キラキラは呪い

あなたの幸せを馬鹿みたいにずっと祈ってしまう曲ばかり聴いてる。
君が幸せなら良いな、なんて思いながら。

もっと噛み締めればよかった、

お酒になんて酔ってなければ良かった、
馬鹿だー。

でも、きっとあの林檎のスト缶がなければ昨日はなかったから、何一つ間違いじゃなくて。

一緒に入ったお風呂が狭かったこと、もっともっと狭ければよかった、なんて思うこと。

だいすきだよ、だいすきだよ、死にそうなくらいに大好きだよ

そんなこと考えながら歌う、8ミリフィルム、
呆れちゃうくらい何百回も何千回も聴き続けたのに、全然わかってなかったことだらけだったみたい

地図にペタペタ引いてみたい線の色は、赤しかないなあ
がすっごく痛かった

ずっと、君の才能が欲しかった ちょー好きだったのになばっかり抱きしめてたけど、いまさら、ずっとキラキラ見えてたあの糸が赤じゃなかったことを知った、

しってたけど、ずっとわかってたけど、思い知った。

それでも

だめだ、言葉にならない 言葉にできない

くるしい、くるしい、一つ一つ全てがくるしい、
もう全部が正解で、間違いで、正解で

やっぱり、あなたの虜だけを噛み締めて、桃食べてばかりだった夏が終わって、あきになって、一年が終わる

世界で1番遠い場所にいると思ってた彼と、どうしようもないくらい近くにいれてしまったこと。

だめだ、本当に、心が、

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