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うるう年は4年に1度ではありません!

 こんばんは。
 3n+1の日担当、そすーまんです。
 平年であれば2月は28日まで。次の日は3月1日なので連投になるのですが、今年はうるう年。
 3n+2の日担当のまるちゃんのターンが挟まるんですね。
 いいですね、メモリアライズで。

 ところで、うるう年は4年に1度ではないって知っていましたか?
 私も高校生のときに同級生から聞くまで知りませんでした。
 中学受験でお馴染みの曜日計算でもうるう年は地味な落とし穴として認識しており、「うるう年は4年に1度」で取り組んでいたはずです。

 うるう年について、グレゴリオ暦ではこのように定めています。

① 西暦年号が4の倍数で割り切れる年をうるう年とする。
② 例外として、西暦年号が100で割り切れて、400で割り切れない年は平年とする。

 罠が過ぎますよ!!
 どういうこと!!

 2008年や2024年は①に当てはまるのでうるう年。
 ここまではわかりますよね。

 1900年や2100年は100の倍数なので①の条件を満たすのですが、400では割り切れず②の条件に当てはまってしまうので平年となります。

 以上のことから、4年に1度という認識は誤っているんですね。

 2000年~2400年の400年間を例に考えてみましょう。
 うるう年は400年÷4で100回のチャンスがあります。
 この100回のうち、2100年、2200年、2300年は100の倍数かつ400で割り切れない数字なので平年となります。
 100回のチャンスのうち3回はうるう年に該当しないので97回のうるう年がやってきます。

 これを受けて、うるう年の正しい解釈はこうなります。

 400年に97回


 アニバーサリーな感じだったのが急にややこしくなって、なんかいやですね。

 うるう年でない4の倍数年チャンス、次は2100年です。
 私はきっと生きていないでしょうから、どうでもいいことではあるのですが、できれば観測したいもんですね。

 「うるう年でない4の倍数年」という 無 を観測するのは難しいですが…。

 みなさんも素敵な閏日をお過ごしください。(そ)

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