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日本最高レート歌舞伎町で1番強い20代と呼ばれるまで。のストーリー⑥30-40代との激辛セットにお呼ばれしたので行ってみた。

みなさまどうも
最強の20代、きなぴよです。
最近声をかけていただくことが、
本当に多いです。
恥ずかしいですが、
続編を待っているとお声がけいただくので、
ちょっとだけ。

本編

8月に入った。

結局7月単体では+639,100p

目標に向けて順調に勝てている。

その一方で、麻雀が作業になりつつあることに少し飽き飽きしてきていた。

常に最善の選択ができる自分は、
いわゆる「マシーン」化していた。
そんな繊細な場況読みができるマシーンに、
枚数差を覆す研ぎ澄まされた直感、
といった人間的な部分も加わっている。

どんなに理不尽なめくりあいに
負けてもブレることがない。


そう。俺はKINAGAだ。


俺の選択が全て正解になる。
正解にさせる。それくらいミスがない。

そんなこんなで7月のある日。
いつものようにフリーを打っていると、
唯一この界隈で連絡先を交換している方
(以下 仲介君)
から興味深い連絡が来た。

内容は

「フリーで毎月平均500,000pほど勝ってる人がいるからセットしないか?」

というものだった。

基本的に最近は、
なるべくセットをしないようにしていた。

理由は主に2つだ。

①つめは

基本的に強いものが弱い人を誘って金を巻き上げる奴、
いわばアニメ版のジャイアンみたいな奴にはなるなという両親からの教えがあったからだ。

言わずもがな俺は本当に麻雀が強い。

それこそここ1.2年は自分の界隈のセットは自ら誘ってなかった。
ピントンを始めた頃は、
みんな筆者のことを
「運だけ、太すぎ、バカヅキ」
という言葉で片付けるので、

実力を分からせるために、
自ら誘ったりもしてセットをしていたが、
約2年で2,000,000p勝ち、
みんなが俺を認めたころからセットは基本やらないようにしていた。(自ら誘うのをやめた)

もちろんメンツが面白いし
内輪ノリが好きなので、
みんながやりたければ行くけどって感じだか、
身内でやり合ってもというスタンスになってしまったので、あまりガチでやることは無くなった。


②つめは

フリーの方が懸賞があるので、稼げるからだ。
筆者は「生活を豊かにするため」に 
麻雀をしているので、ノーレートやテンゴ、 と言ったレートでは打つことはない。
同じレートのセットでもフリーの方が還元率があると思っている。

そんなこんなでセットから遠ざかり、
フリーでも毎回行けば勝つという、
いわば退屈な麻雀生活を送っていたタイミングでのお誘い。

俺もついに声がかかるレベルになったなと。
このまま行ったら
悪の組織の代打ちスカウトもあるかもしれない。
なんてことを想像しながら、二つ返事でOKをした。

メンツは、その方以外の方も自分が知ってる中ではかなり辛めの2人が来るとのことで、ものすごくワクワクした。

ただ、ぶっちゃけ話、
どうせ筆者が勝ち、帰り際に
「やっぱきなぴよは強いなー」
と言われ、
自分が気遣って
「ツイてただけです、、」
このお決まりのセリフを言って帰るんだろうな。。。

と思いながら日程調整を仲介君とする。

正直ここ最近「強い」と言われた時の返しが難しいことに気づいた。
もちろん嬉しいのだけれども、
(嬉しいよ!)

もうこれを言われることにも少し飽きてきた。
「今日は本当、めっちゃツイてます」
この返しが1番イイ。
「ツキすぎてなんでもあがれます」
この2つのレパートリーで
あと2〜3ヶ月はやり過ごすつもりだ。

ただ筆者が言われて
心から嬉しかったことは
同世代で唯一強いと思うSさんに、
「どのルールでも強いですね」
と仰っていただいた時は、
顔が喜びのあまり綻んでしまった。

いまの俺にはこの言葉が効果的面だ。
読者は覚えておいた方がいい。
(若干甘い牌が出やすくなるかもしれない。笑)


