気をつかっているつもりで、実は嫌われたくないのだ。
よくある話。
こうしようと決めたことがある。
ふたりで話し合って。けれど、それには第三者がいて、そういえば常識ではこうだから、こう決めたけど、あの人はどう思っているんだろう。
わたしはこーゆー考え方に弱い。すぐに最初に決めたことよりも、あとからフッと教えられたそんな感情というものの方がだいじに感じてしまう。
たいてい、あとから出た気持ちはネガティヴで、こー思ってるんじゃないか、だってあのときこーだったし、と過去を持ち出して決定的な理由付けをする。
ほんとは最初の考えがすきだし、そうしたい。だって、最初はそう思ったんだし。しかし、そのネガティヴ感情はどんどんふくれあがって、そうしなければ人としてダメみたいな気持ちになる。
さいごには、そうよ、そうよ、わたしはこんなに気を遣える人なのよ、だからじぶんの気持ちは抑えて、あの人に合わせるわ。だって、わたしは相手のことを考えられる人だから。
もうここまできたら手がつけられない。確かめもせずにそれが事実になっている。
昨日、まさにそんなできごとがあった。わたしはネガティヴ感情にのみ込まれ、ダメ押しで主人から相手に確認してもらったところ、相手はきょとん。え?どうしてそう思ったの?!って。
じぶんのアタマで考えるのってむずかしい。こーしなければ、あーしなければ私はダメな子だといつもレッテルを貼っていたから、嫌われたくなくて、正しい方を選ぼうとするからこーなる。
人の気持ちなんて、たしかめてみなくちゃわからない。今まで35年間、「ぜったいにそうだわ!」プンプン!と一人相撲をどれだけしていたかと思うと元カレや友達に申し訳なくなってきた。
そう、人の気持ちなんてわからない。わたしの気持ちも相手にはわからない。だから、すきなようにやったらいいんだ。
目の前でヤダ!スキ!をはっきり示されたときだけ、それに反応したらいいんだから。嫌われるのを恐れて、気を遣えるいい子ちゃんを演じるのは、もうやめた。
あー
つっかれたーぁ
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おべんと、とかとか。
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