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電波を売る時代?NTT が世界発で成功させたブロックチェーンx Wifiの実証実験?
太陽光発電で電気が売れるように、自宅や企業にあるWifi機器で電波が売れる時代が来るかもしれません。
NTTが先日発表した記事によると、ブロックチェーンを用いた個人間の無線アクセス共用技術の実証実験を実施し、世界で初めて成功したと書かれています。以下は原文のサイト。
なんか文章読んでもピンと来ないかもしれませんね。
以下に、私なりの要約をしてみます。
📡趣旨
📙無線の使用量は年々増加しており2030年には、今の80倍になるらしい。
予想外に凄く増える感じがする。
📕増大するアクセスを受け入れるリソース(機械とか場所)は絶対足らなくなる。
繋がらない問題とか、遅い問題とか発生。
4G5Gとか基地局とかの今の仕組みを強化するだけじゃ膨大なコストがかかってしまうらしいです。
📗じゃあ、自宅や会社のWifi機器をみんなが使えるようにしましょう!
持ち主には使わせてもらった分の対価を払ってくれるようです。
要はこういう事なのですが、これだけじゃあ問題アリアリですよね。
😩そんな事をしたらセキュリティとか全然ダメじゃん。情報勝手に見られたり、ウイルスとか入れられたり怖いわ。
😤出先でコンビニとかのアクセスポイントあるけど、いちいち接続しないといけないし、繋がっても無茶苦茶遅いから使えねーよ。それと同じ事にならねぇ?
こんな声が挙がりそうです。
でもNTTはweb3のブロックチェーンを
使ってこれらの問題を解決したようです。
📡ブロックチェーンによる問題解決
ブロックチェーンの特徴である、自立分散、匿名性、透明性を活用し、上記の問題を解決します。
いくら問題が解決したと言っても自宅のWifi機器に誰でも自由に入れちゃうって抵抗を感じないですか?
私はこんなイメージをしてみました。
💡Wifi機器の中の一部をNTTさんに管理してもらう
💡そこにブロックチェーンが繋がっているので匿名性・透明性が確保されている。(セキュリティの担保)
💡他者が接続するのはこのNTTの管理領域と接続するので、自分とは関係がないし、自分の端末にアクセスされる事はない。(セグメント)
💡機械の一部をNTTさんに貸したようなものだからその対価をもらう(WaveToEarn?)
こう考えると私は納得です😊
実際はどのような形になるかは分かりませんが、実用レベルになるとこれに近い感じにはなるかなと思っています。
また、いちいち接続めんどくせ問題と4Gよりも遅いんでね問題についてはこう解釈しました。
💡ブロックチェーンの自立分散性を活かして端末からどこに接続するかを選択する事なく、勝手に良いところを探して接続してくれる。
💡ブロックチェーンの透明性を活かしていつどこに繋いでどのくらいのパフォーマンスがあるかの情報を全ての機械で共有できるので常にベストな接続環境が得られる。
コンビニに行ったらアクセスポイントに繋いでみたいな概念が無くなり、どこにいてもいい所があったら4G5Gから共用Wifiに勝手に切り替わってくれるイメージをしています。
パケ台が気になる人は、速度を少し犠牲にしてでもWifiを優先みたいな設定が出来たり…😀
📡考察
気になるポイントをまとめます。
🤔今の料金体系がどうなるのか?
パケ料下がる?
別途サービス利用手数料がいる?
報酬は円?トークン?相殺あり?税金は?
🤔衛星通信(スターリンクなど)とのシェア?
将来的に、衛星→端末が直接接続できちゃえばシェアは持ってかれてしまう?
衛星と繋がったWifi機器を共用化して協力的関係になる?
協力はせずにずっと競争し合う?
🤔どのチェーンが採用されるか
NTTが持っている(または今後作る)独自チェーン
Ethereum(実験でPoaを用いた)
Ethereum傘下のL2を独自開発
トランザクションが高速な既成のL1
トランザクションが高速な既成のEth傘下のL2(個人的にはAStar推し😏)
このあたりが気になるところです。
まだ実験段階なので実装されるのはかなり先かもしれません。今の技術革新のスピードを考えても別の新しい技術が出来るかも知れませんし、それらが組み合わせて全く違う形のものになるかも知れません。
なので、このあたりの疑問は今後の動向を追っていきたいところですね。
とにかく世の中がより便利により豊かになる将来を希望します。
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