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皆伝合格までにやった練習

ビートマニアの話。

昨日、まぐれながらも皆伝に合格した。一度皆伝に受かったならば次回作以降も維持したいもの。しかしながら僕が飽き性であることもあり、次回作まで地力を維持できる自信もない。来年の自分のために、今回皆伝合格につながったと思われる直近の練習内容を書き出しておく。


サマリ

  • 目線に気をつけたら地力が上がって皆伝いけた

  • エレクリのイージーノックが効いた


前提

これから皆伝合格に至った練習内容を書いていくが、今回の自分のケースと読者(次回作の自分を想定)とでスタート地点が違いすぎると後述の内容も身にならないと思うので書いておく。

半月前に皆伝を受けて不合格になったときの自分はこんな感じ。

  • 皆伝は卑弥呼で落ちる

    • 1回目の低速以降低空飛行を続けていたが、最後の低速直前でFAILED

    • 灼熱までは補正が入りつつも抜けられる

  • 段位曲に限らず、☆12になると判定がSLOWだらけになる

    • 天空とかは Fast:300 / Slow:600 とかになってた

      • これが目線が下がってたってことだと思う

  • エレクリ、Sigmundなどのノック曲(後述)は、譜面が外れない限りはイージーゲージがぎりぎり維持できる(ゲージが地を這わない)

    • 曲目は自分のイージーがつきそうでつかない曲で読み替えてよさそう


皆伝合格の直接要因:目線コントロール

今回の皆伝合格で「これができるようになったから合格したな」と思ったことがある。目線維持である。
目線の話は多くのプレイヤーがすでに言及している内容だが、自分の場合は結局そこに帰結した。

一口に目線維持といっても、大事だったことはふたつある。

1. 目線が下がってきた時のカバー

要は目線降下に対する暫定対処
目線は下がってしまうものだと思って、下がってSLOW量産し始めたときにむりやりにでも矯正することが大事だった。
やり方は単純で、SLOW量産機になったと気づいたら次のノーツをリズム度外視で速攻押して矯正する。早く押そうという気持ちだけだと高BPM曲だと特に全然追いつかないので、むりやり矯正する。ノーツがスカスカなら一瞬目をつむって視界をリセットする。BADハマりした場合は一瞬鍵盤を押すのをやめる。
これらを実現するには自分がSLOW量産機になっていることに気づかないといけないので、判定に少し気にするようにことも含まれる。
この目線降下への暫定対処の重要性は、エレクリのノック(後述)を経て気づいた。

2. 局所的難所で意地でも目線を下げない

要は目線降下に対する根本対処。
これは案外気持ちの問題でいける。局所難が来るときに「死んでも目線を下げてやるものか」と思いながらプレイする。下に見送ったノーツを頭で深追いしなくても、自分の手が勝手に処理してくれると思い込む。この気持ちの持ちようだけで意外と目線降下が減った。そして自分の手も意外と勝手に処理してくれる。
この目線降下への根本対処の重要性は、Sigmundやp†pのノック(後述)を経て気づいた。


練習内容:高BPMな地力S曲のランダムノック

自分の場合、皆伝に合格できたコツは最終的に前述の目線の話に帰結した。この目線問題は高速曲のEASYノックを続けているうちに気づけた内容である。この「EASYゲージでひたすらやる」というのが目線問題克服のいい練習になっていた気がする。おそらく目線問題とは別の側面でもいい練習になっていたのだと思う。

ひたすらやった曲目

EASYノックということで、未イージーのBPM180以上の曲をランダムでとにかくやった。EASYできなくてなくていいからステップアップモードの復習フォルダでとにかく何度もやった。自分の場合、地力Sになるととたんにイージーできないものだらけだったので、曲目はこんな感じ。

  • エレクリ

  • Sigmund

  • Carmina

  • コンフィ

  • p†p (BPMはちと遅めだけど)

個人的に特にやったし効果があったと思うのはエレクリ。もともとは早すぎて死ぬほど疲れるイメージがあり嫌いだったけど、やってるうちに思ったより戦えるようになってきて楽しかったのもあり、一日3回以上は必ずやった。なお、惜しいところまでいくことはしばしばあれど、まだEASYはできてない。

前述の目線の話と絡めると、主にエレクリ、Carmina、コンフィは目線降下の対症療法(むりやり矯正)の練習になっていた気がする。一方Sigmund、p†pは目線降下の根本対処(局所難でブレない)の練習になっていた気がする。

曲目としては黒ペンもよさそうだと思ったが、自分の場合は黒ペンはまだ難しすぎて練習にならなそうだったので、あまりやらなかった。逆に言うと前述の曲目はなんかそのうちイージーつきそうな曲だったのでたくさんやった。


