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ハマかぶれ日記216〜ご利益に感謝

 今、名古屋バンテリンドームで行われている横浜ベイスターズと中日ドラゴンズのデーゲームをCSテレビで視ながら、書いている。1回表に4番・牧の久しぶりのツーランホームランで幸先よく先制したと思ったら、1回裏、エース・東の球にあまり切れがなく、3連打で1点返された。2回表で2対1。書き終わるのにいつも、だいたい1時間前後かかっているから、終盤の7、8回には書き終わることになる。その時点の試合内容次第で結句のありようが変わるだろう。さて、どうなることやら。
 昨日は、滅多になく落ち着いた気分で同じカードのナイターをテレビ観戦できた。うまく先制して追加点、さらにダメ押しと理想的な展開。これに先発のジャクソンが7回を3安打1失点で抑える好投で応え、5対1で押し切った。全く危なげのない試合内容だったのだ。
 一昨日の巨人戦など、宮崎のホームランで今季初のサヨナラ勝ちをしたから結果オーライだったものの、3点差あったリードを8回、いったん継投の失敗で追いつかれた時など「一体、ベンチは何をやっとるんだ」と怒り心頭だった。それに比べればパラダイス。しかも、中日から移籍して2年目の京田が3安打2打点と気を吐き、ほっぽり出された古巣に意趣返しするドラマもあり、満足この上ない気分で布団に潜り込めた。
 勝負事を司どる神様が、日常生活でこのところ屈託と泣き言の多い前期高齢者を不憫がり、たまにはいい気分にさせてやろうかと気まぐれを起こしているのかもしれない。野球だけではない。先週、G1レースの宝塚記念で儲けた勢いを駆り、きょうも馬券に手を出したら、小倉競馬場の3歳未勝利馬のレースで出走14頭中13番人気の牝馬「カプシーヌ」が2着に入る穴馬券を的中できた。
 3歳の未勝利といえば、この夏の間に勝たなければ先のない、つまり廃馬され、馬肉になったりする身だ。一所懸命、走っている姿に時々ほろりとする。懐を温かくしてくれた馬券の1着馬は牡馬の「シャカシャカシー」。おそらく関西出身の馬主の「シャカシャカしい!」の叱咤に応えて一所懸命走り、ギリギリのところで未来に繋がるチケットを手に入れたことになる。
 「カプシーヌ」は2着であり、まだチケットを手に入れていない。出走できるレースは多分もう2つか3つ。カプシーヌとはフランス語で、金蓮花(ナスタチウム)のこととか。ネット検索すると、花言葉は「勝利」「困難に打ち勝つ」などとなっている。2着激走を機に一気にチケットをもぎ取って、レース歴に一輪の美しい花を咲かせて欲しい。
 と、ここまで書いて、試合経過を報告する。その後、牧の2打席連続ホームランに桑原の一発まで飛び出して6回表で5対1でリード。まだまだ神様のご利益は継続中のようだ。
 テレビを神棚に見立ててししっかとお礼の手を合わせ、パソコンを閉じることにする。
 
 

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