セットの日程は、
金土日はフリーで稼ぐ(金土日の方が本業な)ので、平日の夜にしてもらうように要請した。


日程は7月最終日の月曜日に決まった。

日程が決まってから、この会の重みを考えた。
20代代表として鉄強軍団と戦うわけで、
集中力が散漫な仕事終わりに
行ってイイものなのかと。

本気で挑むなら、
有給をとってフリーて麻雀脳にした状態で
打つのが最善だということで、
会社でもトップセールスの俺は有給を取得した。


7月最終日までにフリー収支で過去最高額を更新した俺からすれば、久しぶりにプライドのみを賭けるセットとなった。


レートは行きつけ店の1/2
セット時間は約4時間ほど。

鉄強セットが始まった。

まず始まって数局ほどで分かったこと。
噂には聞いていたが、ジャンゴロさんが明らかに辛い。
というか全員辛い。

1人でも、ぬるま湯君がいれば鳴けるだろう仕掛けが長引く。といえ仕掛けないとスピードが間に合わない。

そんなこんなでトップが取れない展開が続いた
3回戦(確か)
大きなミスを犯す。

2着目の東2か3 点況 割とフラット

下家のジャンゴロさんが役牌を鳴き、
8巡目に
2ソーを手出しした。

下家河には6ソーが2枚切られている。
かつ場況はソーズがかなり安い。

そんな中、対面が切る3ソーをポン
手出し②ピン

明らかにおかしい。


次順⑦ピンが通る。

カン③からの待ち変えでもない。


明らかにおかしい。


ソーズターツの方が絶対に鳴ける。
そんなことは誰もが分かりきっている中での
2ソー先打ちの3ソーのポン。

筆者は最終手番でチートイで張った。

切り出すのは7ソーか⑨ピン

⑦ピンは3枚しか見えてない。

そんな中、河に捨てられている下家の2枚の
6ソーを頼りに
ワシは7ソーを切った。


切ってから我に帰る。。




2度受けだ。。。


無情にも

3,900は5,400の3枚。

③③56 五六七 333 中中中

この7ソーを打った瞬間に
顔から火が出るほど恥ずかしかった。


同卓者の2人は場況から見て、
待ちをほぼ一点で読めていたはず。
いつもなら⑨を打ち、「ビタ♪ビター」って煽る
こんな基礎的なミスをする自分に腹が立った


麻雀の神様はこんな暴牌をする奴に、
微笑むことはない。

結果。。



0-3-3-6

ノートップで終了した。
屈辱的だった。
-38kp

ほぼ1人負けだ。。
セットで1人負けなんて2年前の1回だけだ。


その日は24時間麻雀を打って
麻雀脳にした状態でセットにいった。
万全な状態でのタコ負け

本来眠いはずなのに、悔しくて寝付けなかった。


悔しさと同時に
俺自身はぬるま湯君にあやかり、
勝っていただけの奴なのでは。
と危機感を覚えた。

このままでは俺が養分になる日が来てしまう。

帰り際、ツイてなかったよね、、、と皆様に
声をかけていただいたが、
実際は全く違う。

あきらかに実力だった。

全12回戦の動画があるので欲しい方は
仲介君に連絡してみてください。

※余談です。
読者の方には申し訳ございませんが、
基本的に当方はセットの受入れはしておりません。
誘ってくれた仲介君への信頼と
今回の同卓者の方の辛さを確認した上での参加をしております。
誰でも彼でも2つ返事でセット参加のOKをするほど暇ではありません。。
誰とは言いませんが、ドンジャラ麻雀打つような人、特にです。お断りです。笑


あまり影響力は無いと思いますが、
本当に界隈で有名になっていると聞くので、、
当方と同卓したい方は新宿の東風フリーに足を運んでいただけますと幸いです。

※最強の20代を決めるセットがあれば参加するかもです。


今回での収穫は
上には上がいると見つめ直せたこと。


そして何より、、、




自分から誘えるセットができたこと。


これに尽きる。


まずはジャンゴロと認められるレベルの
月のアベレージ500,000pを目標に
精進したい。
(土日だけとはいえ、毎月+200,000ほどでイキってたの恥ずい)


そのセット中に、今は新橋がアツイという情報を入手したので、次回はその感想でもツラツラと書こうかなと思う。


8月は夏休みもちょこちょことりながら
鬼のフリー通い企画でもしよーかな。
KINAGAは独身なので離婚の心配はございません。
次回は夏休みフリー鬼打ち日記をお楽しみに。


書くかはわかりませんが。ではまた。

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