生命現象はアナログなのかディジタルなのか?:情報伝達の重要性を感じた話

0.はじめに
 万が一このnoteをご覧になった方がいれば、その方に向けて記す。このnoteは筆者がふと思ったことを書き記したもので、文章を書く練習用のものだ。根拠のない内容が多々含まれるが、読者の思考の一助となれば幸いだ。

1.生命現象は連続か離散か?
 工学系の学生として生命現象について考えた時、「生命現象は連続なのか離散なのか?」という疑問を覚えることが多い。量子力学的には確率分布に従って存在している人間およびその他の生物はあたかも連続的に存在しているように思える。一方、ニューロンによる脳内の情報伝達システムやDNAによる情報伝達の本質は離散的に感じる。このように、生命は離散的な側面と連続的な側面を兼ね備えているように思える。

2.情報伝達の重要性
 このような観点からアナログ→ディジタル、ディジタル→アナログのような変換が重要なように思える。しかし、実用上はアナログ、ディジタルの区別に囚われず、正確に情報伝達を行うことの重要性を感じた。私は研究の一環で心電図の計測を行ったことがあるが、その際に計測を正確に行うことの難しさをひしひしと感じた。小さな計測の乱れが、アナログ→ディジタルの変換を行うことによって生じる以上の、計測結果から得られる知識的な損失を引き起こしたのである。DNAの複製メカニズムにも誤りを修復する機能があるように、実用上はディジタル信号とアナログ信号の違いよりもいかに正確に情報を読み取るかが重要だと感じた。

3.まとめ
 アナログとディジタルの双対的な性質から、ディジタル信号のサンプリング周波数を上げることで、アナログについての理解を極限まで高めることができると考える。(サンプリングの定理) 従って、重要なのは、ディジタル信号をいかに正確に処理するかということだと学ばされた。

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