その他、気をつけていたこと

EASYノックする上で注意することや、練習とは直接関係ないがなんとなく気をつけてた雑多なことを書く。

皆伝に執着しない

逆説としてよく言われているやつ。具体的に意識すべきは次の3点。

1つめ、皆伝を受験しすぎない。
調子がいいと欲を出して受験しがち。
何度も受験するデメリットは、ちまたで言う「譜面にクセがつく」という問題もそうだし、メンタル面でも負けグセがつく気がする。思い出したときに受けるくらいがちょうどいい。確かに挑戦段階では合否に運の要素もある気がするが、受かるときに受かるもんだ。
自分の場合は一ヶ月に一回とかルールを決めてた。

2つめ、皆伝曲自体もあんまりやらない。
皆伝曲をランダムオプションでとにかくやるのがおすすめという人もたくさんいる。が、自分の場合はマッチしなかった。卑弥呼をランダムでとにかくプレイしていた時期があったが、全然うまくできずミスカウントが一行に減らずで、上達するより先に心が折れてしまった。

3つめ、皆伝合格を目標にしない。
前述の卑弥呼ノックで皆伝を諦めた自分は、地力アップ、新規ランプを増やすのを目的に練習していた。だからこそ前述のイージーノックをしました。が、それくらい皆伝を意識しないほうが精神衛生上ラクでした。
完全に気持ちの問題ですが、たなぼたくらいのほうが皆伝は受かりやすい気がする。
皆伝だと課題曲4曲がすべてだけど、新規ランプはもう少し詰める曲の選択肢が増えるのもあり、モチベ維持には良い。

ビートマニアをやる日を増やす

分かりきったことだが、やっぱり毎日プレイするのはでかい。
自分の場合は毎日とまではいかないが、2日に一回は時間をとるように調整した。(音ゲー以外のつながりの知り合いには怒られそうだが)

なお自分の場合は、発狂BMSは代用にならなかった
高頻度でゲーセンに行くのが現実的でないと思い、BMSで地力アップを頑張った時期があったが、個人的にはあまり効果的ではなかった。
なぜなら、自分の地力が伸びない理由が前述の目線問題だったからである。

ビートマニアとBMSでは判定ロジックが異なる。目線が下がることによるSLOW量産人間の場合、BMSだとミスが出ないがビートマニアだとBADハマりが多いというケースが多々起きる。
このBADハマりを防ぐにはやはりビートマニアで練習するしかないなと思い、自分はゲーセンに行く時間を捻出する方針にシフトした。

なお、BMS(おらじゃを想定)で練習する場合、判定幅をビートマニアに合わせて調整することをおすすめする。詳細説明は割愛。

オプションはランダムでやる

正規のほうが見やすくて、ランプを狙う意味では正規やミラーを選びたくなる曲もそこそこある。が、ぐっと我慢してランダムでノックしたほうが練習になった。

スコアは一旦度外視する

スコアと両立しての地力上げは自分には出来なかった。スコア狙いは最初の数クレぐらいにして、☆12の練習ではスコアを考えないことにしていた。

発狂用に判定を変えない(オートアジャストを使わない)

目線降下の問題で、自分は発狂になるとSlowが出がちだった。では、判定ライン側を下げればいいのでは?
結果としては、判定ラインを下げないのが正解だった。

目線降下の場合、オートアジャストをしても無限に判定ラインが下がっていく。また判定ラインを下げたところで、それに慣れた上で目線が下がれば判定ラインが下がっていく。(自分でも何言ってるか分かってない)

根本的に直すべきは目線の高さを維持できないことなので、結果としてはオートアジャストはしないほうがよかった。自分は単発の時も☆12のときも判定ラインを変えないようにしていた。(-3.10と値はもとからかなり下だけど)。

なお、これはもともと「判定を変えないほうがいい」という友達のアドバイスを深く考えず盲目に従っていただけだが、今思うと目線降下問題の観点から変えないのが正解ってことだったんだなと思う。

HARD狙いをやりすぎない

HARDゲージでのプレイは独特な緊張感があるし、EASYランプの狙える曲が無くなってくるとHARDにハマりがち。自分はここ数年ずっとそうでした。

しかしながら地力上げとなると、EASYやノマゲのほうがよい。
地力が上がるのは難所をさばいている時だけど、ハードゲージだとその肝心な難所の途中で落ち、難所をプレイする時間が短くなるから。また選曲もEASYやノマゲで選曲する曲よりHARDが狙える簡単な曲になりがち。

HARD狙いばかりに夢中になるのにはご用心。


以上、すごい量のなぐり書きになった。

内容によっては意見の違う人もたくさんいるんじゃないかと思うし、他の人にも通ずる内容ではない気がするけど、一応書き通した自分えらい。

この記事が来年の自分にも役に立つといいな。
でも、この記事を読み返さずとも皆伝を維持できていたら最高だ。


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