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がつんと私の心にパンチを受けたと同時に大切なものに気づかされたこと

職場の同期の友だちがいます。
彼女とは30年近いお付き合い。だけど、お互いにそこまでなんでも話をしてきた訳ではなかったんです。

昨年の職場の旅行で一緒になってから、また、若い頃みたいにお互いのことを話したりするようになりました。

彼女は、シングルマザーでその娘さんが独り立ちし、ようやく自分の時間を楽しむことができるようになってきたみたいです。

昨日、その友だちと話をしたとき、すごくガツンとくるものがあって。

それは、彼女の子育てや両親への思いでした。
彼女は、歯に衣着せぬ感じで思ったことをしっかり伝える人です。いいこともそうでないことも。

そんな彼女がこんなに家族を思い、行動しているんだと驚きました。

まず、お母さんにたいして。 
もし、彼女が先にいなくなった場合のことを考えて、電子マネーの使い方を伝授しているとのこと。
これから先、ますます進む電子決済。独りになってしまった場合のことを考えて、家にいれるお金の一部を電子マネーで送り、お母さんに使えるようにしてもらっているんだそう。

そうなんだ~。自分が先に逝くなんか想定してなかった。

人生いつ終わるか分からない。明日が当たり前に来るかどうかなんて、分からない。
そんなことから、自分になにかあっても、不自由なく暮らしていけるようにと考えているみたいです。



離れて暮らす1人娘さんには、連絡を頻繁にとり、いつも心配していることを伝えているそうです。そして、食品や生活用品など、送っているとのこと。
大きくなっても子どもは子ども。
過干渉なぐらいに思われても、見守っているんだよと伝えていると、なにかあったときにも、娘さんの方からSOSを出しやすくなるという考えを聴いて、またまた、ガツーンとパンチされたような衝撃でした。

過干渉と思われても、伝えたいことを伝える。
今の私にすごく響いた、必要な一言でした。

私はといえば、離婚したときに私が1人家を出てしまい、子ども達とは離れて暮らすことになり、引け目に感じていました。(ほんとはもっといろいろ思いがあります。またの機会に)

今、子ども達は学生で家を出たので、それぞれ連絡を取りやすくなりました。
だけど、そこまで頻繁に連絡を取ってはいません。

周りの方は私に気を使って、当たり障りない感じの話をしてくれています。
それはそれで、本当にありがたいことです。
それに甘えていた私もいます。

だけど、一歩踏み込んで、敢えて、子どもの大切さを教えてくれた彼女に、今、心から感謝しています。

また、私が弱気になったら、彼女にガツンと言ってもらおうと思ったのでした。

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