2台持っていた内片方の携帯を貸してくれ、友達とのやり取りや待ち合わせにもそれを用いました。
移動手段は横浜駅から出ていたYCAT(国際展示場駅までの直通バス)。ここ10年くらいは使っていませんが、高校生の頃ビッグサイトに行く時はそれなりに使った思い出。やっぱり長いこと座りっぱなしというのは楽で有り難いです。
会場に到着してからはもうとにかく長蛇の列。それまでの人生で多分一番の人混み。圧倒されると同時に「ここにいる人達全員オタクなんだ」と思ったら変に武者震いしたのを今でも思い出します。あの時みたいな感覚、また何かで味わってみたい。

入場後

中に入ったら人、人、とにかく人…外の行列だってあんなに多かったのに中はまた更に多い。そして初めて見るスペース。折りたたみ式のテーブルと椅子、積まれた同人誌とその後ろに佇む描き手の方々。作品の裏には本当に書いてる三次元の人間がいるんだ、とその時に改めて実感しました。プロでもない人があんな綺麗な絵、面白い文章を書いて、それを本にしてくれるなんて…これが買わずにいられるか!
かくしてサークルリストを元に用意してきたお金を握り、順々にサークルを巡りました。当時はただただ興奮していて…細かい情感は残念ながら記憶の奥底にでも隠れてしまったのか、手繰り寄せることは叶いませんでした。
一緒について来てくれた友達も「○○のジャンルのスペースに行きたい!」等申し出てくれたお陰で、会場を広く回ることができました。当時あんなに東行ったり西行ったりできたのは、偏に情熱と若さ故の体力のお陰。今は絶対あんなに動ける自信は、無い。

帰還

帰り道も行きと同様のバスに乗りました。戦果を肩にかついでホックホク気分。
人気サークルの売り切れ等で買えなかったものはあれど、それでも落とし物なく忘れ物なく、自身の身に危険もなく無事に帰れたお陰で、とてもいい思い出になりました。
家族に、友達に大変感謝。

最後に

明日明後日のコミケ、私は参加を見送ります。
でも、初めて参戦される方は良い思い出ができるよう願っています。
勿論初めてでない方にとっても、良い日となりますように。

#コミケ

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