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実家で過ごしてやっとわかったこと。ただ1人時間が欲しいわけではなかったということ。

事情があり、2日間息子と一緒に私の実家にお世話になった。


日中、私だけではなく他の大人が息子のことをみてくれるという環境はとても過ごしやすい。

自分の実家だから居心地がいいのはもちろんだけど、息子と私の二人だけの時間がないことがどうやら今の私には心地いいみたい。


自分以外の人が息子をかわいいねーって言ってくれる。
これを聞くだけで、「そうやんな、そうやんな!」って鼻息荒くなる。

常に誰かが息子に構っていられる。
起きているときは代わるがわる誰かが息子と遊んでくれるので、息子は起きている間中楽しそう。

自分だけで引き受けなくていい安心感がある。
何かあったときに、自分にすべてが委ねられるという緊張感から解放される。

この緊張感からの解放が本当にありがたかった。

実家は近いので、頻繁に遊びに行っているけど、寝返りを始めて動けるようになった息子との宿泊は初めて。

色々気にするなることが増えて、どうやら私は緊張や不安が増えてきているんだなと実感。


今までは、「本読みたい」「お茶行きたい」とか1人時間がないってことをしきりに夫に訴えていたけど、違ったかも。

1人時間がないということよりも、1人で自分以外の人間の『栄養・水分・睡眠・排泄・衛生・安全・刺激』を担っているということが常に緊張感があり、たまにはその緊張感から解放される時間が欲しいということだったのかも。

だから、今回の宿泊で自分以外の人に『栄養・水分・睡眠・排泄・衛生・安全・刺激』を少しずつ分担してもらえたことで、緊張が和らいだんだと思う。


今回の宿泊がなければ、ただただ夫に「カフェで本読みたい」って行為のみを伝えて続けていたと思う。
もちろん、最終的にやることは同じなのかもしれないけど、なぜそれを求めているのかってところが言葉で説明できるってことは家族である夫との関係にもとても重要なことだと思う。


実家から家に帰ってきて、数時間いつも通り私と息子の時間。

緊張感が和らいでいたから、よけいにピキーンと緊張感が高まってきた気がした。


もっと、のんびりと息子との時間を味わいたい…。修行が足りないな…。


育児中のお母さん・お父さんすごい。
気にすることばかりで緊張感が和らぐ隙もない。
私は実家が近く頼れるところがある。
でも、頼れるところがない人も多くいると思う。

自分が緊張感から解放される時間がないって想像したら………想像しただけで大変だ。

色々と詰まってしまう前に、誰かと緊張感を分け合えますように。


では、また。

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