HAPPY BIRTHDAY158 『112日間のママ』
3月17日 金
ずっと気になっていた本だった。おそらく発売当初から知っていたはずなのに、読んだのは一年以上後の今日だった。
このnoteを書き始めたのはもちろん、娘が生まれたから。今日は何時に起きた、うんちを何回した、機嫌が悪かった、おふろで泣いた、ミルクをはいた、2時間泣き続けた、人の顔をじっと見つめるようになった、足をあげた、声を出して笑うようになった、、、大人にとっては当たり前で取り立てることもないことが、娘にとっては一大事。
それに気づかせてくれた娘にありがとうの気持ちを込めて、毎日「おめでとう」て言いたい。退院後、実家でまだフラつく体で娘の寝息を聞きながら「毎日誕生日だね」て思った。それがタイトル。
奈緒さんの気持ちをカンタンにわかろうとはしない。できない。だけど、愛する人の子どもを産めるありがたさだけは、わかる。きっと思っていたはず。
112日間、もちろんママだったけど、愛する人の子どもを産んだ妻でもあった。夫婦がお互いを思いやって、考えて、悩んで、涙して、うなづいて、笑顔になろうとする姿が思い浮かぶ。
この本をずっと手に取れなかったのは、母になったありがたさと、夫への感謝を忘れがちだったから。最後まで一気に読めた私は、すこし強く、素直になっている。ありがとうございます。
ありがとうございます! ひきつづき、情熱をもって執筆がんばりますね!