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ブライドルレザー記録①

去年の3月に使い始めたお財布の経年記録をつけていきたいと思う。

今回のお財布を買う前は、ミニマムなお財布を愛用していた。

育休中にゲッターズ飯田さんの占いにハマり、財布は長財布で緑や黒のものがいいと聞いて、
仕事復帰の節目にお財布を買い換えることに。

私はあまりゴツいのが好きではなく、スリムなものが好み。
過去に使った長財布だと、MARGARET HOWELL ideaの 「ホーサ」というモデルが
中の小銭部分にチャックがなく分厚さを抑えていて、しかもコの字ではなくてL字ファスナーで天才的だった!

さて、そんな私が第一候補として向かったのがイルビゾンテ。2店舗回って手に取ったものの、しっくり来ず。
シボがあまり好みではないなと思ったのと、
緑は明るく、かと言って黒は紳士的すぎる…そして様々な作りのものがあるけれど、これでカードがもっと入ればなぁ…これはシンプル過ぎて物足りない…という複雑な悩み。

そして、通りかかった革のお店に入って見たりするものの、やはりしっくり来ず…
インターネットで見たけど予算少しオーバーやなぁと思っていた土屋鞄へ足を踏み入れるのです。

1階にはレディースモデル。明るい綺麗な色のもの、革を組紐のようにしたモチーフが付いている物など。しかし、私が求めているのはこれではない。もっとシンプルで、シックな物。
イメージを伝えると、2階を案内してもらい、そこにはかっこいいシリーズのものたち。なんなら、先客のおじ様もカッコ良い…。革は応えてくれるという話をしていた、たぶん(笑)

深緑で、艶が出る…ここでまさに理想的なものに出会う。
ブライドルレザーとコードバン。どちらも初耳。
コードバンは、ツヤッツヤ。薄いガラスを纏ったような表面。超好み…!!しかし、明らかに予算オーバー。
ブライドルレザーは、ブルームという白いものが表面に現れているので、初めは独特な見た目?をしているが、これが馴染んで艶になってゆくとのこと。そして、乗馬で使えるぐらい丈夫にする加工なため、シミなどもできにくくタフな革だということ(ズボラには重要ポイント)。

ブライドルレザー愛好家には怒られるかもしれないが私は早くツヤツヤになってほしいので、ブルームの少ないものを選択。
購入を決めるまでのかなり長い時間、一度も買わせようというセールストークはせず、決めるにあたっての悩みをじっくりと何度も聞いてくれた、かわいらしくて穏やかな店員さん。脱帽です。

そして、階段を降りる前に通りすがったヌメ革の鞄…素敵だった。忘れられない…(すでに虜)。

さて、こうして手に入れたブライドルレザーのお財布。気まぐれですが、お手入れするごとに経過を残していきたいと思います。

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