日本最高レート歌舞伎町で1番強い20代と呼ばれるまで。のストーリー①自己紹介も兼ねて
はじめまして。きなぴよです。
めんどくさいのでこっからは日記的な感じでダラダラ書こうと思う。
自分は26歳サラリーマンだ。正直量産型だ。どこにでもいる。悪く言えば平凡、よく言えば気楽な人生を送ってる。会社や大学の仲間と週2.3飲んで、雀荘にこれまた同じく週2.3通ってという生活をかれこれ5年やっている。
ただ後者に関しての自分を詳しく知るものは家族含めて誰1人もいないだろう。もちろん雀荘の店員や麻雀メンツはその一面を知っているだろうけど、やはりプライベートで遊ぶ仲間からしたら歌舞伎町日本最高レートで麻雀を打つ自分の姿は想像できないと思う。いわば「怪人二重面相」だ
著:江戸川乱歩
それこそ自分は誰でも想像できそうなレールで人生を歩んできたつもりだが、どうやって二重面相になったか津々浦々書くことにする。
麻雀をしたことがない人からすると非現実的世界だと思うし、正直引かれないか心配だ。ただどうせこのコラム?エッセイ?は麻雀好きな顔も見たことない人が読むだろうからガンガン書いていきたい。大前提お金が絡む話なので沙汰にするとかはマジ勘弁。って前提で書いていく。あとこのエッセイは自己欲求の塊そのものなので、バチクソ自慢しまくるのでそれが当たり前だと思ってみてほしい。逆に清々しくて気持ち良くなってくれればいいと思ってるし、自分の文才をもってすれば余裕だと正直思ってるしNoteで金稼げると思って始めてる。まあ金稼ぐのは大変だろうから努力してみるけど。
自分が麻雀に出会ったのは確か大学2年の冬頃だと思う。友達の家で手積みをして飯代を賭けるといった可愛いゲームの一種だった。元々ギャンブルは大好きだった自分は頭脳ゲームといった点とギャンブル感覚が堪らずハマるまで時間は必要なかった。
ちなみに自分は高校大学一貫校だが偏差値はまあまあいい。地頭も生まれつきよかったし、頭脳ゲームというか算数計、大富豪とかそういうトランプゲーム含め数字に強かった。だからこそこのゲームは自分にはもってこいだった。
その日を境に麻雀が打ちたくてたまらない体になってしまったが麻雀は4人でやるものなのでなかなかメンツがすぐに集まらず次回開催日は2週間後となる。それには納得出来ず、片っ端から知り合いに連絡をしてみる。大学2年生男は大体麻雀にハマるもんで意外にもメンツは簡単に集まった。
それからというもの週2.3でメンツを集め開催する日々が続く。数字に強い自分と反して周りのレベルも初心者が多かったので毎回勝っていた。公には言わないけどバイト4.5時間レベルはしっかり浮いてたんじゃと思う。というかタコ負けした記憶がない。
そんな日々とは裏腹に単位はフル単。就活もサークルウェイウェイライフも順調だった。バイトもパンケーキ専門店で唯一のホールの男としてバイトしてクローズ後に可愛い人達と飲みいったり、彼女もいた。いわば「クズ系カリスマ」だったのかもしれない。
ただそんな中でももちろん優先度は麻雀にあった。元々めんどくさがりな自分はメンツ調整もだるくなってきた頃、フリー雀荘という存在を大学3年生の夏に知ることになる。
きっかけはインターン。3日限定の内定ファストパスがもらえて金ももらえる会社が開催するインターンに来ていた高田馬場にあるw稲田大学(以下w)のa君。
自分が麻雀が好きと自己紹介すると食いついてきて、wで1番強いと豪語してくる。
メンツを集めてくれるらしくインターンの帰りかどっかで卓を囲んだ。
勿論自分が圧勝。当時の自分は今と比べると相当弱いと思うけど学生麻雀なんてそんなもんだ。ある程度頭いいやつが勝つ。その日の終わり、a君が実はフリー雀荘でバイトをしてるとのことで、この後フリー雀荘に行こうと誘ってきた。
少しドキドキしながら当時確か新宿の最低レートの動物園雀荘でフリー雀荘デビューを飾る。
知らない人は動物園、麻雀で検索してほしい。
いざ卓に座ると緊張で手が震えてくる。点数計算もロクに出来ないため発声も遅くなると言った負のスパイラルになって歯が立たなかった。
最低レートなのに3kくらいは負けたのかなってかんじ、あんま覚えてないけど。
お店を出た瞬間、世界が煌めいていた。こんなおもろい世界が世の中にあったんだと。当時友達と卓を囲む時は勝ち続けるため、なんか勝ちすぎてもな、って気持ちはどこかにあったんだと思う。
それから毎日が休日の大学生の自分は、バイト数を減らして時間を作り、飲み会前までは雀荘に籠り飲み会の時間が来たら店を出る生活をしていた。同時に1社目の内定を得る。(経団連ではないけど給与も良い大手。平均年収800万とかやな)
麻雀と飲みに明け暮れてたけど、大学3年レベルではないプレゼンを当時の役員の前で披露。結果内定ファストパスを獲得。独創的な思想が売りだけど、やっぱ学生時代ってそういうプレゼンが1番ウケがいいよなって思う。
ここで自分の人生の転換期が訪れていた。と今思うし、ただ後悔は一切ない。何故なら自分はどこでもやっていけるからだ。(どっかで社会人日記もダラダラ書く予定だからお楽しみに)
内定をもらった自分はその他気になる2〜3社のみをエントリーすることにして、雀荘に籠り出す生活を決意。そこからは周りは就活となるため、たまにある就活病み飲みと、リクラブ目当てのベンチャー1dayインターンを交互に繰り返す以外は雀荘にいた。
ベンチャー1dayインターンの余談だが、やはり応募社は早慶MARCH以上はおらず、聞いたことない大学メンバーが多い。自分はインターン自体は真面目にやりますもんで、男女2:2のグループが割り当てられたもんなら、MARCHのくせに学歴イキリを存分に発揮しまわしにまわす。
意見言いたそうな寡黙な女性がいれば、瞬時に察知し優しくパスを出してあげて肯定しながら肉付けをしていく。否定をしない司会者。そりゃハンティングされるよなって思うし、グルディス(グループディスカッション)界の川越シェフと言われるのも納得。どんなお題でもなんでも調理することができることからつけられた異名である。
麻雀が強くなりたいのは金とプライドなのだろうが、当時のベンチャー乗り込みイキリ散らかし行為を見てても、プライドというか褒められたいだけだったのだろうと思うし、いい経験だったと思う。麻雀に関しては自分を弱いと思ってる奴はことごとくボッコボコにしてきたし、こういう秘めた想いは大切にしたい。
つまり今はグルディスイキリ散らかしはしたいと思わないからある意味良かった。大人になった。
何文字が丁度いいのか分からんが、そろそろ3,000字いきそうなので一旦終わる。
タイトルまで辿りつくのにエピソード○までいくんやろなこれ。
ではまた。
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